表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/54

隠すと後が酷い。

 最近、小説情報の数字とかが凄い数字に……ありがとうございます。

 

 ゼタの村から帰ってきた俺は、先ずは書類などを整理して現状の把握に努めた。決して、現実から逃げたい訳では無い! トカゲ達が成長して2mを超えた事や、ミーナさんを見た3姉妹の冷たい視線に、王妃様からの『手紙』や、アステアの王様からの『手紙』の内容が、想像以上にドロドロしていた事から逃げた訳じゃないだ!!


『結婚は、認めても良いけど覚悟してね! 私の息子の事は、気にしなくて良いから……ね。』


 こんな感じの手紙を受け取った俺は、震え上がったよ! 恐いよ王妃様!


『私の可愛いリィーネの願いを断ったりしないよね? もしも、もしもだよ! 断っても文句なんか言わないよ。……わかってるよね?』


 お前は、国の為に娘を犠牲にした方が良い! 俺の所に娘を寄越すくらいなら王妃様の息子に嫁がせろや。俺が何をした! 頑張った結果が、罰ゲームとか笑えないんだよ。


 落ち着こう、先ずは目の前の仕事を片付けるんだ。考えるのはそれからだ。背中に突き刺さる、3姉妹の視線なんか気にしない! 足元で戯れてくる、トカゲ達なんか気にするな!


「レオン様……何なんですかこの状況は? 」


 俺の仕事部屋にやって来たエンテが、この状況に驚いている。俺だって同じ気持ちだよ! 逃げても追って来そうだから耐えているんだ。


「まだいける。」


「いや、その返答が既におかしいし、問題だらけでしょう! 足元なんかボロボロだし、それって噛まれてますよね?」


 戯れているんだ。ただ、体がデカいから俺の足元は酷い状態なのは確かだがな。噛まれてはいるけど痛くはない。時々、自分の主人を見る2匹は、怯える様に俺の足に噛み付いて何かを伝え様としている。だが、悲しいかな トカゲと人では理解し合えない!


「……あの、ご両親からお手紙です。」


 部屋の雰囲気に呑まれたエンテから、両親の手紙を受け取った。この状況では、数少ない癒しになるだろう。それを開封して読み始めた。


『漸くお前も結婚か! 私達も心配していたが、まさかアステアの姫様と結婚するなんてな。流石は私達の息子だな! 挨拶に来た『リィーネ』様も、中々の美人で羨ましい限りだ。』


 な、なんだと! 挨拶とか聞いてないぞ!!! 俺は、今度は母の手紙を読み始める。嫁姑問題は、異世界でも共通の筈!


『わざわざ挨拶に来て頂けるなんて、私達の息子が立派になったんだ、と実感させられたわ。大事にしてあげるんですよ。』


 さ、最悪だ! 外堀から埋めてきやがったよ。なんて事をしてくれたんだ。まだちゃんと対面もしていない俺にする行動とはとても思えない。……やはり、勘違い人か?


「……結婚するんですか?」


 後ろから聞こえて来た、エイミの声に反応して振り向くと、そこには無表情の3姉妹が立っている。この場合は、父親代わりが取られた感覚なのだろう。そんな3姉妹から目を逸らして、俺は再び仕事に戻る。


 認めよう……俺は、逃げ出したんだ。




 知らない間に手足を縛られ、目隠しをされて運ばれた僕は、椅子に座らされた。周りには、多くの人の気配……ハッキリと言えば、犯人がわかっているし、場所も特定出来ている。

 レオン様の屋敷からギルドに帰り着いてみれば奇襲を受けたんだ。……犯人なんか身内しか居ないじゃないか! その上……


「被告人『エンテ』を連れてきました!」


「ご苦労様です。……エンテ、事実を有りのままに喋りなさい。」


 そんなに偉そうに、言わなくても喋るのにね。エイミちゃん、目隠しをしていても声で丸わかりだよ! ここだって、ギルドの地下室だよね。僕も何度も出入りしているから酒なんかの匂いでわかるんだよ。


「さっさと喋るんだ!」


「痛って! 『バス』お前、今のは本気で殴ったろ! 後で覚えてろよ。」


 後輩のくせに、僕を殴るなんて……前衛職の剣士が、魔法使いを敵にしたらどうなるか教えてやるから覚悟しておけよ!


