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思ったことを書いてみた  作者: よぎそーと


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そういや火縄銃の利点て誰でも使える事だよなあ、とか思っただけのこと

 思いつきをうろ覚えの情報などをもとにしてまとめたもの。

 ここに書かれてる情報は、あくまでそういう話を聞いたような気がする、という程度のものでしかない。

 実際にはどうであったのかは正確な資料をあたってもらいたい。

 あくまで、こういった情報が正しいなら、という考えでやっている。

 間違っても考察なんてたいそうなもんじゃない。

 まあ、今更なんだろうけど。

 とっくに誰もが気づいてる事なんだろうけど。

 でも、あらためて書いておきたいなあと思ったので。

 そんな、どうしようもない話だ。



 火縄銃と弓だと、射撃性能は弓が勝るという話しをどこかで聞いた事がある。

 それでもなんで火縄銃が普及したのかという事をだらだらと考えてみた。

 そんで、火縄銃と弓の利点と欠点を思いつく限り並べてみて思ったのが題名。

 まだしも火縄銃の方が扱いやすいよなあ、と思った。

 なので、その理由とかをだらだらと書いていこうと思う。

 そんなのとっくに分かってる事だろうとか言わないように。



 まず性能を比べてみると、どうも火縄銃よりは長弓の方が優れてるようではある。

 射程が、長弓で400メートルだったかな?

 火縄銃は100メートルだっただろうか?

 このあたり実際はどうなのか分からない。

 分からないけどそんな話しを聞いた。

 まあ、とりあえずこういう差があるという事にしておく。



 あと、連射性能。

 あるいは速射性能。

 これは長弓の方が優れてると聞いた。

 どのくらい差があるのか分からないが、火縄銃よりは弓の方が上だと聞く。

 まあ、火縄銃の弾込めは訓練した人で20秒とは聞く。

 弓はそれよりは早く装填して次の射撃にうつれるのだろう。



 命中率は何とも言えない。

 火縄銃は狙いがつけにくいとは聞いた事があるけど、

 でも、これは明確にどれだけ違いがあるのか分からない。

 なのでこの部分は疑問のまま。

 まあ、使う人の素質や訓練期間などにもよるのだろうとは思う。



 生産性については言わずもがな。

 弓に比べて火縄銃の方が製造に手間がかかるだろう。

 生産体制がととのえばどうなるか分からないけど。

 でも材料の入手のしやすさとかを考えると、生産体制がととのっても弓の方がまだ量産しやすいんじゃないかと。



 弾の生産についても、おそらく弓の方が揃えやすかったはず。

 火縄銃は弾だけではなく火薬も必要で、その火薬がなかなか作れなかったとかいう話しも聞く。

 あくまで日本での話しだけど。

 ただ、弓が矢だけを用意すれば良いのに対して、火縄銃は弾とは別に火薬も用意するという手間をかけねばならなかったのは確か。

 この辺りも弓の方が優れてるように思う。



 こういった情報を聞くにつれ、火縄銃の利点が見えなくなってしまう。

 射撃性能も生産・量産性も弓の方が上なら、弓だけ使ってれば良い。

 なのだけど、一つだけ火縄銃が弓を上回る利点がある。

 それが、

『誰でも使える』

という部分。

 あ、最初にも書いたけど、最低限の訓練は必要ってのは踏まえてだから。

 こういうつまらい突っ込みはしないように。



 それで弓なんだけど。

 弓を使うにはかなりの筋力が必要。

 なにせ、日本の弓で張力40キロから50キロという。

 武士が使っていたものの話しなのだろうけど、それでこれだけの力が必要になる。

 両腕だけでこれだけの力を出さなくてはいけない。

 普通の人間には無理です。

 よほど鍛えてる人じゃないと弓は扱えません。

 しかも、弦を引っ張るだけじゃないんですよ。

 狙いをつけねばならんのですよ。

 かなり難しいですよ。

 普通の人では、少なくとも運動をろくにしてない人間に、これだけの張力を引っ張るのは無理でしょう。

 少なくとも、俺には無理です。



 武士をたたえて「海道一の弓取り」とか言ってたのもよく分かるよ。

 何せ、引っ張るだけで大変なのが弓ですから。

 それで命中律も高いとなれば、そりゃあ賞賛されるでしょう。

 もちろん、遠距離からの攻撃で敵を倒せるというのも大きいでしょうけど。

 でも、俺はそれ以前に、これだけの張力があるものを引っ張る事が出来るというだけで凄いと思ってしまう。



 重く巨大な武器を軽々扱えるのも賞賛の対象になると思う。

 だが、そういう観点からしても弓は重くて扱いにくい武器だと言えるのではなかろうか。

 弓そのものは確かに軽い。

 長柄の武器や、重さを利用する打撃武器よりは確実に軽いと思う。

 例外もあるだろうけど、たぶん、重量そのものはそうでもないのではないかと。

 だけど、引き絞って矢を放つために用いる力は相当なものだ。

 それを重さで表したら相当な重量物と言える。

 張力40キロとか50キロというのはそれを示してるように思える。

 この張力は実際の重さとは意味合いが違うかもしれないとは思う。

 けど、用いるのに相当な力が必要なのは間違いないかと。

 なので、弓を引くというのは、それだけで相当な重さを持つ武器を扱ってると言えるのかも。

 などとも思った。

 実際どうなのか分からんけどね。



 そんな弓を、果たして一般人が扱えるだろうか?

