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11月3日
なんでだろうか、アヤミに連絡をとる踏ん切りがつかない。
キョウコさんに誘われて飲みに行く。
僕 「キョウコさんは僕の事をそれなりに知っていますけど、例えば僕と初めてコンパで会ったとしたら、僕はどんな男だと印象しますか」
キョウコさん 「普通の人ね。もしトイレで女の子同士はなすことがあったら、あの、普通の人いるじゃない、って話し始めると思うわ、あなたの事」
「それは僕にとって最大の讃辞ですよ。僕は自分の事を絶対的な普通人間だと思ってます。そう言えば内田春菊の本で『幻想の普通少女』ってのがありましたね。普通ってなにかをくよくよ考えるような本だったと思いますけど、僕は普通じゃないって何かを、くよくよ考えてます。毎日ね。僕が普通じゃない人間だったら、そんなにくよくよしなくてもいいのにね」
「くよくよしてるようにはみえないけどな。私はくよくよ考えるの好きよ」
「そりゃそうでしょ。自殺未遂の記録保持者だもんキョウコさんは。すごく憧れちゃうんですよ」
キョウコさんはいつも自殺や死について喋るときとても生き生きしてくるから大好き。