「さあ、喋りなさい。レオン様とあの女の関係を!」


「……何て言うのかな? 最初は『告白』がどうとか、次には『初めては優しく』とか言ってました。多分、手を出したと思います。レオン様は、流石ですよね。」


 済みませんレオン様、俺はあなたを凶悪な組織に売りました。僕も自分の命が大切なんです! でも、レオン様ならこのピンチを乗り越えられると信じています。


「お嬢! これは一大事ですよ。このままではお嬢の計画が……」


「見張っていなさい、と言いましたよね? エンテは、何をしていたんですか?」


 ピリピリとした殺気を全身に受けながら、愛しのレテーネの事を考えて何とか耐える。見張れ、なんて言われていない! 言われたのは『潰せ』と言う命令だけだよ。

 あの時は、可愛く言っていたから冗談だと思っていたけどさ。この対応から考えると、かなり本気みたいだね。


「流石に、毎日一緒では有りませんし……それに、まさか神官に手を出すなんて思いませんよ!」


「ちっ! 使えない奴、」


「バス、お前は本当に覚えておけよ。」


 後輩の舌打ちに、軽い殺意を覚えながら『お嬢』こと、エイミちゃんに弁解を続けていた僕に、助けが現われた! 階段を走る様な音がした後に、地下室の扉を勢いよく開けて現れた僕の救世主……


「エンテを解放しなさい。」


 この声は、ラミアちゃんか! 助かったよ……流石は3姉妹の中では1番の常識人だね。そのままバスを殴り飛ばしてくれたら良いのにな。


「私達の計画の生け贄にするから……その罪をあの神官に……ついでに結婚も……」


「……一時休戦して話を聞く事にするわ。」


 なんだか物騒な発言に対して、乗り気な反応を示したエイミちゃん。周りもその意見に反論すらしない。レテーネと付き合いだした後から、僕の扱いは酷くなる一方だ。


「最低だよ君達は!!!」


 一瞬でも信じた僕が、馬鹿みたいじゃないか。その後は、なんとか説得に成功してその場を丸く治めた。我ながら流石だと思う。……大量のお菓子と引き換えに、僕の命が救われた事実には、多少言いたい事も有るんだけどね!




 何か大きな問題が起こると、そればかりに目が行ってしまって大事な事を見逃してしまう。人間、誰しも完璧では無いのだから当然だ。当事者よりも傍観者の方が、良い答えを見つける時が有る。

 だから俺は、第三者からの視点を借りる事にした。付け加えるなら、複数の意見も欲しかったので手頃な者達を集め、人の居ない草原にて話し合いを開始した。


「これから、俺の結婚話の破談について話し合いたいと思う! お前達の意見を聞きたい……遠慮なく話せ。」


 俺が、連れて来た連中に向き直り意見を求めた。ただ、問題が……


『押し倒せ! その後に捨てれば良い。』


「好きな人が居る、と言って断る。これで十分でしょう!」


 ……手頃と判断して連れて来れたのが、駄馬とリュウだけなんだ。


「却下! 押し倒して、捨ててみろ。その後は、犯罪者として処刑されるわ! それから好きな人とか理由にもならないからな!」


 やる気の無い二人? からの回答に溜息が出る。俺には、相談できるまともな奴が居ない事を再確認させられた人選だ。しかし、他の連中では勘違いされて収拾がつかない。


「別に良いじゃないですか。相手は美人のお姫様ですよね? ゲームなら、ラスボスを倒して結婚! なのに……ついでに、メイドさんも付いて来るんですかね?」


 貴様の頭の中身は空っぽか! 身分違いの結婚が如何に大変か理解出来ていないだろ。一般人が、明日から上流階級並みの生活をしろ、と言われて出来るか? 絶対に無理だ。環境が変わる、と言うレベルの問題じゃないんだよ。

 後、メイド基準をいい加減に辞めろ! メイドが居るからって貴族嫌いになるとか、普通は有り得ないからな! こんな奴に悩まされた俺や王妃様に貴族が馬鹿みたいじゃないか……

 そのくせ、子供達の勉強や知識を中途半端に教えたりするから、王妃様がお前の事になると雰囲気が変わるって、大臣の手紙に愚痴が書かれてるんだからな!


『もしも、そのお姫様が馬なら寝取っていたな。』


 馬がお姫様? 何言ってんのこの駄馬は!!!


「俺は、アステアの姫様と結婚したくないの! 出来るだけ普通の、そう控えめな女性と結婚したいんだよ!」


 外堀から埋めて来る様な、怖い嫁さんなんかいらん! 俺の事を支えてくれる様な女性を希望する。……ついでに、出来るだけ勘違いしない人が良いな。


『俺は、時々思うんだ……相手を判断するのに、地位とか金とかしか気にしないで、本人を見ないのは可笑しいって、』


 な、なんだか駄馬が良い事を言っている! しかも真剣な表情だ……いや、何時もと変わらないけどさ。


「流石だよツックン! 馬に地位とか金とか関係無いもんね。」


「……お前達、馬鹿にしているのか?」


 リュウの言葉に反応する俺を見て、距離を取りながら笑い出す駄馬が話を続ける。


『何、真剣に考えてるんだよ。そんなもんは、会ってから考えたら良いじゃねーか。幾ら王族でもいきなり嫁いで来ないんだろう?』


 た、確かにそうだ。顔合せや、その時の情勢で結婚の話が流れる事も有る。……王子様が、まさにその状態なんだよな。


「レオンさんは、意外とハッキリ断ったりしませんよね? 諦め癖というか……後から騒いでるイメージしか有りませんよ。ここは一度、ハッキリと断ったらどうです。」


 そうか? いや、最近特に流されていた気はしていた。何時もの事で、問題が起きてから騒いだり行動したりが多いのも事実。ここは最初から、断ろう!

