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腐ったミカンの有用性
こんばんは、三ヶ月です。
今日もまた来てしまいました。
舞台にヒールは必要である。
その演目にとって、ひとつの原動力になる。
例えば全員が全員、傷つけることや傷つくことを恐れる人間だったとする。そこにはぬるま湯のような心地よさはあるが、安心感がありすぎて、成長はあまり期待できない。
そこでヒールの出番である。傷つけることはあまり良いことではないが、それでも敵意や努力によって生産や工夫がなされる。人間誰しも、同じようなことで傷つきたくないからだ。
しかし、ヒールになるのはそれ相応に覚悟がいる。常に敵意にさらされていると、本当に人が信用できなくなる。裏を返せば、村人Cでも、ヒールにとってはたった一人のヒロインになりうるということだ。
読んでくれてありがとうございます。
またいつか、お会いしましょう。