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第14話洞窟(用意)

本日2話目です。

レンさん!生きて帰れるかもしれません。

顔を上げて、レンに声をかける。

それにレンも

「本当か、どうするんだ。」とすぐに返事をする。


説明は後です、レンさんたちはまだ動けますか?

「ああ、で説め…まだ動ける」



レンは作戦を聞きたいようだったがすぐ我慢してくれた。

今は説明する時間はない。

必要な行動をこなしてもらうしかないんだ。


「で、何をすればいいんだ?」

では、サラさん、ユミルさんのヘイトを無くしてくれませんか?

「お、おぅ」

明らかに弱気になって返事をする。

まぁ、今の数でも辛いだろうし、さらにそれが3倍になったらたまったもんじゃないよな。

でもそれでも返事してくれるのはうれしい。


もちろん僕は彼1人でヘイトを全部集めて欲しいわけではない。


カルロさん!ゼロさん!

カルロとゼロにも声を掛ける。

2人ともすぐに僕の方を向く。

彼らもレンと同じように一瞬ギョッと驚いていたが、

レンと同じような感じで特に何も言わずにこっちを見る。


レンさん!

ぼうっとしていたレンさんに声をかける。

では、お願いします。

「あ、ああ。まかせてっす」

レンが僕の目線の先にあるカルロ、ゼロを見て返事をする。

口調が元に戻ってきている、調子が戻ってきたようだ。




よし次はサラたちだ。

カルロ、ゼロ、レンがヘイトを集めをしているため、ゴブリンスマートたちがこっちにどんどん集まってきている。

早く行かなきゃ。



走っているとときどき、ゴブリンスマートが間近にくるな。

でもこれくらいなら避けられるぞ。




よし、サラたちの真後ろまできた。


ちなみに普通のパーティならカルロ、ゼロが前衛、レンが中衛、ユミル、サラが後衛になる。

だけどこの洞窟が広くゴブリンスマートたちの数が多いからカルロとゼロが前衛、レンが後衛とサラが前衛、ユミルが後衛の2チームに分かれて戦っている。


そんなわけでサラたちのもとに行くのに時間がかかった。

サラさん、ユミルさん。

2人に声をかける。

その声に2人は驚きながらもすこしほっとしたような表情をしていた。

性格の違いなのかカルロたちに比べて反応が鈍かったな。

まぁ…それはどうでもいい


サラさんは上級氷魔法超冷却(ハイ•クール)は打てますか?

前置きはいい。時間がないからね。

………

黙ってサラが少し周りを見渡す。

「使える。どこに撃つ?」

サラも状況がわかったのかすぐに先に進んでくれる。

…ありがたい。

ではカルロさんたちに集まっているゴブリンスマートたちに撃ってください。タイミングは僕が合図してからです。



次はユミルだ。

ユミルさん。

ユミルさんは背中のバックに入っている、魔絋晶を出して、僕が合図したらカルロさんたちの近くのゴブリンスマートの真上に投げてください。できますか?

ユミルにも指示を出す。

ユミルも特に何も聞かずに「わかったわ」と言う。

助かる。



ちなみにユミルはこのパーティのアイテム持ち運び担当なのか、今日、カルロたちが回収した鉱物は彼女のバックの中にある。

他のメンバーも鉱物を持っていないわけではないが、彼女が圧倒的にたくさんもっているので彼女に頼んだ。


普段だったらこんなことに魔絋晶は使いたくないが命の方が大切なのは変わりないからね。


まぁとにかく用意はできた。

いざ反撃開始だ。


ここまでお読みいただきありがとうございます。


今日、もう1話投稿するので、ぜひお読みください。


誤字、脱字があったら、報告お願いします。

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