 よく考えたら、隣の国の王様なんかに怯えて、自国の王族を敵に回すなんて有り得ないな。何時もの様に心の何処かで、今回もどうせ……とか、否定的な気持ちが有ったのかもしれない。


「そうだな。深く考える必要なんて無かったんだ。一言、断れば済む話だよな。」


『そうそう、それよりも俺の娘が、最近特に気になって来たんだが……』


「ツックン、流石にそれは不味いよ。」


 遊ばれていただけの様な気もするが、相談して良かった。この事を王妃様と相談して破談に持ち込もう。あの人なら、汚い手口でどうとでもしてくれる気がする。

 相手もそれなりに腹黒そうだけど、王妃様に掛かればまだまだ小娘。今回は何とかなるかな?


「それよりもレオンさん、俺に修行を付けてくれませんか。」


 考えが纏まりかけていた俺に、リュウは真剣な表情で修行をしたいと言って来た。


「……? すれば、」


「え! いや、なんて言うか……『必殺技』的な物を教えて欲しいんですけど……」


「知らないよそんなもん。」


「嘘でしょう! 『最強』だって言われてるじゃないですか。隠さないで教えてくださいよ! セイレーンさんの『魔力放出』みたいな派手なのが良いです。」


 魔力放出、単純なエネルギーを相手にぶつける力技なんだけど、俺は使えない。セイレーン程の魔力を持っていないからだ。セイレーンのアレは、確かに便利そうだよな。


「それが駄目なら、ラミアさんの『念力』で槍とかを同時に4本操る奴でも良いです。」


 ラミアの『念力』と言われてもな。あいつのは『規格外のコントロール技術』のお陰だから、これも俺には使えない。魔力のコントロールに才能が有った、ラミアならではの戦闘スタイルだな。


「……じゃあ、エイミの「呼び捨ては止めろ!」……エイミちゃんの……やっぱりアレは止めておきます。」


 良い判断だ。エイミの『高速戦闘』技術なんて一般人には不可能だ! アレを使ったエイミが大鎌を持って試合をした時は、本当に疲れた。気を抜くとバッサリ! になりそうな緊張感が……


「エイミのは無理! 諦めて正解だよ……戦闘スタイルが違い過ぎる。お前の得意なのは『弓』だから、高速戦闘なんかよりも必要な技術を覚えないと役に立たないぞ。」


「的には、当てられる様にはなったんですよ。……でもなんか地味だし、目立たないし、」


 言いたい事はわかった。つまり、少ない労力で最大の効果を得たいわけだ。……人生を舐めてるよね。


「あの子達の技術だって、何年もかけて手に入れたんだ。お前も地道に自分の特技を磨くんだな。」


「折角やる気になったんだから何か教えてくださいよ!」


「男はな、戦う、道具、避ける、防ぐ、逃げる、この五つが有れば何とかなるんだよ!」


「嘘付くな! 何、初期コマンドみたいな物だけで戦おうとしてるんですか! 有り得ないでしょう。」


『……お前達は間違っている。』


「「何が?」」


 急に会話に割り込んで来た駄馬が、


『男には必殺技が必要だ。だが、目立つ様な物じゃ駄目なんだよ。興が削がれるだろう? 男の必殺技って言うのはだな、』


「お前に必殺技なんて有ったのか?」


「教えてよツックン!」


『単純な事だ。相手の『弱点を的確に突く』これだけの事さ。』


 駄馬にしてはまともな意見だ。だが、単純な事が難しいと言う良い例でもあるな。それが出来れば苦労なんてしない訳だしね。俺が思うに達人の領域だと思うよ。


「何かわからないけど、深い感じの言葉だねツックン。それでどうすれば良いの?」


『簡単だ! 異性の弱点を探せ! そうすれば立派な漢になれる。』


 あれ? 駄馬は何か勘違いしていないかな? 何でここで異性の話になるんだよ。俺達が大人の階段を上る話をしていたとでも思ったのか? 駄馬は何時まで経っても駄馬のままだな。


「理由はわからないけど、わかった! 俺はこの修行をやるよ!」


 え! 何こいつ、理解しているのかしていないのか、わからないまま修行とかするの? そんな事しても意味ねーよ! どんな意味が有るのか理解するのとしないのでは、効果に差が出るんだぞ!

