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第16話洞窟(生還)

遅くなりました。

本日は1話投稿です。

カルロ、レン、サラの攻撃の後、ゼロ、ユミルも次々に攻撃するが、やはりゴブリンスマートの剣はパキッっと折れた。


そこまでするとカルロたち突風(ガスト)のメンバーもゴブリンスマートたちもしばらく驚きすぎて上の空だったが、

少し経ってカルロたちが先に意識を取り戻したようだ。


「よし、とにかく剣を折れ!」

カルロが突風(ガスト)のメンバーに呼びかける。

流石カルロだ。

自分たちの優位性を瞬時に理解している。


それにレンたち他の突風(ガスト)のメンバーも

「「「「おおぅ!」」」」

と元気よく叫ぶ。

さっきまで死ぬ気で戦っている感じだったがもう全員とも

元気で本調子のようだ。


よし。ではちゃちゃっと片をつけて帰ろう。


ちなみに僕はこれからすることはない。

僕の使う火魔法は剣を折りにくいからね。

あとはカルロたちに任せた。




(しばらくした後)

よし、帰るぞ


すでにカルロたちは洞窟の入り口の方へ歩いている。

もうすでにゴブリンスマートたちは追い払ったのだ。



先程のカルロたちの活躍はすごかった。


カルロは大剣を振り回し、たくさんのゴブリンスマートを餌食にしながら剣を一振りで一気に叩き割り、


レンは短剣で怯んだゴブリンスマートの剣を速さで次々狙っていく。


ゼロは盾を捨てる形で投げ剣を叩き割りながら、ランスでゴブリンスマートたちを吹き飛ばす。


サラは下級氷魔法氷球(アイス•ボール)を高速で発射し、ゴブリンスマートたちの剣を効率よく狙っていく。


ユミルは矢弓で剣を狙いながら、カルロたちから逃げようとするゴブリンスマートを足止めする。


こんな感じでカルロたちはほとんどのゴブリンスマートの剣を破壊し、彼らを撤退させた。

さらに逃げるゴブリンスマートたちをさらに追いかけて、殺すフリまでした。

ここまでやったらしばらくはゴブリンスマートたちも立ち直れないだろう。

勝つ状況になったらそれを確固としておくのは流石だ。


そしてその後僕たちは傷の手当てをして今に至る。

やはりカルロは左肩、ゼロは両手、レンは右腕の二の腕に傷を負っていた。

ゼロは大盾を持ちレンは後衛だったからカルロが1番傷が深い。

……それでよくあれだけ動けたなぁ


ちなみに直接出血が見えなかった、サラ、ユミルは目立った傷は見えなかった。

少しサラが魔力を使いすぎて、眠そうだっただけかな。


多分サラの魔法を恐れてゴブリンスマートたちが距離を取ったからだろう。

冒険者なのだから仕方ないがカルロたちに比べて華奢なサラ、ユミルが怪我を負うのは心にくるからね。



まぁとにかく帰ろう。

カルロたちも疲れているだろうし。

もうカルロたちは入り口付近のはずだ。



あ、なんか止まってる。

「頑張った分、頂かないとな」

カルロたちはまた魔絋晶を集めている。


まだまだカルロたちは元気なようだ。

ここまで戻ってこれて本当によかった。

一度はもう帰らないと思ってしまったからね。


「おい坊主、助けろ」

カルロが僕に声をかける。

彼らがついてきてくれて良かった。

ついに洞窟編終わりです。

明日からは発明編?になります。


誤字、脱字があったら報告お願いします。

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