第十四話前のサバランの独り言
薄暗い部屋の中、サバランは1人静かに微笑んだ。手作りのシフォンケーキを頬張りながら、ポットを手に取る。
「今日も美味しいですね、私のケーキは♡」
茶葉の入ったコップにお湯を注ぎ、紅茶を一口…。が、思ったより熱かった。喉を火傷しながら慌ててコップを置く。
「アチチチ…。私としたことが…喉が熱いですねぇっ?!やだ、サバランの〜ドジっ子⭐︎…この紅茶の茶葉は今日限りで…採用っ!いやいや、持続勤務ですよあなたは。私の喉を犯したからって、そーんな厳しいわけないじゃない?むしろ…そんな一矢を報いた君が好き!なんでかって…。」
彼は目をギラっとさせた。
「一矢報いる子なんて、陥れ甲斐があるじゃないですか?」
フフフ…とひとりでに笑いながら、再び紅茶を飲む。相変わらず熱い。薄暗い部屋で1人静かにポツリと呟いた。
「喉元過ぎれば熱さ忘れるなんて言いますけど…再び熱さを流し込めば、嫌でも思い出す。人間って不思議な存在だよね。」
近くの鳥籠の中には、青い蝶々が逃げ出したそうに動いていた。彼はチラリとそちらに視線を向けると、きゃー♡可愛いと騒いだ。鳥篭の前で紅茶を啜る。
「…逃げたいあなた。逃がさない私。…この駆け引きがたまらない。でもご安心を?皆様の前で、こーんな可愛くて綺麗な蝶々を痛めつけては、私も反感を買っちゃうでしょう?やらないっすよ〜そんなこと。」
ええ、そうですと彼はニッコリ微笑んだ。その目は異常なほど悪そのものだった。
「…そう、反感を唱える人の前では、ね。」
読んでいただきありがとうございます!
さて今回は第十四話前のサバランの独り言…。ちょーっと雰囲気変わった?フフフ…悪って気がついたら爪を研いでますよ…作者は昨日爪を切りましたが。
ちなみにすみません、作者のXのURLは今回は省略します。ちょっとスマホからペーストしようとしたらうまく行かなくて(汗)
感想や質問等にはぼちぼちふざけつつ応えていきます。時間かかってる!とか思ったら、おい作者早くしろ、消すぞこのキャラとでも脅せば早くなりますよ…冗談ですやめてください、私がキャラ化されたら困りますハイ。




