発見?
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あれから数日経ちました。今日も街中を探索中です。もちろん無理やりです。今日は庭で寝ていたところを上に飛び乗られ悶絶しているところを引きずられてきました。ちなみに昨日は廊下を歩いているところを後ろからハンマーで殴られて気づいたら街でした。犯人はレイです。いい笑顔でした。奴は悪魔です。私が死んだらまず疑うのは悪魔です。というか、連日街に出るなんて
「めんどくせえええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!」
「えっ?何々?」
「うわっ!びっくりした・・・」
いきなり叫んだトレスに前を歩いていた2人は驚いて振り返る。
そもそもどうして連日街に出ているかというと、レイの情報では犯人は男で大きな通りのすぐ横の裏道での犯行ばかりらしい。そして発見した状況、時間を考えると夕方頃の反抗らしい。どうやって手に入れたその情報。
とにかくその情報が入ってから夕方頃から夜まで街中を歩いて怪しい男を捜している。というかそれくらいしか出来ない。こんな方法で犯人が見つかるなんて簡単にみているとしか思えない。そんな事をするよりもそこの喫茶店で座りたい。うん。それが良い。
トレスはその提案を話すべく前を見る。
「お「待て」・・・え?」
いきなり前を歩いていたレイが立ち止まり手を上げて二人を止める。
「何?どうしたの?」
「?」
「あそこを見ろ」
レイが指差した方向に目を向けると、そこにはピンクのふりふりした服を着て嬉しそうにきれいな金髪を直している厳つい男性がいた。
「あー楽しそうだな」
「うわ、さすがに引くわ」
「そっちじゃない。その隣」
その隣を見ると軽そうな青年が若い女性をナンパして路地裏に連れて行くところだった。
もしかして当たり?いやいやまさか。ナンパして成功しただけの善良な市民だろ。そんな疑ったら悪いよな。うん。だけど念の為確認をしておこうかな。
「人の恋路を邪魔するのはさすがにいけないんじゃないか?それは駄目だ。お父さんは許しません」
「誰がお父さんだ。しかもそれコーディにもやってたろ。2回もやんな」
「・・・すまん」
「よし。あいつ追うぞ」
「はぁ?」
「何で?別に変わったことなかったでしょ?」
2人の反応にニヤリと笑ってすごく楽しそうに話し出した。とりあえず目が輝いている。この目は新しい情報を話される時の目だ。めんどくせえ。
「実は、男の容姿についてさっき情報が入ったんだ」
「さっきっていつだよ」
「軽そうな若い男。髪は金髪でピアスを結構空けているようだ」
「無視された!」
「で、さっきの男だが頭悪そうな軽い男で、ピアスも結構つけているように見えた」
「頭悪そうは情報には入ってなかったと思うんだけど・・・」
「ということで、行くぞ!」
「「はぁ」」
2人はため息をついて小走りにレイの後をついていった。