エピローグ 脇役勇者は光り輝く
「さて、これから何をすればいい?」
真っ白な部屋。そこは相変わらず感覚がおかしくなりそうだった。
だが、空中に浮ぶ白い球体が、赤い血管のようなものが張り巡らされ不気味に鼓動している。爆発前とも言える爆弾を、強制的に俺たちの世界から切り離したのだ。
他には黒い塊がもがくように空中に浮んでいた。
エイミが作り出した化け物は、女性の姿をして敵を探し続けている。
アゼルが、頭をかきながら俺の方を見た。
「お前がいない間に細かいところは話し合った。この爆弾の中のエネルギーを使用して、新しい世界を作る。いや、この世界の平行世界とでも言えばいいのか……二百年前の状態を再現する」
ユーステアがアゼルの説明を引き継ぐ。それは、爆弾を少しだけ遅らせるだけの処置でしかなかった。
「こいつがある限り、いつかは爆発するんだ。元の世界に魔力を返すことも考えたんだが――」
白い老犬が首を横に振った。
『何千年と魔力がない状態で維持された世界に、急に魔力を返したとしてもそれは毒だよ』
ベーンが決意したように言うのだ。
「二百年前を再現する。そこから先に俺とユーステア……それにアゼルが転生だ。バーゲストは先に潰しておきたい。同じ事を繰り返す可能性があるからなんだけど、一番の問題が今度はもっと早くに爆発する事だ」
テオが、腕を組みながら、ベーンたちを見た。
「こいつらが先発で転生する。だけど、問題は――」
白い老犬はテオの視線を受けると、首を横に振った。絶対に認めないようだ。
『記憶は引き継がせない。いや、無理なんだ。君たちの魂には負荷がかかりすぎている。何度も記憶を引き継ぎ転生するのは危険なんだよ。言い換えれば、そんな危険なことを君たちはされたわけだ』
リュウが頭を抱えていた。
「なんの記憶もない状態で、僕たちが計画を実行するとか無理じゃないですか? どう思います、レオンさん?」
確かにリュウやテオも、転生後の経験から成長した部分が大きい。それを失うのはとても大きな痛手だ。こいつら、成長する前は本当に屑だからな。
白い老犬は天井を見上げた。
『……誰かがここで見張る必要があるね。だけど、二百年以上もこの場で一人になる』
全員の視線が俺に集まる。
俺はハルバードを肩に担いだ。
「なら、この中で一番まともな俺が残ろう。お前らが右往左往するのを見て笑ってやるよ」
ポチが俺を見ながら。
『ケッ、嫌な奴だな。お前は最低だ』
「お前に言われたくないな」
そう言うと、ポチと一緒に笑うのだった。笑って、そしてリュウが――。
「レオンさん、あの……」
「心配するな。たった二百年だ。待つだけだろ?」
何もない白い部屋で、二百年を孤独に過ごす。それは誰が考えても気がおかしくなりそうな拷問だった。何もない。ただ、耐えるだけ。時折、世界を監視しては修正を加える役割だった。
白い老犬が言う。
『同じような世界を創りだし、装置が爆発する前の状態に戻して勘違いさせる。そこまでは君たちも出来る。だが、創りだした世界で、今度こそ装置を破壊しなければ君たちの行動は全て無駄となる』
装置を二百年前の状態に戻し、世界を――舞台ごと用意して、勘違いさせる計画だった。俺たちに出来るのはそれくらいだ。今にも爆発しそうな装置を使用し、出来るのがそれくらいしかなかった。
解体して魔力があふれ出しても駄目。自分たちの好きに世界を創り出しても駄目。本当に余計なものを作ってくれたものだ。
