ニート歴2年専門学校生ワイ将、夢について考える
ニート歴2年、年齢20歳、男、専門学校生。
最近、3年次大学編入に向けての志望理由書作成しなければならないおかげで悶々とした日々を過ごしてる。出願期間開始2日前という今現在、志望理由書が作成できずにとても焦っているからだ。ならなぜここで文章を書いているのかというと、自分の気持ちをアウトプットすることととなにかしら手を動かしたいと思ったからだ。ゲームコントローラーを握るよりかは生産的で前向きかなと思う。
大学3年次編入における志望理由書作成の手順は、①現在の自分の学んでいることを書く②自分の将来やりたいことを書く③やりたいこと、もしくはやりたいことにつながる研究等があなたの大学の研究室にあり現在の学校では学べないので入らせてください。と、だいたいこんなところで。なぜ、今志望理由書作成に難航しているのかというとずばり、やりたいこと、夢がないからである。
もちろん、夢なんてなくても適当な大学をみつけ(自分で言えば国公立の大学)、適当に興味のありそうな研究室を探し、なにかしら理由やきっかけなどそれっぽいことをこじつけてでも書いて出すという手法もある。むしろ、そういったやり方が普通なんだろうと思う。しかし私にとって、志望理由書作成に向き合わされ、お前の夢はなんだと突きつけられて、適当に考えるというのはなかなか難しいことだった。
ぐだぐだと無駄に長くなったけれど要するに、夢について考えたいと思った。私の夢は実はないことはない。私の夢はほどほどにいい安定的な稼ぎを得て、好きなアニメを見たり、ゲームをしたり、旅行をしたり、いいパートナーをみつけたり、この世の娯楽を金銭的に満足している状態で謳歌したい。それはかねてからの夢である。しかし、大学が求める夢はこんなものでは当然ない。将来、どんな分野のどんなことで社会貢献したいかが求める夢なのだろう。
。。。こう考えてみると私の低俗な夢のなかにも少しはヒントがあることに気づいた。私は、高収入である程度時間的に自由が利く仕事に就きたいのだ。私の脳でひらめくのはせいぜいフリーランスで働くことぐらいだ。少し調べてみた。。。フリーランスで働くことは新しい情報を敏感に取り入れたり、自分磨きを常にし続けることが大事だそうで、それはつまり学生のころと変わらず一生勉強しつづけなければならないわけで、一般的なサラリーマンより大変なんだろうなと今思った。逆に俺みたいな能動的に動くことができない夢無し野郎はどこかの正社員として就職し会社の命令で働き、安定した収入と福利厚生を得て、平々凡々な日々を暮らしたほうがいいんだろうと思う。こう書いてみると本当にしょうもない。この世になにも残せないただの社会の歯車候補生だ。でもそれだけが、自分の今の夢なんだと実感できた。
今こうやって考えてるのも現実逃避なんだろうか、今日ずっと悩んでいた志望理由書作成も大学に編入することさえも小さなことに思えてきた。
でも現実的には大学に入って学歴をつけることがいいことなんだろう。
いや、それもただ目的もなく社会的な風潮に飲まれているだけか。
しかし、親に無理言って他県の私立の専門学校に通わせてもらっていて、親も大学に俺が入ることをとても期待している。
でも、結局私はここでなにかしら夢に答えを出さないと仮に大学編入ができたとしても将来またこの問題に直面するだろうと思う。
いや、とりあえず大学に入って卒業すれば学歴はついてメリットしかないんだから、とりあえず志望理由書を適当に書けばいいだろ。
整いました。今、この問題に対する現実的な対処法はやっぱり適当な大学の自分の好きそうな研究室をなんとか見つけ、その研究室に私は入りたいと志望理由書になんとか理由をこじつける。そして一番重要なのが、自分はその研究を本当にしたいんだと自分を洗脳することだ。そうしないと自分の性分的にずっとこれでいいんだろうかと引きずると思う。