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第6話 公爵令嬢は困惑する

2020年6月4日 若干の加筆修正

 6691文字 ⇨ 6908文字 ※空白・改行含まず

 

 アリスティアは、ふわふわした感覚を心地よく感じた。

 なんだか甘くていい匂いもして来た。


(こんないい匂い、初めてかも。三人の兄様たちにもこんないい匂いを感じて欲しいけど、なんだかひどく懐かしい? なぜかしら?)


 そこまで考えて、ふと、つい先ほど自分に起こった事を思い出して。


 ──水の精霊

 ──精霊王ウンディーネ様

 ──愛し子

 ──ルーク兄様が皇太子殿下

 ──守護契約

 ──ピクニック


 アルバ湖の(ほとり)で、突然ミニチュアな透明の妖精のようなものが姿を現したのを切っ掛けに、信じられない情報が次々と(もたら)され、驚き過ぎたその後の記憶が無かったのだが、その驚愕の情報が言葉として次々と頭に思い浮かんだ。


(そうだ、ピクニックの最中だった!)




 なんだか色々と考えなきゃならない事があるような気がするけれども。

 ピクニックなんて初めての経験なのに、今起きないともう二度と経験させて貰えない気がして、アリスティアは必死になって目を開けた。

 途端に飛び込んで来たのは、ひどく整った、でも心配そうなルークの顔。


(ルーク兄様って、とても綺麗ね)


 些か場違いな感想を抱いたのは、現実逃避なのか。


「ティア! 良かった、目が覚めたのだな」


 震える声は心配そうなのにどこまでも甘くて。

 アリスティアはそんなルークの顔をじっと見て。

 アリスティアの反応が薄い事にルークが困惑しだした頃、ルークの横にエルナードとクリストファーがひょっこりと顔を出した。


「ルーク、アリスが心配なのもわかるけど、僕たちもアリスが心配なんだからちょっとは見せてよ」

「エルナードの言うとおりだよ、ルーク。自分だけがアリスの守護者に選ばれたからって、僕たちがアリスの兄なのは変わらないんだから」

「うるさいぞ、お前たち。ティアを護れと言われたのは私だ。守護契約したのは私だぞ」


(なんだかまた情報が増えてる?

というか、ルーク兄様、守護契約って? え? 護れとか何ごと?

 あれ、でもルーク兄様はルーカス皇太子殿下で……)


「殿下? 守護契約? ウンディーネ様? 水の精霊? えーと……」


 声が出たけども。

 自分でも驚くような掠れ声で、困惑の感情がわかりやすくて。

 あ、こんな声だと余計心配かけてしまう、と思ったら。

 なんだかぎゅっと抱きしめられて、いい匂いが強くなった。

 ああ、いい匂いなのはルーク兄様だったのね、とか、ルーク兄様また抱きしめてる、とか、ひどく他人事のように考えていたら。


 次の瞬間、凛とした気配を感じてそちらに視線を向けたら、この世のものとも思えないほど整った面差しの、水の精霊たちを人間大にした少女がいた。しかしその少女が人間ではないとわかるのは、少女の背後に薄く透き通るような六枚の羽根があって、少女が湖の上に浮かんでいたからで。

 それだけで少女が、水の精霊王だと理解した。


『アリスティア、我が愛し子。困惑しているようね?』


 水の精霊王ウンディーネがアリスティアに話しかける。


「水の精霊王ウンディーネ様ですか?」

『ええ、そうよ。我が愛し子』


 アリスティアを抱きしめる力が強くなる。

 見るとルークの心配の色がより一層深くなっているようだ。

 なぜ心配するのだろう? 自分にはそんなに価値がある訳ないのに、と考えた途端。


『まあ! ダメよ、アリスティア。我が愛し子。そんな風に考えてはダメ。貴女の価値は貴女が思っている以上に貴重よ? いくら前が平凡だったからと言って、今もまた平凡だとは言えないわ。だって貴女は私の、水の精霊王ウンディーネの愛し子なのだから。それがどれ程貴重なものかわかって?』


(心の中が読まれた⁉)


 驚いて目を見開いてしまった。

 でも精霊だったらそんな事もあるかもしれない、とアリスティアは次の瞬間にはひどくあっさりとその事を受け入れた。


「ウンディーネ様、わたくしはわからない事が多くて、訳がわからないんですの。そもそも愛し子って何ですの?」

『まあまあ! 愛し子とは精霊に愛される存在よ。精霊の愛し子と、精霊王の愛し子と二種類いるわ。そこにいるルーカスは、精霊の愛し子だけれど、私の、精霊王の愛し子ではないわね』