そもそも、一から創り出すよりも、装置内の中にある二百年前の世界のデータを再現する方が楽だった。これが少しでも差異があると、装置が異変に気付いてしまうかも知れない。
ユーステア、ベーン、アゼルの三人を送り込むだけでも結構大変なのだ。
「……よし、始めるぞ」
俺が言うと、全員が頷いた。頷くと、装置から赤い光が発せられた。
◆
――二百年後。
アーキス公国では、二百年祭が開かれていた。
公都中心部にある広場では、中央に噴水が設置されそこに英雄たちの石像が設置されている。
特殊な加工が施されており、光を浴びるとまるで輝いているように見えた。幾人もの英雄の像が設置されているが、中でも一番高い位置に初代公王レオン・アーキスの姿がある。
白馬に跨がった姿で、左手には兜を抱え、右手にはハルバードを持っていた。
少し引く位置にはリュウ・ベラ―メル伯爵が、弓を構えた状態を石像にしていた。
その他にも建国に尽力した、あるいは魔王や邪教との戦いで活躍した英雄たちがそこで今も公国を見守っていた。
「……絶対さぁ、英雄とか言われている人たちも問題があると思うんだよ」
二百年祭。公都が祭りで騒がしくなっている中で、一人の少年が否定的な意見を呟く。周囲には、二人の女性が控えている。公都特有の女中――メイドの服装に身を包んだ女性二人は、少年に注意をした。
「いけません、レオル様。英雄たちをそのように言っては」
白銀の髪と赤い瞳、白い肌のメイドはレオルという少年に注意した。周囲は祭りで騒がしく、レオルたちを金持ちの子供が祭りを見学しているとしか思っていないらしい。
レオルは疑った視線をメイドのセイレーンに向けた。
「いや、ほら……初代公王からして、公王じゃないじゃない。国が出来る前に戦死しているし、正確に言うと公王じゃないから。僕なんかあれだよ。英雄の子孫だから、って期待されるけど普通だからね。城にある聖剣だってレプリカだし」
否定的な少年【レオル・アーキス】は、公王家の跡取りだった。城を抜け出したのだが、メイド二人に掴まってしまったのだ。
褐色の肌。青い瞳のメイドのラミアに、クスクスと笑われた。
「レオル様はレオン様に似ておられますよ」
レオルは肩をすくめる。
「だって子孫だもん。似ているところだってあるだろうさ。もっとも、能力的には似てないだろうけどね」
レオルは英雄たちを見上げながら呟いた。
「それにさ、否定的な文献を数多く残したのは英雄の弟妹だよ? メアリス、リートの二人が集めた手紙とか、勇者たちの人となりとか当時の様子とか酷いよ? ベラーメル伯爵なんか畑に人糞蒔いたとか馬鹿じゃないの?」
セイレーンは困った様子で、反論しようとして結局取りやめた。ラミアがレオルに言う。
「適切な処理をすれば肥料として利用出来るのは事実ですよ、レオル様」
「主流じゃないよね? それなら家畜の糞が一般的じゃない? 弓の腕は凄いけど、なんか凄く変態だった、って書いていたよ」
メアリス・アーキス。
リート・アーキス。
その二名が書いた書物は、兄である英雄レオン・アーキスの真実を書き記していた。だが、それが受け入れられることはなかった。ただ、当時の事を調べる上では貴重な資料であったのは事実だ。
レオンに対して不満があったようで、事細かに書き記していたのが幸か不幸か貴重な歴史的な資料として認められたのである。公王家も血縁者の書物とあって、当時から規制をする動きもなかった。
レオルは溜息を吐いた。
「ご先祖様ももう少し地味に生きれば良かったのに。なんで派手に生きたかな? 子孫である僕のことも考えて欲しいよ」
