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第7話母(後半)

昨日出す予定でしたが時間の都合で出せませんでした。

その代わり今日は3話出す予定です。

回想(キト視点 昨日後半)


家に帰った後、案の定母は死ぬほど怖い顔をしていた

…(獣っぽい声も聞こえていたような)


だが母は僕がドアを開けかけた瞬間すぐに黙ってしまった。


後ろのカルロたちを見たからだろうか…?




うちの母は怒りっぽいが家族以外には当たりが丁寧な人である。

…いや、そう振る舞っているだけかもしれないが


だからこそカルロを見た時に正気を取り戻したのだろう。


決して強い冒険者?のカルロたちに怯んだわけではない。


お客様のカルロたちに怯んだのである。




(ドアを開けた後)

「ただいま」

僕は怯んでいる母に声をかけながら家に入る。


それに続いてカルロたち突風(ガスト)のメンバーも

「お邪魔します」

と家に入って行った。


「あら、おかえりなさい」

母は怒らなかった。

やはり母にお客様効果は強い


だが母は怒りの逃しきれなかったのか少し僕を睨んでいた。

…まぁでも流石に僕が遅れているから仕方あるまい




そんな感じで僕は家に上がり、家の古くなったソファーに座ってカルロたちとおしゃべりをしていた。




「ご飯が出来たわよ」

母が僕たちを呼ぶ。



いつも母が料理を作り、僕はそれをテーブルに運ぶことを手伝う。


今日も大まかその通りだった。

運ぶ量がいつもの6倍くらいあった以外は……


まぁでもお母さんはもう平常心を取り戻しているようだ。

…よかった。




その後僕たちはカルロたちとご飯を食べた。

いつもスカスカなうちのテーブルは今日皿で埋まっていた。

いつもの食事に比べて豪華でおいしかった。


カルロたちはよく食べた僕が一皿料理を食べている間に2〜3皿食べていた。

……冒険者はよく食べる。


ちなみ自慢ではないが母は料理がうまい

この町のお店よりも断然うまいと言ったら分かるだろうか

これにはカルロたちも

「これはうまい」とか「毎日食べたいと言っていた」


冒険者は人によっては依頼が終わるまでずっと保存食ってこともある。

カルロたちは今日外のお店で食べるつもりだったようだが、

うちで夕食のほうが絶対いいだろう。




ご飯を食べた後はカルロたちより先に風呂に入って寝た。


風呂は本来は貴族が使うものなのでうちの風呂は狭い。

だがやっぱり体をお湯で流せるとさっぱりする。

お風呂は格別である。


今日は結局怒られなかった。

明日はついにあそこにいくことが出来るかもしれない

楽しみだ…。

間違えがあったら報告お願いします。

この作品が良いと思った方はよければ下の星で評価お願いします。

(追記)

お気づきかもしれませんが話数を算用数字にすることにしました。

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