 物語の主人公みたいに、後になって修行の意味を理解するとか、お前には必要無いからな。


「リュウ、お前は基本だけをやってろ。駄馬、お前の頭が年中春なのは知ってるし、そこには触れないでやるから黙ってろ!」


「でも、何をしたら良いのかな?」


 ……俺を無視して会話を続ける2人? なんだろう……イライラするよ。


『仕方が無いな。ここは俺、自らが実践するか……』


 そう言って、歩き出す駄馬について行くと、案の定その辺に居た牝馬に近付いてじゃれだす。その後は、良い雰囲気になると牝馬を引き連れて森の中に消えた。

 理解していたが、見せ付けられると腹が立った。じゃれていた時に、首を重点的に責めていたのは気付いたが……だからどうした? そう言うしかない。森に消える前に、こちらをチラ見したのにも腹が立った。


「なんだろう……ツックンに殺意が沸いてきました。必殺技の事を理解してないんですかね? 昔はあんなにゲームとか漫画が好きだったのに、」


 呆れているリュウを見ながら、


「お前も大して駄馬と変わらないからな。必殺技なんか必要無いんだよ。勝てばいいんだから、勝つ為の戦略やら戦術なんかを考える方が役に立つよ。俺は頭が良くないから、基本に忠実の訓練ばかりやってるしな。」


「その考えは勇者としてどうなんですか?」


 そんな時に今後の予定を思い出した。リュウに関する事や、ゼタの村の事などを纏めて報告する為に一度、王都にリュウを連れて行かないといけなかったんだ。

 報告書だけだと安心出来なかったんだろうな……その対象が馬鹿だと知ったら、王妃様はなんて反応するんだろう?


「それからお前は、必殺技よりも先に礼儀作法を覚えとけよ。半年後くらいには、お前を王都に連れて行かないといけないんだからな。王妃様の前で失礼が有れば、それを理由に処刑されるかもよ?」


「な、なんで! 報告は済んでいるんでしょう。俺の事は、レオンさんが面倒見るから保留扱いだって、」


 何時までも保留に出来ないだろうが。国からすればお前は十分、危険人物だからね。


「色々と報告するついでに、連れて行く事になってたんだよ。諦めて言い訳でも考えてろよ。」


「助けてくださいよ!」


 そんな叫び声が響く草原で、リュウに応える者は居なかった。……俺をからかった罰だ!




 その日は、何時もの様に実家から出来上がった良質な武器や防具を見ていた。俺の仕事部屋に並べられた鈍く光る武器や防具を確認して、それを実際にギルドのメンバーに使わせて、使用者の意見を製作者に伝えるのが目的だ。

 量産品の質の向上を目的にしている。強くても、一つしかない物を大事にする意味がわからない。伝説級であったり、魔王に唯一対抗出来る、とかならわからなくも無いけどね。

 俺の仕事部屋には、実家の使用人が運び込んだ物の確認をしてる。その横では、エンテもその手伝いをしている。個数の確認をしているから、正確には見張りの役だけどね。


「あれ、これは何ですか?」


「ああ、レオン様の指示を仰ぎたいからついでに持ち込んだんです。書類には書いて有りませんけどね。」


「なんかの『金属』ですね。……色々入ってますね。宝石に破れた布まで……あああ!!!」


 木箱に入っていたらしい物を見て、何か思い出したエンテが叫んだ。その木箱を指差して、青ざめながら震えだした為に駆け寄ると、


「どうしたんだ?」


「な、なにか不都合が有りましたかね?」


 不安そうな実家の使用人もその木箱の中身を見るが、別におかしい所は無い、と言った感じだ。俺もそれに続いて木箱の中身を見る。

 確かに貴金属だったり、布切れだったりと纏めている理由がわからないけど……なんでこれを見て驚くんだ?


「れ、レオン様! この金属とか、この布切れを思い出しませんか?」


 綺麗な形にされた金属と破れた布切れを手に持って見せて来るエンテ。その顔が真剣だった為に、それを間近で見た。


「なんか、少し臭いな? あれ……この臭いって、」


「ああ、前に砦で指示を受けた通りに溶かした物ですよ。何事かと思ったじゃないですか。ここまで溶かして不純物を取り除くのには、大変苦労したらしいですよ。」


 その言葉と共に使用人はホッとして、エンテは震え、俺は床に膝と手をついて後悔した。





「あ、謝りに行かないと……」


 借りた物を破壊してしまいました。しかも、歴代勇者の武具を……

 感想で、違う人の視点から書いた物を読んでみたいと意見を貰いました。


 丸々一話を使おうと思っているんです。感想では、マーセルと両親と言う意見でしたね。

 他のキャラの視点の希望とか有りますか? 無ければ次回は、このまま三名の視点からの話で書いて行こうと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