表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界農民はキャンプで無双する〜スローライフに全振りしたら、最強チート農具がついてきた〜  作者: REI


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

35/52

まちにまった街に

「……ギルド?」


 ショーンがにやにやしながら耳打ちする。


 「“グルメ錬成”のスキル持ちなんて、そうはいねぇ。お前が一皿作れば、貴族が札束積むレベルだ」


 陽真の眉がぴくりと動く。


 「……つまり、街に行けばタダ酒が飲める?」


 「飲める。むしろ奢られる」


 「よし、行く」



 「即決!?」とノール。



 ショーンは大笑いして馬車の荷台を叩いた。


 「じゃあ決まりだ! 明日の朝出発だな!」


 「ノールも来いよ」


 「もちろんです!」


 「でもお前、その樽どうすんだ」


 ノールは振り向き、酒樽をじっと見つめたあと――

 「全部持っていきます!」


 「……お前ら、重いぞ」


 そんな軽口を交わしながら、三人の“農園出発組”は準備を始める。


 畑の野菜をまとめ、樽を馬車に積み、キセルを磨き、クッカーを鞄にしまう陽真。


 その背中を見ながら、ショーンがぽつりと呟いた。


 「やっと、旅らしくなってきたな」


 「俺は働かないけどな」


 「いやいや、働かないやつほど運がいいって言うしな!」



 「そんな迷信あるか」



 ノールは笑いながら瓶を抱えた。


 「じゃあ、飲みながら行きましょう!」


 「おい、出発前に飲むな!」


 ――こうして、怠け者の農夫と、酒狂いの錬金術師、そして商魂たくましい旅商人。


 三人の“ちょっとだけ真面目な旅”が始まろうとしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