 ウンディーネの話した内容に、ちょっぴり心配になってルークの顔を見れば、相変わらず心配顔のルークと目が合った。全然、気にしてない様子に安堵する。


「それでは、守護契約とは何ですの?」


 精霊王にまた視線を戻して尋ねる。


『守護契約とは、護る力を我ら精霊が与える契約。精霊王ウンディーネの眷属の水の精霊たちが、ルーカスと契約したわ。貴女を護らせる為よ』


 なんだか聞き捨てならない事を言われた気がするけども、まずは聞きたい事を優先しなければならないだろう。


「なぜわたくしが水の精霊王の愛し子なんですの? わたくしは顔はきれいかもしれないけれど、ごくごく平凡なのに」


 そう言った途端、ルークがなんとも言えない困惑した顔をして、兄たちが「平凡ってなんだ⁉」と悲鳴めいた声を上げて。


 水の精霊たちからは、くすくすと笑うさざ波のような感情が流れて来て。


『だからその様に考えてはダメだと言ったでしょう? 貴女の魂は、こちらに生まれてからは、とても私達を惹き付ける存在なのだから。それが愛し子なのよ?』


 ウンディーネは、呆れた様に溜息を吐きながら言った。


(なんだか理解しようとしても無理な気がして来た。諦めるが勝ちとかいうやつだ、きっと、多分。メイビー)


 それに、もっと差し迫った問題がある気がする。


「ルークにいさ──ルーカス殿下? 離してくださいませ? 不敬になりますわ」


 困り顔でそう言った途端、ルーク──ルーカスの目が見開かれ、そのきれいな金色の瞳に驚愕の色を宿した。


「あー、今更気がついたのか、アリス」

「精霊たちが思いっきり皇子って言ってたしね。というか、ルークが自分で名前を名乗った時点でバレるでしょ」


 兄達が苦笑いしながら話しているのを聞いて、なんだか居たたまれない心地になる。

 そんなアリスティアを、更に強く抱きしめたルーカスだったが。


「ティア。私の事は迷惑か?」

「迷惑とかではありませんわ。でも知らなかったとは言え、今まで殿下を兄様と呼んでいたなんて、畏れ多くて」


 困惑しながら言うと、なんだか安心した様に溜息を吐いたルーカスは、少しだけ抱きしめる力を緩めた。


「不敬とか考えなくても大丈夫だ。私がそうしたかったからな。そなたを側で守りたかった」


 またも意味不明な言葉がルーカスの口から吐き出された。


(守られるべきはルーカス殿下の方でしょう?

 一臣下を守るとか、意味不明過ぎて理解不可能よ)


「殿下。アリスがびっくりしてますよ」

「殿下から守りたいと言われて素直に受け入れられるなら、アリスは不敬を心配しませんよ」


 流石、アリスティアの兄達である。アリスティアの心情を代弁してくれた。


『でもアリスティア、私の愛し子。これからはルーカスが、わたくしたちが側にいられない時に貴女を護ってくれるわ』


 水の精霊王ウンディーネから、更に意味不明な爆弾が投下された。

 これはアレだろうか、理解できない自分が悪いのだろうか、と遠い目になってしまうのは仕方ないだろう。


『貴女は、貴女の価値を知らな過ぎるわ、アリスティア、私の愛し子。水の精霊王の愛し子とは、数百年現れなかったのよ?』


(あ、だめだ。理解したらキャパオーバーになる! 諦めよう)


 アリスティアは内心で嘆息しつつ理解する事を投げ捨てた。


「わかりましたわ、ウンディーネ様。ルーカス殿下、ありがとう存じます。ええと、これからもよろしくお願い申し上げます?」

「なぜそこで疑問形なのかわからぬが。とりあえず、ティアを害する者は全て排除しよう」

「物騒過ぎますわ、殿下」

「精霊王の愛し子の価値は、それだけ大きいのだぞ?」

「アリス、諦めよう? 数百年ぶりの精霊王の愛し子なんて、狙ってください、と言ってる様なものだからね」

「エルナードの言うとおり。僕たちも守るけど、精霊達と守護契約をした殿下には敵わないからね」

『ならば、お前も守護契約するか?』

『我ら土の精霊も、そこの愛し子を守りたい』

『愛し子を守るならば、力を貸そう』

『お前の名前を教えるがいい』

『守護契約には、名前が必要じゃ』


 突然、三角帽子を被った小人たちが現れた。

 この小人たちが土の精霊の様だ。


「僕も守護契約出来るなら、喜んで名前を教えよう! 僕はクリストファー・ティノ・セル・バークランド」

『クリストファー、土の精霊の愛し子。土の精霊王ノームの愛し子、アリスティアを護れ』

『力を貸そう、クリストファー。土の精霊の愛し子』


(精霊の愛し子って、こんなにポロポロといるものなのか。

 やっぱりそんなに価値が高くない気がする)


