表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/17

10月28日

僕は歩いているとよく声をかけられる

東京では手相の勉強をしているヒトがとても多いね

他には

僕の幸せを勝手に祈ってくれようとするヒトや

僕の未来について占ってくれるというヒトや

アンケートが趣味で僕の夢を聞きたがるヒトや

カウンセリングの修行をしているヒトや

変わったところでは

映画の出演依頼なども。

みんなステキでイイヒトたちばかり。


ありがたいことです


まさにこの世はパラダイス

歩いているだけで

手相見てくれたり

道に幸せが落ちていたり

未来のことがわかってしまったり

夢を実現できたり

カウンセリングで悩みを聞いてくれたり

俳優になれたりするんだから

僕は奥ゆかしく恥ずかしがり屋でヒトの好意を無駄にするデキテイナイ人間なので

まだ一度も彼らの好意を受け入れた事はないんだけれど

ステキでイイヒトたちのお話 ちゃんと聞いていれば

今頃は幸せいっぱい夢いっぱい 悩みもなく 夢もかなって

ついでに有名人だったのに

惜しいコトをしているよ


まぁ話を聞いてみたいとも思う

でも怖いよぅ。

なんでかというと 

ステキでイイヒトたちにこういうこと答えそうだから


例1

手相の勉強のイイヒトたちに

 ──へぇ。僕もね、実は死相の勉強してるんですよ。そのヒトの顔をみるとね 

 あ、このヒト・・やばいかもとかすぐ゛わかっちゃうんですよね 

 あなたの場合は ・・あ、いえ、やっぱり言えません。

 僕達の掟でね、ヒトに本当のコト教えるといけない事になってるんだった

 特にそのヒトが不幸になる場合は、いえ、なんでもないです

 それよりほら、ここみてくださいよ、僕の手のひら。

 鉛筆の芯入っちゃってるでしょ

 これねぇ 小学校のころ 手が痒くてね えんぴつでがりがり掻いてたら

 ブチってささっちゃってそのままポキッと・・。

 そのままほったらかしにしておいたら だんだん皮膚の中に入っていって

 こうなっちゃったんですよね

 この鉛筆の芯は僕の人生において何を意味しているんですか?

 ねぇ。あ、逃げないで教えてくださいよう、ねえ 鉛筆の芯の意味するものについてぇ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