お外
一昨日の初ブクマありがとうございますm(__)m
まだ一万字も越えてないのに、読んでもらえてるなんて感謝感激雨あられでございます。
これからも(受験シーズンですが)それなりの頻度で(休憩として)最初はやろうと思っているのでよろしくお願いいたします。
昨日は気持ちが高ぶり過ぎて、流石に疲れてしまったようだ。
今日は、本当にやる気が出てこない。
ちょっと今日は1日だらだら赤ちゃん生活を楽しむとしよう。
*
はあ~、今日は本当にいい~天気だな~。
ベットの上から動く気もしない、まあ、普通に動けないんだけどね。
にしても、もうそろそろ外が見てみたい。
よし母親を呼ぼう!
「あーーーーうーーーーー!!!」
バタバタバタガチャ
「ЯемоздХПχω?ωЗНДАЗ?ЦЖρφσ?
(はいはい、どうちましたか~?どうちたの?お腹がちゅいたの?)」
やはりまだ、言葉はわからないが、俺は窓の方へ腕を向け
「あうあうー!」
と、言ってみた。すると
「〓∧∠ΨΠΙθξЖИЕφιАЖφ
(あら!ママの言ったことがわかったんでちゅか?いいこでちゅね~!外が見たいんでちゅか?)」
そう言っているのを聞いて、わからなかったが多分理解してもらえたのだろうと思いとりあえず
「あう!」
と言って、うなずいておく。
そして
「ЖЕ∠ΠθΠЕ∠Ψ〓πι〓∠ξφ
(あぁ、やっぱり私の言ってることが分かっているんだわ!いや、これが親子の絆と言うものなのかしら!いや、そんなことどちらでもいいわ!やっぱり、あの人との子供だからとても賢いのだわ!さあ、アトラスちゃん!いくわよ~!!)」
と、訳のわからない言葉でしゃべりまくったな~、と思ったやさき。
俺を抱えてくるくる回りながら、ドアを開けその部屋を後にした。
ちょ、目が、酔う。
*
そうして、少し目を回しながら階段を降り(俺のいた部屋は2階だったらしい)
長い廊下を歩いていき(部屋がめちゃめちゃあった、少なくとも右側だけで5部屋も)
ようやく玄関をでて、外に出た。
日光が眩しく、目がなれるまで目をつぶっていた、俺がそこで目にしたのは
人だ
人と言ってもみんなが予想しているであろう、町を行き交う10人20人じゃあ事足りない。
四方八方(後ろまでは見えないけど)
人、人、人、だ。
どこを見ても人しかいない、少し過剰表現じゃないかと思ったのだが、もうなぜ人が歩けているのかが、わからないほど人が充満している。
前世の世界でも、ここまでの混雑は見たことがない。
と言うか何故俺は、こんなにも人が行き交っており、尚且つ、うるさく感じるほどの音量があるのにも関わらず、外に人がいることに一切気づかなかったのだろうか?と呆然とする俺を見てかは、わからないが、母親は、
「эыфоЮЦЬЫХаЩЁЕωИПОМχχωБОХЛЛВ
(すごいでしょ~!ここはこの大陸一の市場なの、ここでは港もあって、他の大陸のものも揃ってるのよ!そしてこの家はね、と言うより、この筋沿いの家は防音の障壁が張ってあって、そこらの家とはちがうよ!ま、これも旦那様がいてこそ、なんだけどね。って誰に説明してるのかちらね~、アスたんは、まだわからないのにね~)」
と何かを言い終わると同時に、俺の頭をなで始めた。
まあ、ちゃんと言葉を覚えて、また機会があれば聞くことにしよう。
*
そしてその人だかりによって生じる騒音に、少々嫌気が差してきた頃
俺の顔に不満が出ていたのか
「БЛИОЩПχЁИаМ
(ちょっと、ここはうるちゃいでちゅよね、はやく中に戻りまちょうね~)」
と言ってドアを開け、家の中に入ると同時に、外の騒音は一切聞こえなくなった。
それと同時に
「χХВОχЕωПЁОЩаХВЕωЕωаχ
(今日はちゅかれたでしょうから、いつもより早めに寝ましょね~)」
と言われ、そくささと部屋に戻りベッドに寝かされ母親は子守唄であろうものをうたいだし、それに誘われるがまま、やっぱり疲れていたのだろうか、すぐに寝てしまった。