 アリスティアがそう考えた途端。


『精霊の愛し子だってそう多くはないわよ。魔力が高くなければ、精霊は存在に惹かれないのだから』


 思考を読んだ水の精霊王ウンディーネが、にっこりと笑い、教えてくれた。

 魔力が高いのが条件ならば、確かに多くは無いだろう。筆頭公爵家だけあって、父と母も魔力が高く、つまりはその子供たちも魔力が高いわけで。

 皇家は公爵家よりも魔力が高い一族であり、その中でも皇太子は飛び抜けて魔力が高いと聞く。


(ああそうか。貴族って、血を繋ぐ為に結婚するから、サラブレッドなのよね。

 魔力が高い一族が集まってるなら、精霊の愛し子がここにポロポロいるのは当然なのね)


 理由を理解して、納得した時に、更に別の声が聞こえてきた。


『僕たち風の精霊も、精霊王エアリエルの愛し子を守りたい』

『僕たちと守護契約を結ぼう、風の精霊の愛し子!』

『僕たちが力を貸すよ!』

『名前を教えて、風の精霊の愛し子!』

『風の精霊王の愛し子、アリスティアを護って!』

「アリスを護れるなら、喜んで名前を渡そう! 僕は、エルナード・フォルト・セル・バークランド」


 エルナードの側に、緑色のマフラーを巻いた小さな少年たちが現れた。

 今までのパターンからすると、彼らが風の精霊なのだろう。

 風の精霊たちは、エルナードを取り囲む様に位置取り、直ぐに周囲を回りだした。


『風の精霊の愛し子、エルナード。風の精霊王エアリエルの愛し子アリスティアを護れ』


 また理解し難い事を言ってる気がする、とアリスティアはその可愛い眉を顰めた。


『僕たちの力を貸そう、風の精霊の愛し子、エルナード!』

『僕たちの代わりに、風の精霊王の愛し子、アリスティアを護って!』


(精霊との契約って、光る訳じゃないのね。

 というか、私って数百年ぶりの水の精霊王の愛し子だよね?

 なぜ土の精霊王ノームの愛し子なの? なぜ風の精霊王エアリエルの愛し子なの? 確率的におかしくない? というか、ここに火の精霊王とか出てきたら──考えたら出てきそうだからやめておこう、怖すぎる)


 そう考えてアリスティアが思考を放棄しようとした途端に、その声は聞こえてきた。


『呼んだかな、我が愛し子、アリスティアよ』


(ねえ、なぜ嬉々として出てくるのよ、火の精霊王? らしき精霊が)


 見かけは容姿端麗な青年だけど、爬虫類系の羽が生えてる青年なんて人間にはいないだろう。


『私は、火の精霊王サラマンダー。我が愛し子、アリスティア。やっと会えた!』


(サラマンダーって、確か火竜じゃなかったっけ?

 そしてやっぱり火の精霊王の愛し子なんだ、私は)


 アリスティアは半分諦めた様に受け入れた。


『火の精霊王サラマンダー、我が愛し子に近づくな』

『水の精霊王ウンディーネ。我が愛し子にお前こそ近づくな』


(あ。喧嘩しそう。喧嘩して欲しくないのにな)


『……サラマンダー。この場は引いておくわ。我が愛し子が争いを好まないから』

『……ウンディーネ。私もこの場は引いて置く。我が愛し子が喧嘩して欲しくないと思っているからな』


(なぜ精霊王たちは心を読むのがデフォルトなの?

 私、何も言ってないよね⁉)


『私の眷属の愛し子がこの場に居ない。私は愛し子に力を貸そう』

『抜け駆けは許さなくてよ、サラマンダー! それなら私も貸すわよ!』

『お主ら、狡いではないか。それなら土の精霊王ノームも力を貸そうぞ』

『そう言うなら風の精霊王エアリエルも愛し子に力を貸すよ!』

『引きこもりの土の精霊王が出てくるなんて!』

『常にフラフラしてる風の精霊王が僅かとはいえこの場に留まるとはな』


(カオスすぎる!

 えーと、四大精霊王が大集合してる? そして、四大精霊王の愛し子が私?)


 考え過ぎるとまた意識を失いそうだ、とアリスティアは幼い頭で考える。


(なぜ自分がここまで人外にモテるんだろう?

 私、魔力が高いだけだよね?

 もう理解しなくてもいいかな)


 つい遠い目をして中空に視線をやってしまった。


『我が愛し子アリスティアに、水の精霊王の加護を』

『我が愛し子アリスティアに、火の精霊王の加護を』

『我が愛し子アリスティアに、土の精霊王の加護を』

『我が愛し子アリスティアに、風の精霊王の加護を』


 なんだか凄い事になってる気がする、とアリスティアは思う。


(あ。体がポカポカする。あったかい。なんだか力が漲ってる気がする。

 あ。兄様たちも殿下も驚いてるみたい?)


