表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/62

第60話剣術大会本戦 第五学年第8試合•技術面(間話)

今回も短めです。

少し遅れました。


話は続く…。

「そういえばさっきの事だけど、剣だけで勝ちたかった以外にも技術面で無理なところがあったわ。」

「エマさんの件ですね。技術面ですか…?」

「ええ。例えば…あなたもやったからわかると思うけど、剣に魔法を込めるって繊細じゃない?」

「はい。」

確かにそうである。

準決勝の時に剣に魔力を込めるのは大変だった。

僕の時は剣に魔力を込めるってより、纏うだったから比較的使いやすかったが、さらにそれを片腕だけ、剣を含めないほんの一部に集約するアリアの技はさらにとても難しいだろう。


アリアが続けて言う。

「それに剣と魔法を同時に操るのも神経質にならない?」

「わかります。」

確かにこれは神経質になる。

例えばアリアの場合、剣と魔法を同時に使うとなると、通常の戦闘意識で、腕の方向、力加減、速度を無意識下で制御しているのに加えて、風魔法方向、風魔法の力加減、風魔法速度を意識して戦わなければいけない。


この魔法の制御が無意識下で行えばいいのだが、大抵の人間は行い慣れていなくアリアや僕に関してもそれは難しい。

しかも魔法は事象として発動する人間、意識が消えた際に効力をすぐ失うため魔力からは基本意識を離せない。

これらの要因が僕らを神経質にするのだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