質問
長らくお待たせしましたm(_ _)m
パソコンが使えなくなってしまったので携帯で打ってました(o_ _)o
もっと早く文字を打てたら素敵だなぁ(´・ω・`)
月明かりしかない薄暗い廊下を鉄の棒を持って歩いて見回りをしている1人の男。
1つ1つ扉を開けて確めていく。
「はいは〜い。異常な〜し」
そして扉を閉めようとした時に首に違和感を感じて手を伸ばしてみる。
いや、みようとした。
「それ以上動くと首飛ぶかもよ?」
男の背後には見知らぬ男が2人。
1人は知っているような気はしたが、確めることが出来ない。
もう1人は男の口を手で押さえて眠そうな声で忠告してきた。
「先に言うとね?手と首に糸絡ませてるから、手を動かすと首が散歩に行っちゃうぞっということで、俺達の質問に答えさせて下さいお願いしますって気持ちがあったら2回瞬きしてくれる?」
男はゆっくり瞬きを2回する。
「うん。このビルの中にメルって可愛い女の子がいるはずなんだけど、何処にいるのか分かんなくて困ってるんだ。教えて?」
そうして後ろの男は口に置いてあった手を離す。
「こ、この階の1つ上で奥の部屋から3つ目の部屋だ。でも鍵が掛かってるから入れないと思う」
その言葉にもう1人の男がほっとした声をあげた。
「やっと違う部屋を言ってくれました〜」
その言葉に疑問を持った時に後ろの男が手を引いて首がしまった。
驚いて振り向こうとしたら更に首がしまる感じがして動けなくなる。
「ここまでにも何人にも聞いたんだが皆2階上を言うんだ。そこはお前らが集まる所らしいじゃないか。まぁそういう事で本当の事を言ってくれる人を探してたんだ。ちなみに俺の方にも糸は繋がってるからお前が手を動かさなくても散歩は出来るよ」
「皆真剣に言うから信じちゃうところでした」
「お前ちょっと黙れ。あ〜、それでな?直ぐには信じられないから部屋前まで案内よろしく」
そう言って首の糸の締め付けがゆるくなる。もう1人の男は自分の口を両手で塞いで見つめてくる。
「俺が行っても鍵がないと開かないから・・・」
「鍵あんじゃん。腰にあるのなんだよ?」
「・・・ご案内します」
そして扉の前に辿り着いた。
後ろの男が無言で鍵の前に男を押す。
糸はもう男の手にはかかっていない。
鍵をゆっくり開けて扉から離れる。
するともう1人の男が扉を勢い良く開けて飛び込んでいく。
すぐに中から泣きそうな声が聞こえてきた。
「メル!兄ちゃんが迎えに来たぞ!メル、っ目をあけて!お願いだから、メルの大事なお人形も持って来たんだぞ」
「・・・騙してないのは分かったけど、生憎俺は優しくないんだ。謝罪はしない」
その眠そうな声を最後に男は意識をなくした。
書かない期間が長かったので雰囲気が変わってたらすみません(ToT)