表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青の音  作者: n n舌
1/2

前編

私が読んで楽しいものなので、優しい目で見てください。


青い。


ただ青い。深い海のように濃く、快晴の空のように清々しい青。

景色じゃない、音だ。


知らない音。なんの音だろう。

音がする方に歩いていく

壁、

そこで立ち止まって聞き続けると、時が止まったように感じる。自分の呼吸音までもうるさくなって息を止めた。


音がとまる。


近くにあるドアに手をかけて思い切り引いた。勢い良く開いて大きな音がしたてしまった。


「わぁ、びっくりした!真優じゃん、どうしたの?」


華がいる。ここは吹部が使っている部屋らしい。他にも数人、楽器を持った人がいた。


「ねえ華。今の音、なんの音?」

「クラリネットだよ。これ」


そう言って、華は持っていた楽器を見せてくれる。黒い艶のあるまっすぐな形の楽器だった。綺麗…

吹いてならす楽器のようだ。なら、誰が吹いたんだろう。華かな?


「今のは、華が吹いたの?」

「うん、そうだよ。それがどうしたの?」


ああ、やっぱりそうらしい。もう一度聞けないだろうか、


「もう一回吹いてくれない?」


「部長!続きやらないの?」

「あー、やろうか。ごめん真優、今は無理だね」


曲の途中だったのか。それでも無理だと聞いて、悲しくなった。耳の奥に残った音を思い出す。


青の音が聞きたい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