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パピー

結局、昨日はなんだかんだ言いながらまた、はしゃぎすぎて疲れてしまった。

本当は今日からまた色々試したり、何かしらしようとしていたのだが、2日連続ではしゃいだので今日こそ、本当に今日はグダろう。


*


今日も、いい天気だな~何て思いながらベッド上で一人はしゃいでいたのだが、気付けばもう窓の外は夕日の色で染まっていた。

ふう、今日はちゃんと計画通り休憩をはさめたな!

あとはご飯(授乳)を終えれば寝るだけで今日はおわr


「ω*ИВМЁЩХВ*ЛПхфутмёеж

(アリスー!俺の愛しの息子はどこだー!!!!)」


と男のとても大きな声が聞こえてきた。

神は俺に安らぎの何もない普通の1日さえ与えてくれないようだ。

多分、今まであまり気にしていなかったがこの声の主は、俺の母親であるアリスの夫。

つまり、俺の父親だ。


「цжкнЯЫЮПМажУШ

(あらもう、やっと仕事が終わったのね。アスたんは、2階よ。)」


と、母親がなにか言うと同時に


ダダダダダダダダダ


と、とてつもない速さで階段を上る音と共に


「ПжнЯЫкеёмт

(アストラルーーーー!!!!)」


と言う叫び声が聞こえ、少し不安になってきた。


ガチャバタン

ガチャバタン

ガチャバタン


や、ヤバイ!やつがこの部屋へ少しずつ近づいてくる!

どうする!俺!

ま、なにも、待つことしかできないんだけどね。

そしてついに


ガチャバt


えっ、そこ閉めるの!?と驚く俺と扉の間から見える優男の視線が-----------


「кПаПеУЫжЫМеЫШё

(うおおおおおーーーー!!アストラルよーー!すまないー!!

うおおおおおーーーー!!かわいーーー!!)」


お、おう。と興奮しながらもまだ、赤ちゃんの俺に謝ってきた父親に対し、驚きながらもここまで俺の事を思ってくれている、という事に感謝の意を感じていた。

そんな、俺を父親は興奮しながらも、とてつもなく自然にとても大きくゴツゴツした手で俺を抱き上げた父親は、


「ЫШМмЯтМкнШмМУжЫП-ЯкШ

(うおおおおおーーーー!!ありがとおーーーー!!!アリスゥーーーー!!!)」


となにがなんだかわからないうちに、号泣していた。


*


その後も結構な時間泣いていた父親を、いつの間にか部屋にいた母親に宥められようやく感情が落ち着いたのか、今では終始満面の笑みを浮かべながら俺と遊んでいる。

とても夫婦円満な家族の元に生まれて、恵まれているんだな、俺、としっかりと自覚した。

これをきに、俺は絶対この二人に親孝行しようと心にきめた。




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