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キャンプ道具は最高峰
「よし、そろそろ設営すっか。――《キャンプ∞改造》」
カシャンと展開ボタンを押すと、光の幕がバサァッと広がり、
一瞬でテントが完成。内部からやわらかな光が漏れた。
「おい……勝手に立ったぞ!?」
「え、え、え!? 中がひんやりしてる!?」
「温度調整と防音・防虫・防魔結界つき」
「……国家機密レベルの設備だな」
ショーンが苦笑しながらテントを覗き込む。
ノールは既に靴を脱ぎ、「わぁ~! 地面フカフカです~!」と転がっていた。
それ、ベッド機能付きの床なんだよな。
「ふっかふか……これ、寝たら二度と起きられません……」
「寝る前に飯作るからな?」
「……それは起きます」
とりあえず、次は焚き火台。
金属製の台座を地面に置き、魔石をカチリとセット。
瞬間、青い炎が立ち上がる。涼しい風が流れ、辺りの熱気をさらっていった。
自然と俺が料理係になってるのが癪だが
あいつらにやらせるとろくなことがないからな




