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追跡

路地裏を3人の人間が走っている。


「もう、信じられない!」

「ふふっ、確かに。驚いたけどね」

「あー・・・悪かった」

「って、道分かれてるよ。どうするの?」

「ああ、俺が右、コーディが真ん中でトレスが左で行こう。この分かれ道は先で繋がっている。その先の分かれ道を右に行ったら行き止まりだ。そこに追い込め!」

「わかったわ!」

「おー」


何故こんな事になったかと言うと少し前にさかのぼる。

何故かゴミ箱と共に吹っ飛んできたトレスのせいで殺人犯の男は取り逃がしてしまった。しかし、まだ追いかければ間に合うとレイは断言してとりあえず女性の傷を確かめていた。その間にコーディリアがトレスを起こした。女性の傷もたいしたことなくとりあえず3人で男の後を追って走り出した。何故か女性は赤い顔をしてレイを見ていたのが少し気になるがあえて見なかった事にした。そして、今3つに分かれた道のところに着いたのだ。3人は時間がないから走る足を止めずに3手に分かれた。

ちなみに何が合ったかというと、出て行こうとして足を踏み出したところに猫が飛び出してきて驚いて避けようとした。だがその先にゴミ袋がありそれに躓き転んだ先にゴミ箱があり、それに掴まったら一緒に吹っ飛んだらしい。

トレスは分かれてからしばらく走っていたが後ろを振り返って立ち止まった。そしてしばらく自分が来た道を睨むように見ていたがしばらくしていつもの目になって、


「・・・よし」


それだけ言って近くの道端に座り込んでしまった。何をするでもなくただ目の前にあるゴミ箱を見ている。しばらくそのまま座っていると、いきなり見ていたゴミ箱が動き出しその中から3人が追っている殺人犯が出てきてトレスにナイフを向けてきた。


「・・・・・・わぁ」

「お、お前。俺がこの中にいたのがわかっていてここで止まっただろ!」

「いや、そんな事ないよ」

「嘘だ!じゃあ何で俺が入ってたゴミ箱を見てたんだ!」

「あー、なんとなく?」

「信じないぞ!俺を捕まえる気なんだろ!」

「いや」

「ほらやっぱり・・・って、え?」

「だから、捕まえる気なんてないって」

「な、なんで?」

「んー、めんどくさいから?」

「じゃあ、なんでここで止まったんだ」

「偶然だよ。後ろから2人が着いてきてたりしてたらさぼれないからなんとなく少し走って、そんでなんとなくここで止まって確認したから休んだ。それだけ」

「・・・本当か?」

「ん」


返事と共にうなずいた。しばらくどちらも動かずに5分は経った頃殺人犯が動いた。

「・・・お前。腰抜けか?」

「あ?」

「そうなんだろ。だから俺に近づけないのか!」

「あー、そうかも?」

「へへ、軍事学園にも腰抜けがいるんだな!良いのか?このまま逃げても。これからもあいつらを殺し続けるぞ!ああ、そうか!恐いから足がすくんで動けないのか!へへ、てめえはどうしようもないクズだな!」


殺人犯は自分が優位にいるとわかりナイフをトレスに向けたまま腹を抱えて笑い出した。


「俺はなぁ、ああいう連中が気に食わないんだよ!それにな、てめえみたいな腰抜けにはわからないかも知れないがな、人の体にナイフを刺すときの感覚は最高だ!」

「お前そういうタイプなんだ?」

「ああ?なんだよ?俺がしゃべってるのにしゃべるんじゃねえ!」


トレスが口を挟んだことで気を悪くしたのかナイフを握りなおしてトレスの方へ構える。


「とにかく他の2人が来たら面倒だからな、俺は逃げる。だけどな、どうせならお前を殺してからにしようかな」

「・・・それは困るなあ」

「恐いか?恐いよなあ!今から殺されるんだからな!せいぜい命乞いでもしてみな!」


叫びながら座り込んでいるトレスに向かって走ってくる。そしてナイフを振り上げて振り下ろす。その先ではトレスがいて赤い液体を流しながら「助けて」と泣き喚いて命乞いをする、そのはずだった。


「あれ?」


振り下ろした先にはさっきまでいた人物はいなくて握っていたはずのナイフも持っていなかった。代わりに首元に冷たくて硬いものが当たっている。すぐに離れようとするがさらに押し付けられて動けなくなる。


「・・・俺の勝ち」


そういいながら首に突きつけていたナイフを下ろす。しかし、殺人犯は恐怖で動けないままだった。後ろに立っている人物が得たいの知れない生き物に思えていた。しかし、トレスのほうはナイフを下ろしたのに動こうとしない男を不思議に思う。


「どうした?」

「!!!!」

「おい」

「ぅ、ぅわあああああああ」


男は叫びながら来た道を走りさって行った。トレスはその後姿を見ていたが


「ナイフどうしよう」


少し悩んでいたがゴミ箱のそばに置く。しばらくして男とは反対の方向へ歩き出した。





〜数日後〜


「ちょっと、トレス!」

「あ?」

「あの時の殺人犯、国を出ようとして城壁の兵士に捕まったんだって!もうちょっとだったのに!」

「本当にな。はぁ、どうしてあそこまで追い詰めて逃がすかな」


コーディリアは悔しがりながら、レイはため息をつきながらトレスの席の近くに来ていた。あの殺人犯は国を出ようとしたところで兵士に捕まったらしい。という事は課題は誰も成功しなかったという事だ。学園の人間は皆悔しそうにしている。


「なあ、本当にトレスの方にはいなかったのか?」

「・・・・・・さあ?」

「まあ良いけどな。はぁ、お前の実力がわかるかなとか思ってたのに」

「とにかくトレスに怪我がなくて良かった。評価が上がらないのは残念だけど次があると思うしそっち頑張ろうね!」

「やだ。もうやらない」

「次は俺も最初から協力させてくれるかい?」

「だからやらないって」

「レイが一緒にいてくれたら心強いわ」

「おい」

「そういってくれると嬉しいな」

「・・・はぁ」


トレスの言い分は聞かずに2人は盛り上がって話し出した。その声を聞きながら外へ目を移す。

雲ひとつない青い空の中を真っ白な鳥が一羽飛んでいく。後ろでは次はどうやってトレスを連れ出すのかを話している。フライパンやら電気やら聞こえてくるが気のせいだろう。いや、気のせいだと思いたい。

トレスは一度目を閉じてしばらく経ってから目を開けた。そして、もう一度だけ窓の外に目を向ける。そこにもう鳥はいなかった。それに微笑んで、


「・・・平和だなぁ」


トレスは呟いて瞳を閉じた。





とりあえず1つ目の事件が終わりました(^^)

少し呆気なさ過ぎる気もしますが、まぁ1つ目ってこんなものですよね(`▽´)b


・・・・・・ごめんなさいm(_ _)m


次の事件はもっとしっかりやります(-_-;)


もう一つ言わせて頂ければ・・・戦闘シーン難しいいぃぃぃぃ!!!


が!

これからも頑張って書くのでよろしくお願いしますm(_ _)m


み、見捨てないで下さい(ToT)




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