セイレーンは、微笑みながらレオルを見ていた。
「レオル様は、平穏な生活を望みますか?」
レオルは英雄の像を見上げたまま。
「公王家に生まれたら無理だけどね。それでも、地味がいいな。コツコツやるのが好きだから、そういった生活も悪くないね」
ラミアが微笑む。
「まぁ、確かに公王家では無理でしょうね。さぁ、お城へ戻りましょう、レオル様。オセーンの姫も到着しております。ギルド長の娘も今日の式典には顔を出します」
レオルは表情が引きつった。
「なんで二人を同時に呼ぶかな。明らかにまずい組み合わせじゃない。なんだよ、どっちと結婚するとか……どっちも公王家の血があるから避けた方がいいじゃない。もう、嫌だ。僕、もっと素朴で素敵な人と結婚――」
レオルがそう言うと、広場の上を巨大な飛行船が通過していった。
オセーン王国の所有する飛行船が広場上空を通過したのだ。白い船体は流線型の形で、オセーンが所有する中でもっとも綺麗な飛行船だった。
その飛行船を見上げたレオルは、顔を歪める。
「エリアーヌ号……わざと見せつけるために広場の上を飛んだな。最低だな、あの女」
あの女とは、レオルとの間に婚約話が出ている少女だった。オセーンの姫であり、アーキス公国とは血の繋がりもある。何しろ、同じ英雄を祖としている家系だ。
同じように世界中に広がった冒険者ギルド。そのギルドマスターの娘とも婚約の話が持ち上がり、レオルは二人の少女と結婚する話が出ていた。
セイレーンとラミアはクスクスと笑うと、レオルを二人で逃がさないようにして城へと向かうのだった。
レオルは両手を後ろで組んで、歩きながら言うのだ。
「あ~あ、もっと平凡な人生が良かったよ」
すると、人混みをかき分け、レオルの愛馬であるナイトメアの【クロ】が走ってきた。
後ろからは、同じようにオス馬が追いかけてきている。
『しつこいんだよ、この馬鹿共が! 俺は次期公王様の馬だぞ、ゴラァ!!』
口の悪いナイトメアのクロは、レオルの目の前を通り過ぎていた。主人のことなど気が付いていない様子だ。
追いかける馬たちも。
『野郎、絶対に許さねー!』
『馬肉にして食ってやらぁ!』
『二度と外を出歩けないようにしてやるから覚悟しやがれ!』
レオルは馬たちが通り過ぎた後で、埃をかぶったので手でそれを叩いて落としていた。セイレーンとラミアも、額に青筋を浮かべながらレオルを綺麗にする。
すると、どこからともなく声が聞こえてきた。
「素晴らしい。俺のメイドさんになって頂けませんか?」
金髪碧眼、絶世の美男子に見えるベラーメル伯爵家の人間だった。ベラーメル家では、どういう訳かメイドというものにかなり思い入れがあるらしく、告白にまでメイドを入れるので一般人からすれば意味が分からない。
言われた女性も困惑しつつ。
「あの、急いでいるので……すみません」
すると、美男子に見えるベラーメル伯爵家の人間が玉砕して両手を地面に突いた。
「なんと言うことだ。俺の……俺のメイドさんになってくれる女性はどこにもいないのか!」
レオルは知り合いでもあるので、相手に近付くと呆れた口調で言うのだ。
「何をしているんですか、リュウコ姉さん」
金髪碧眼の男装の麗人――リュウコは、顔を上げるとレオルだと気が付いて立ち上がった。ポーズを決めると。
「久しぶりだね、レオル。俺は自分のメイドさんを揃えるという、バラーメル家の家訓に従って行動しているんだ。邪魔をしないでくれるかな?」
レオルはリュウコを指差して。
