第二十四話 朝の便り
ひっさしぶりの更新!(一日遅れ)
お待たせしてスイマセン…
チュンチュン…
と小鳥が朝を知らせるかのように泣き出し、まばゆい光が、俺を照らす。
「ンあ…?」
もう朝なのか…もう少し寝てたい…と多くの方が思うようなことを考えた。
しかし俺は次の瞬間、そんな暇を持てないと思い知らされる。
ドン!!!
と障子がとてつもない勢いで開く。
その拍子に障子は枠から外れ、バタンと横たわる。
…うわぁ…障子が外れちゃったよ…ってことは…
「松法師丸様!一大事でございます!」
と大慌てで大男は部屋に入ってくる。
俺の予想は的中した。やはり声の主は家兼である。
家兼は俺の肩を持って大声を出し、揺さぶってくる。
「朝っぱらからなんだ…俺は、眠いんだけど…ふぁぁぁ…」
と俺は欠伸をする。
少し間が開いたが俺は先ほどのことの返事を言う。
「んで…なんだ?こんな朝っぱらから、どんなことが起きたらそんなに慌てるんだよ…ふわぁぁぁ…」
「先ほど、小田殿から連絡があったのですが、小田殿のもとに大内の使者が来たようで…」
家兼は額に汗をかきながら答える。
小田殿のもとに大内の使者が…?
「してその使者はなんと?」
「そ、それが、「少弐松法師丸並びに龍造寺家兼とその家臣の情報を持っているなら差し出せ。もしかくまっている場合は直ちに明け渡せ」と…」
なるほど…
バサッと布団から体を起こす。
もうそんなところにまで大内の手が迫っているのか…
「こりゃぁ見つかるのも時間の問題だな…」
「いかがいたしましょう?すぐにでも対馬か他の何処かの地へ行きましょうか…?」
確かに家兼の言う通り、すぐにでも対馬に行った方がいいのかもしれない。
だがそれは、敵の監視がある真っただ中で行うという意味であり、もし仮に見つかってしまえば、すぐにでも大内軍が駆けつけて、最悪皆もろともあの世行になる。
「松法師丸様。ご決断は早い方がようございますぞ。何せ敵さんはこちらの動きを待ってはくれませんからな」
と家兼は催促をしてきた。
「…」
「…正直、俺だけではわからないことも多い。これより、急ぎ軍議を行う。家兼、主だった家臣に声をかけ、すぐにでも俺の部屋に来るように言ってくれ」
「ははっ!!すぐにでも!」
ドタバタ、ドタバタ。と家兼は俺の部屋を出て行った。
さてと…
ムクッと俺は立ち上がり、つい独り言を放つ。
「首を洗って待っておれ…大内義隆ぁ」




