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驚き

最後の方は別視点です。なんか書いてると終わりがみえそうになかったので、中途半端なとこで終わってます、ウッス!

 やっと話の終わりがみえてきたころに、襲ってきた眠気に逆らいきれず、俺はずっと寝ていたのだが。


「え?は!?えぇぇぇーーーーーー!?」


 という祭司の叫び声で俺は飛び起きた。

 すぐそばで待っていた両親も驚いた様子で、


「なに!?どうしたの!?」


「なんだ!?」


 と、驚いている。

 それにしても、祭司さんは一体どうして急に叫び出したんだろう?と思い祭司の方をみると。


 固まっている?


 めちゃくちゃかわいい。

 じゃなくて、ビックリしすぎて声が届いていないみたいだ。


 え?鑑定とかバレたかな?


 とか思っていると、どうかしたのか速く教えてほしい両親は、その祭司のひとを揺すっている。

 やっと、正気を取り戻したのかようやく目の焦点が定まったように思える。

 しかし、やはりまだ先ほどのがおを引いているようで、まだ頭の整理がおいつかないようだ。


 *


 そして、ようやく頭の整理がついたようで、やっと、結果が見えるようだ。


「奥様、旦那様、どうか落ち着いてお聞きください。」


 そこで一旦区切る。

 両親の唾を飲む音が聞こえる。


「な、なんと。」


 なっなんと?

 ゴクッ

 俺も唾を飲む


「なんとですね。」


 まだか、はやく教えてくれ!



「魔術系統すべてと戦闘系統すべてさらに、その他色々生産系統のいくつかを除く全ての技能が取得可能です!」


 ・・・・・・・


 な、なんだ?

 この沈黙はすごくないのか?


「なんだ、そんなことですか?」


「そこまで、驚くようなことじゃないじゃない。」


 と、両親が言った。

 それに対し祭司の女性は


「は?えっ?え??」


 と、困惑してしまっている。


「私たちの子供なんだから、そんなの当たり前よ。

 ねぇ?あなた?」


「そうだぞ。あんまりビックリさせないで下さいよ、祭司さん」


 と、まあ、そんな嬉しいことを言わないで下さいよ~。

 ヘヘヘッ照れるじゃないですか~。

 と、そんな俺達家族を見て


「何を言ってるんですか!?

 魔術系統すべてと戦闘系統すべてですよ!!!

 あり得ないじゃないですか!!

 すべて、す・べ・て・ですよ!?」


 と、めちゃめちゃ騒ぎ立てている。

 うるさいなぁ、別に親がそれでいいならいいじゃないか。

 ねぇ?


「別にあり得ないと言うことはないですよ?

 だって僕は戦闘系統すべて、の才能はあるって子供のころ言われましたよ?今は剣しかつかってないけども」


「私は魔術系統すべての才能はあるっていわれましたよ。

 なら、その二人の子なんだから、何でもできると言われても納得できるでしょ?ね?」


「ま、まあ、道理としてはとおってますけども、、、それでもです!!それでもすごすぎます!!」


 いや~、そこまで誉められるともう骨抜きだよ~。

 エヘヘヘへ~


「よし!じゃっ、ステータスチェックも終わったことだし帰ろうか」


「そうね、まだパーティーの準備もしなきゃだしね。」


 とめんどくさくなったのか、騒ぎ立てている祭司を途中から相手にせずそのままホクホク顔で家に帰った。


 *


 途中から相手にされなくなってしまったので諦めて元の位置に戻った祭司は


「あの子!将来が楽しみだわ!それにしてもあの親二人も戦闘系統すべてと魔術系統すべてなんてめったに居ないのにさも当然かのように話しているのをみると、あの二人もとてもすごいのね!もしかしたら騎士と宮廷魔術師なのかしらねぇ?」


 と言いながらまた、祭壇に伏せて寝る体勢になろうとしていた。


 ペシッ


「ほら、起きなさい!何また寝ようとしてるのよ!」


 とさっき昼を済ましてきたであろう同僚がおこしてきた。


「も~、痛いじゃない。別にさっきはしゃぎ疲れたんだから別にいいでしょ?」


 とまた寝る体勢に入ろうとすると


「ダメ!ちゃんと仕事しなさい。いくら優秀だろうと、まだ残ってるんでしょ?ほら、ここは任せてやっときなさい」


 といったちょっとした茶番があった。



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