誤字チェックによるお勉強が嬉しい
BBAは小説を外で、尚且つスマホではあまり読まない。
小説を読む時は大体が自宅、そしてパソコンの前にどっしりと腰を落ち着かせて読んでいる。
右手の傍にお菓子、左手の傍には飲み物。この状態が最高だ。読みながらお菓子をつまむ、これほどの至福の時間が他にあるだろうか。
そんなBBAは自宅で小説を読む際、パソコンのメモ帳を開いている。
読みながら「感想やレビューを書く時に入れよう」と思うことや、感じたままをメモしていきたいからだ。
そして、誤字があった際に作家さんに報告をするためである。
更に外で読むと、どうしても『ながら作業』になってしまい、折角の小説の内容があまり頭に入ってきてくれない。BBAは一度に二つのことを出来ないのだ。若者を羨ましく思う。
誤字は、どれほど読み直してもどうしても出てしまうものだと思っている。
余談だが、BBAは先日新連載を始めた。
その際に何度も読み直しをした筈が、いざ投稿したものを見てみると漢字変換がおかしかったり、誤字があったりする。見落としはどうしても出てしまうものだ。
あれほど何度も読み直したのに、必ず誤字と言う憎い敵は存在している。「フヒヒ、ワイ誤字やで」と言わんばかりに鎮座している。
脱線したが、流石に一話の中で何十個も誤字が見つかるのであれば「投稿前に一回自分で読んでみませんか」と言いたくはなるが、BBAは自分に出来る範囲でこっそりとサポートが出来ればそれだけで嬉しい。
そのため、誤字をメモして後で作家さんにこっそりとメッセージで報告をするのだ。
この誤字報告は、BBAにとっても非常にお得なのである。
小説を読んでいると「これは誤変換なのかな?」と思う漢字に衝突することが結構ある。
例えば『活を入れる』だ。
BBAはこれまでの人生の中で『喝を入れる』という言葉にはよく出逢ってきた。故に『活』は誤字なのだろうかと調べてみたのだ。
すると、これまで当たり前のように信じてきたものが音を立てて崩壊していくのを感じた。
『喝を入れる』
こちらの方が誤用だと言うことを知ったのである。正しくは『活を入れる』だったのだ。
よく少年漫画などで「喝ッ!」と大声を張り上げている厳ついオッサンなどを見たことはないだろうか。それ故に『喝を入れる』と勝手に記憶していたのかもしれない。
正しい使い方を、BBAは恥ずかしながらこの歳で知ったのだ。お前はいくつなのか? それは知っても得することはないと思うので割愛させて頂きたい。
このように、誤字をメモすることは勉強にもなるのである。
こうして覚えた漢字や意味は、余程のことがない限り忘れたりはしない。普通に読んでいて勉強になることも多く、誤字チェックで更に勉強にもなる。
だからBBAは寧ろこう言いたい。いつもありがとうございます。
誤字報告で作家さんが喜び、BBAは勉強になって喜ぶ。
これはとても素敵な形ではなかろうか。
そんな風に、BBAは今後もパソコンの前でお菓子をつまみながら真面目に、尚且つ楽しく読ませて頂こうと思う。
だが、あまりにも誤字報告が多い場合は今一度、投稿前に自分で読み直しをしても良いかもしれない。
と言いながら、BBAは感想欄やレビューでよく誤字る、盛大に誤字る。大変申し訳なく思っております……反省。