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詩全集3

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作者: 那須茄子

順風満帆な毎日じゃない

私がいることは忘れ去られた

小さな世界で

今日も身を狭くして

飛び交う電波を

勝手に受信している


いつもの交差点は

らりるれろが占領して

向こうをぼかしていた

白く染まりだした花も

これじゃ陽の目浴びれないな

ひこうき雲は降参かも


追いかけられたら

走るよね

消えちゃう前に

余所見して二の舞踏んじゃうよね


遠回りした

四コマで終わるには

だいぶ端折りすぎている

暇はあるのに

どうしてかできないな

多分同士がいないから


ひとり置き去り

"いつの間にか"はそう簡単に流れてくれな

時は恐ろしいほど足並み揃える

ゆっくりそろり

けろけろり

もう愛おしかった

下校中だった



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