「いや、あんた女だからメイドになれよ。実際、ベラーメル家の女の人はそういった服とか着て修行するじゃない」
リュウコは高い笑いをした。
「馬鹿だな、レオル! 俺はメイドさんになりたいんじゃない。メイドさんを囲いたいんだ! メイドさんに囲まれて、幸せな気持ちに包まれたいんだ!」
そんなリュウコを見て、ラミアが言う。
「レオル様、時間がないので急ぎましょう。ベラーメル家にまともな事を言っても意味がありません。特に、この人はベラーメル家の駄目な部分を徹底的に煮詰めて残ったような存在です。期待してはいけません」
リュウコはセイレーンやラミアを見て。
「おや、セイレーンさんにラミアさんではありませんか。今日もお美しいですね。魔人族の方はいつまでも美しい。大公家が嫌になったら言ってください。俺がお二人を雇いますよ」
セイレーンが言う。
「結構です。ほら、貴方のメイドさんたちが来ましたよ」
「どこですか!」
リュウコが振り返ると、そこにはベラーメル家のメイドたちがドレスを持ってリュウコに走り寄ってきていた。
「リュウコ様、ドレスを着て頂きますよ!」
「くっ、お前たちはそうやっていつも! 俺の気持ちを察しないで、それでもメイドなのか!」
「我々はベラーメル家のメイドであって、貴方個人に使えているわけではありません! お覚悟!」
リュウコは走り出し、それを追いかけるメイドの集団。レオルは呆れると、歩き出した。
「はぁ、もっと普通がいいよ。知ってる? 余所では喋る馬とかメイド服も珍しいらしいよ。僕、それを聞いて凄く羨ましいと思ったね。東方でもほとんどの馬が喋るみたいだし、なんか馬が喋らない、って聞いて凄く新鮮だったんだ」
ラミアは遠い目をして。
「……昔は、喋る馬なんかいなかったんですけどね」
レオルはそれを聞いて。
「いいなぁ。クロなんか下品だから、メスを見つけると僕を振り落とそうとするんだ」
セイレーンが、静かに怒りを発しながら。
「それはまた……調教不足でしたね。式典後にはしばらく隔離しておきましょう。大丈夫ですよ、レオル様。当家には喋る馬を心から躾ける奥の手がございます。特にオスには効果的ですからね」
レオルはクロを憐れと思いながら。
「……お願いね」
そう言って城を目指すのだった。アーキス公王家の城を見上げるレオル。飛行船が周囲を飛んでおり、周辺でも類を見ない大きさの城だった。アーキス家が持つ様々な利権、そして技術力の高さを示す巨大な城だった。
そんな城を見上げ、レオルは思うのだ。
「本当……ご先祖様には文句を言ってやりたいよ」
各国から飛行船が到着し、城の周りは実に騒がしくなっていた。
そうした光景だけを見ていると、世界は確かに平和だった。
◆
真っ白な部屋。
地面に座って動かなかった白い全身鎧に身を包んだレオンは、既に鎧の中身は空洞だった。肉体は消え去り、魂が鎧を使って姿を維持している状態だ。
その気になれば肉体も一時的に復活出来るが、それをすると酷く疲れてしまう。いったいどれだけの時間が流れたのか分からないのは、自分たちが創りだした世界に動きがないからだ。
アゼルが魔王として君臨し、バーゲストがそれを討つところにはベーンが剣士として、ユーステアが神官として傍にいた。
その手前で干渉し、魔王討伐後にバーゲストをベーンとユーステアによって始末して貰うところまでは良かった。
だが、それ以降に動きがない。
「暇だ……死にそうなくらい暇だ。死ねないけど」
白い部屋の中であとどれだけ過ごせばいいのか?
