第39話剣術大会•治癒
アリアが胸を左斜め上から切りつけようとする。
咄嗟に剣で受けようとするが、受けきれず、右腕の前腕が深く切りつけられる。
「くっ」
血が噴き出てくるが、気にせず、反撃でアリアの胸を左から右に横に薙ぐ。
アリアの反応は早く剣は浅くしか切れなかった。
しかも胴を付けているからダメージはほとんどないだろう。
「やっ」
やはりすぐに反撃に出てきた。
その攻撃で鈍っていた右腕が肘で分断し、そのままバランスを崩して剣を落とした左腕も肘から切り落とされる。
そのまま剣を僕の首筋に当てる。
「降参」
剣が首から離され、アリアの左の鞘に収まった。
負けた。
「はい、これで大丈夫よ。
でも、予行演習と言ってもあまり激しいことはしちゃダメよ」
保険科の先生が右腕と左腕をくっつけてくれた。
あの後切り落とされた右腕と左腕はアリアが持ってきたタオルで包んでくれ、そのままアリアによって保険科の研究室まで持ってかれたのだ。
まず最初に両腕がない(というか分断された)僕を、その次に切り落とされた両腕を見た先生はとても驚いていたが、流石に軍人だけあってすぐに平常人に戻り腕を繋げてくれた。
ちなみにアストレア第3平民学校軍事部の先生はみんな軍人だ。
そんなわけで腕を繋げてもらってまた校舎裏にもどり、今度は木剣で打ち合いをする。
剣術大会が始まるギリギリまで剣で打ち合った。
今回は10回やったうち8回負けた。
アリアはやはり強い、自分も毎日鍛錬しているが、アリア自身も相当しているのか、戦績は変わらない。
10回やった時にちょうど鐘が鳴ったので、荷物を持って校庭へ向かう。
剣術大会が始まる。
短いです。
後で追加するかもしれません。