 そりゃあ、昔の人は体を使って労働をしていたから、現代人に比べれば体力はあると思う。

 だけど、それにしたってこれだけの張力がある弓を簡単に扱えるだろうか?

 矢をつがえて弦をひけたとして、狙いを付けて当てる事が出来ただろうか?

 そこに疑問を抱いた。



 こうなってくると、最大射程や速射性が上だからといって、弓が優れてると言えるか悩ましくなる。

 張力を落としたものなら問題はないだろうけど、そうなると最大射程や威力も落ちる事になる。

 弓の利点が下がってしまう。

 それでも遠距離から攻撃が出来るというのは大きな利点ではあるけど。

 でも、扱える人間を限定してしまうというのは問題だと思う。



 もっとも、張力が強い弓を使っていたのは一部だけかもしれない。

 一般的な弓を扱う兵士や、大多数の武士はそこまで張力の強い弓を使って無かったのかもしれない。

 普及品は張力40キロや50キロもなかったのかもしれない。

 このあたりは歴史に詳しい人に任せる事にする。

 俺は詳しく知らないので、何とも言えない。

 けど、そうなると弓の利点がやはり下がって火縄銃との差が少なくなると思う。

 少なくとも威力や射程の部分では。



 このような弓に対して火縄銃は、扱いやすさという一点において優れていたと思う。

 火薬や火の扱いなどには注意しなくちゃならないだろうけど。

 でも、弓のように筋力は必要ない。

 狙ってから発射まではそれほど手間がかからない。

 弦を引き絞るのに比べれば、狙って引き金を引くのはそれほど手間ではないはずだ。

 しかも、発射態勢を長くとる事が出来る。

 弓は引き絞って狙いをつけるとなると、弦を引っ張ったままの状態を保たねばならない。

 けど、火縄銃は構えて狙いを付けてる間、銃を保持するだけ。

 片方は張力40キロだか50キロを引っ張ったまま。

 これに対して火縄銃は、重さがだいたい4キロとか5キロだったとか。

 結構種類があるようで、重さはまちまちだけど、だいたいこれくらいだと聞いている。

 射撃出来る体勢を保持するならば、火縄銃の方がはるかにやりやすいかと。

 この部分も利点ではないだろうか。



 なので、火縄銃の一番の利点は、

『誰でも使える』

というのが大きいのではないかと考えた。

 誰でもと言ったら語弊があるかもしれないが、それほど体力が優れてない者でも扱えるという利点はあると思う。

 射程も殺傷力もある程度あって、誰が使ってもこれは変わらない。

 命中律や装填速度などは個人差や訓練の度合いの差が出て来るだろうけど。

 でも、数を揃えて運用するなら一定の戦闘力を期待出来る。

 兵器としては理想的だとは思う。

 集団戦に突入した時代では、こういった利点は特に大きかったのではないかと思う。



 弓が使える者達はそのまま弓を使わせておけば良い。

 それが出来ない者達も遠距離射撃能力を持たせる事が出来る。

 これが火縄銃の利点だったのではないかと思う。

 誰にも同じような戦闘力を持たせる事が出来る。

 それも実用的な範囲で。

 だから火縄銃は求められたのだろうなあと今更ながらに思ってるわけだ。



 誰もが同じようや戦闘力を持つ。

 当たり前のように思ってたし、これがどうして火縄銃の利点なのかなと思ってた。

 けど、弓の張力を見て納得した。

 そりゃ40キロも50キロも引っ張る力が必要な武器など、誰もが使えるってわけじゃないだろうなと。

 子供の頃から訓練してる武士でなけりゃ使うのは無理だろうと思った。

 もしこれを使える人間を作ろうと思ったら、筋力強化だけでかなりの時間が必要になると思う。

 それに比べれば、火縄銃は訓練時間などを大幅に短縮出来るようになるはず。

 まあ、数を揃えるのが難しかったという問題点はあったけど。

 それでも、これは大きな利点だなと感じる。



 というわけで。

 張力を考えれば、火縄銃の方が扱いやすいよな、と思った。

 ただそれだけの事を、これだけ長々と書いた。

 今更そんな当たり前の事を書いてどうすんだとか言われそうだ。

 それでも一応書いておこうかと思った。

 何の意味があるのかわからんが、多少は何かの意味があればいいなあ。

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