解説1:そもそも株とは?(株、投資信託、ETF(上場投資信託))
小説の書き方解説もあるし、株の解説があってもいいでしょ。
なろうは若い方が多いので、そもそも株って何?って人が多いと思います。
今回は株と投資信託、ETF(上場投資信託)について解説しようと思います。それだけ分かれば僕のいってることはなんとなく理解できるようになります。
知ってる人は読み飛ばしていただいて、興味のない人はブラウザバックでお願いします。
1.株とは
簡単に言えば、企業がお金集めのために発行している「もの」です。ここで、ものっていう曖昧な言い方をしているのは中身は企業によって異なるからです。大体は、株を保有していると配当金といってお礼のお金がもらえます。お金集めに協力してくれてありがとう、ってやつです。例えば1万円でA社の株を1株買ったとすると、毎年200~400円くらいお礼のお金がもらえます。これを株価に対する割合で配当利回りと言って、1万円で毎年200円だったら2%です。一般的には3~4%くらいで配当利回りが高いと言われます。あとは株主優待と言って、毎年商品券や割引券がもらえる企業もあります。
でも、それじゃあ元取るまでに何年もかかるじゃん、と思われる方もいると思われます。その通りです。たた、株価というものがあります。さっきの例だと1万円が株価です。これは企業の人気によって値段が決まっているので、安いときに買って、高くなってから売れば儲けられます。たとえば、ア○ゾンは今は大企業ですが、無名の頃は非常に安かったです。今だったら一株1.5万円くらいですが、昔(2000年代前半)だったら100円くらいのときもありました。このときに100株買って、今売れば150万-1500円で149.85万円の利益です。株っていうのはこんな風に儲けます。
2.投資信託
株は分かったけど投資信託って急に難しいな、と思うかもしれません。でも実は結構単純です。株っていうのは銀行やら証券会社から買ったりする(不正確かも)のですが、そのときに買う株をプロに任せるというのが投資信託です。投資信託にも色々な商品があって、例えば日本のでかい企業にまとめて225社投資するものや、プロが良さげなのを選んで買ってくれる投資信託もあります。
プロにお願いする投資信託って高そうって感じるかもしれません。安心してください。好きな額選んで投資できます。なぜかと言えば、あなたと同じ商品を買った人のお金をまとめてとても大きな額にして運用しているからです。例えばあなたが1万円投資信託Aを買ったとします。その商品はほかの人たちも買って合計で100万円分買われているとします。その100万円でプロが株を買うのが投資信託です。例えばそれが120万円分の株価になったとします。あなたは最初に100万円のうち1万円出資しているので1%はあなたのものになります。つまり120万円になれば1.2万円の投資信託をもっていることになります。売れば1.2万円返ってくるので1.2-1で2000円の利益です。ん?でもそれじゃプロはどこからお金をもらうの?となるかもしれません。実は手数料を取られるので本当は1.2-1じゃなかったりします。この手数料がプロの給料になります。
結構投資信託は難しいので、また別で詳しい説明をします。
3.ETF(上場投資信託)
これはほぼ投資信託と変わりません。何が違うかというと株と一緒で証券取引所に上場しており、値段がきまっています。投資信託は好きな額払って、払った額に応じてリターンがもらえるという感じですが、こちらは最初から値段が設定されている投資信託です。もちろん、株と一緒でその人気度によって投資信託の値段は上下します。え?じゃあどっちで買ってもいいじゃんと思われる方もいると思います。まあぶっちゃけそうです。
ただ、違う点としては、先ほど言った配当金の扱いが違います。当然株を保有しているわけですから、配当金も入ってきます。これが投資信託だと勝手に自分の資産の一部に勘定されてさらに再投資に回されます。要するに1万円分買ったけど、配当金が入ってきたから、その分も投資に回されて1万400円分買ってる扱いになる。みたいな感じです。ETFだとこの配当金の400円はそのまま自分の口座に入ります。せいぜいこの違いです。ETFも投資信託同様に持っていると手数料が発生します。どっちがいいかはすごく難しくて誰も結論は出せていないと思います。これは興味があったらよく調べてみてください。
今回はこのくらいにしておきたいと思います。何か質問があれば感想にでもお願いします。