 アリスティアを見る皇太子と双子の兄達の目が、限界まで見開かれていた。


「ウンディーネ様、サラマンダー様、ノーム様、エアリエル様、加護をありがとう存じます。なんだか体がポカポカします」

『そうでしょう? それは我が力が貴女に注がれてるからよ』

『我ら四大精霊王全ての愛し子など、数千年ぶりだ。このサラマンダーの愛し子も、千年ぶりなのだからな』

『ノームの愛し子は二百年ぶりかのう』

『エアリエルの愛し子は百年ぶりだね』

「──ティア、人間をやめないでくれるか?」


 皇太子が心配そうにアリスティアを覗き込んできた。


「皇太子殿下、私は人間をやめるつもりはございませんわ。私は兄様たちが大好きですもの」


 アリスティアは、顔を顰めて答える。

 その答えにルーカスは困った様に笑い、その様子を見ていたエルナードとクリストファーは、やっぱり諦めたような顔をして溜息を吐いた。


「僕たちの妹は、殿下以上に規格外過ぎるね、クリストファー」

「同感。でもアリスを護る力を精霊から貸して貰えたから、僕たちも一般的には規格外になったんだよ、エルナード」

「だろうね。前より魔力が増えた気がするし、物凄く安定してるのを感じる。クリストファー。僕は思ったんだけどね」

「何がだい、エルナード。なんとなく言いたい事は分かる気がするけど」

「流石双子の弟。アリスの事だけどね。父上と陛下には話した方がいいだろうけど、それ以外には黙っていた方がいいと思うんだ。狙われすぎるだろう? 四大精霊王の愛し子なんてさ」

「やっぱりね。精霊の愛し子程度なら、貴族にはちらほら現れているけど、精霊王の愛し子なんて、滅多に現れないしね。それが四大精霊王全ての愛し子なんてね」

「この目で実際見なければ、とても信じられないよね。うちの妹は神様に愛され過ぎだろう」

「殿下も僕たちも、これから大変だろうけど、陛下に話を通したら、殿下の計画に追い風になるだろうね」

「殿下、幼女趣味過ぎるけどね」

「聞こえているぞ、エルナード! 私は幼女趣味なんかでは無いと何度言ったらわかるんだ!」


(ちょっと聞き捨てならない。幼女趣味とは一体なにごと⁉)


 アリスティアがルーカスを見上げて身じろぎすると、ルーカスが慌てた様に咳をした。だが相変わらずアリスティアを抱きしめたままだ。


「あー、お前たちの言いたい事はわかる。ティアを護るならば、四大精霊王の愛し子などという情報は、秘匿すべきものだからな。知っている人間は少ないに越した事はない。だが、離れているとはいえ、ここに付いて来た使用人たちはどうなのだ? 見た事を口外しない様に箝口令を敷いてそれに従える者たちか?」

「皇太子殿下、筆頭公爵家の使用人を舐めないでください。我がバークランド公爵家は、使用人すらも徹底的に身元を洗い、身上調査をします。その上で、下働きから仕事をさせ、忠誠心の高く仕事ができる真摯な者は出世させます」

「エルナードの言うとおりです、皇太子殿下。ここに居る専属侍女たちと専属護衛たちは、エルナードと僕クリストファー、アリスティアに忠誠を誓う者たちで固めてありますよ。口さがないお喋り雀など、専属にはなれません」


(なんだか凄い事を喋ってる気がする。専属侍女と専属護衛がそんな事になってるなんて知らなかった)

 と、アリスティアはつい、遠い目をして虚空に視線を飛ばしてしまう。


(なんだろう、今日は情報量が多すぎて、理解不能だ。というか、理解しちゃダメなやつだ、きっと。理解したら最後、元に戻れない?

 ああ、穏やかに暮らしたいのに、なぜ問題が起こるの?)


 アリスティアの中の前世の少女が嘆く。

 と、その時。



 くうウゥ。



 ちょびっと涙目になってしまったアリスティアのお腹から、可愛い音がした。


 その音を拾った皇太子殿下と兄達が、侍女に命じて昼食の支度をさせ、精霊や精霊王が見守る中でアリスティアはもぐもぐと口を動かし、その小動物的な可愛さに兄二人だけでなく侍女たちや護衛たちまで悶え、皇太子が絶対零度の視線を飛ばしまくっていたのをアリスティアは気が付かなかった。


 食べながらも今日の出来事を考え、どうしても困惑してしまうアリスティアだった。

 

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