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異世界筋肉〜筋トレがしたいだけなのに異世界が放っておいてくれない〜  作者: プロテイン長田
第一章「筋トレがしたいだけなのに」

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番外編 セリオとギルドとユージという男

番外編は主人公がその場にいない色々なシーンです。たまに結構大事なことも出すので読んでみてね

セリオは突然降ってきた大仕事に駆け回っていた。


ギルドに飛び込んできた町の行商人からの報告は「森にホブゴブリンが出た」という一大事を伝えるものだった。


緊急クエストの発行。適切な報酬金額とクエスト受注の適正ランクの設定。いつもの如くギルド長は不在のため、全て自分で行う必要がある。


被害を最小限にするためには素早く対処することが何よりも大切であるが、同時に焦りは最悪の結果を招きかねない。


セリオは冷静な男であった。ほどなくして、ギルドに緊急クエストが張り出された。


「ホブゴブリンの討伐 

Cランク以上のパーティによる討伐隊編成

報酬:1パーティにつき1万バル(魔水晶はギルドにて回収)」


あるものは恐れ、あるものは奮った。すぐにギルド内の空気は活発化し、パーティーリーダー同士の交渉が始まる。


しかし、その混沌めいた状況は呆気ない終わりを迎えることとなる。


いよいよ最初の討伐隊がクエストを受注しようという時に、クエストの発注は取り下げられてしまったのだ。


ギルド内はなんとも言えない空気に包まれる。あるものは説明を求め抗議している。あるものは安堵した様子でいつもの日常へと戻っていく。


その後、門番の案内で来たという男は、明らかに普通ではない状態の魔水晶を素手で持ってきた。


ギルド内の注目が彼に注がれる。


誰が見ても、この男が”ソレ”を討伐したということは明らかだ。


彼は受付を通ると、すぐに裏へと行ってしまった。


しばらくの間、ギルドに出入りしている冒険者は、その男の話題で持ちきりだった。


__________


「ギルド長。こちらを」


その後、ギルドに姿を見せたガルデンに男が持ってきた魔水晶を見せる。


「___こりゃあ、普通じゃありえねえな。」


「はい。このサイズの魔水晶はホブゴブリンからは採れないはずです。」


「ゴブリンキングか・・・それとも、ダンジョンから漏れ出してきたボスって線もあるな」


「どちらにせよ、その階級のモンスターをおそらく一撃で、ということです」


「鑑定の結果は?」


「全ての能力を確認するにはもう少し接触が必要かと。ですが今の時点で十分正気とは思えな

い能力です」


「参ったな・・・こりゃ俺が出て見定めるしかないか」


「間違っても負けたりしないでくださいね?」


「ハハッ!どうだろうなぁ!」


ガルデンは豪快に笑った。セリオはその姿を頼もしく、また、もう少し事務方にも気を回してほしいな。と言う気持ちで眺めるのだった。


番外編 セリオとギルドとユージという男 完

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