時々、自分が残ると言ったことを後悔することもあった。暇すぎて、白い部屋の中から世界の様子を覗くこともあった。
たった少しの干渉で、大きく変る世界を見るのは楽しくも、そして悲しくもあった。だが、そういった感情も徐々に薄れていく。
アゼルは魔王として役目を果たした。
ベーンもその剣才で、一つの流派を誕生させると歴史に名を残した。
ユーステアは、神殿という組織を立ち上げて神殿長として以前よりも少しはマシな組織を作ってくれた。
一つの大きな問題――勇者バーゲストは、なんとか勇者のまま倒す事が出来た。残るのは、かつて魔人族が作りだした装置とシステムの破壊だ。
壊れたシステムによって、作り出された魔王が世界を統治すればいい。そして装置の破壊を実行する。
バーゲストか色々と無茶をしたせいで、対処するにはこの方法が一番良かった。
レオンは溜息を吐いた。
「本当に最悪だ。結局、俺は本当に脇役でしかなかったわけだ。これだけ頑張ってきて、お膳立てをするだけなんだもんな」
立ち上がるレオンは、久しぶりに体を動かした。愚痴はまだ続く。久しぶりに声を出したのも、発生連中のついでだった。
「あの装置の偽神が。俺に変な能力を与えやがって、そっち系の方が効果はあると思えば、また変な能力を用意しやがる。“幸運”なんてどう判断すればいいんだよ」
背伸びをすると、ガチャガチャと久しぶりに鎧が音を立てた。
真っ白なその部屋の中。
見上げると黒い穴が空いて、そこから一人の黒いスーツを着た青年が落ちてきた。ゆっくりと天井から床へと下ろされた。
レオンは青年の顔を見て一言。
「こんな顔だった気もするし、違ったような……まぁ、いいか。さて、時間もない。俺も準備に入るとしますか」
そして、レオンは呟く。
「お前ら……ついに来たぞ。主人公様の登場だ」
一人の青年の到着と同時に、計画は最終段階へと向かう。世界を救うため、自分たちの故郷を守るため、そして自分たちの尻拭いを元親友に頼むため。
レオンは青年を見て、そしていつの間にか消えた老犬を思い出していた。
(あの犬、本当に何者だったんだろうな? 神か、悪魔か……それとも……)
考え込んでいると、青年が目を覚ました。上半身を起こし、右手で顔を押さえて周囲を見ていた。慌てている様子だ。
(ま、驚くよな)
失敗した自分たちのせいで巻き込まれた元親友を見て、レオンはなんと声をかけるべきか悩み、そして答えが出ないので普通に接することにした。
自分と対となる立場の親友へと歩み寄るレオン。
(さぁ、始めようか)
勇者となり、世界を救えなかったレオン。
そんな彼が待望んだ元親友が、振り返って驚愕という表情をしていた。全てを救ってくれる可能性を持つ、レオンたちの機体を背負う主人公だ。
白くどこまでも続くようなその部屋で、レオンは自分の役目を果たそうとしていた。
脇役となってしまった勇者レオン。
彼は自らの役割を果たそうと、元親友へと物語のバトンを渡す。
まるで蝋燭のように、最後の力を振り絞り輝いていたのだった。
これは愚かで失敗した転生者たちの物語。
そして、最後に抵抗した彼らの物語。
―― 脇役勇者は光り輝く 完――
……いかがだったでしょうか?
もう、三年前の作品になるんですが、なんとか完結させることが出来ました。
これで少しはエタ作家とは言われなくなるのかな? などと期待してもいます。
いつか活動報告で色々と書かせて貰うかも知れません。
読んでくれる人はいるのかな?
まぁ、色々と完結して思うところは……やっぱり、ある程度の勢いがある内に完結させるのが一番ですね。放置すると設定とか忘れてどうしようもないです。
三年前は書き始めて数ヶ月ですから、そういう資料とか作ってないんですよね。再開するときは、そこが問題でなかなか手が出せない状況でした。
さて、ではここからは作品の話を少し。
『脇役勇者は光り輝く』ですが、勇者レオンは脇役になっても光り輝いています、的な作品ですね。最後に脇役部分を回収出来たのではないかと思っています。
個人的には、三年もたつと書き方とか変ってきて、なんだか恥ずかしい気分です。
セブンスも、何年かして読み返すと恥ずかしくなるんでしょうね。
それでも、流石に書き直します! なんて言えません。忙しいです(汗)
感想欄では待っていた読者の方もおられたようで、大変申し訳ない気持ちで一杯です。
無事に完結出来たのは、そういった読者の方の声があったからだとも思います。本当にありがとうございます。
それでは、またドラグーンかセブンスか、まさかの新作か……また、自分の作品を読んで貰えるように頑張りたいと思います。
今まで脇役勇者は光り輝くを読んで頂き、本当にありがとうございました!!
……ついでに『脇役勇者は光り輝け』は、9月1日に発売です。こちらもよろしくお願いします ノシ