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俺は少弐氏をこの戦国乱世で大国にしてみせる!  作者: 肥前守田中丸
立志編
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第一話 転生そして.....

「時が来た!!」


俺はそう言って、刀を抜き、周りにいる者に見せた。

ざわ....ざわ....と、していた声がやみいっせいに静かになった。


皆が下知(げち)を待っているのだ。


ようやく巡ってきた、お家再興の機会。

これを逃せば、もう二度とお家再興の機会は訪れてこないだろう。

だからこそ、俺は遠い未来で(つちか)ってきた経験をフルに活用して、なんとしてでもこの戦国乱世で生き残ってやる!!!!  




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



目が覚めると、そこはいつも見慣(みな)れていた天井ではなかった。俺は起き上がって、当たりを見渡してみた。


障子、襖、畳などがある、が特にこれといって目立つもののない質素な和室だった。


....強いて言うならばよく見ていた大〇河ドラマなどによく出てくるような、和室だ。

そんなことを思っていると、襖が開いた。


出てきたのは........これまた大〇河ドラマに出てくるような、侍女(じじょ)さんだった。


侍女さんは俺が起きていることに気がついたらしく、

一瞬、ものすごい驚いた顔をして、そのままどこかへ行ってしまった。


....俺ってそんなに変だったのかな....??と思いつつ、

立ち上がろうとした。その時である。

「ッッッッ????!!!」

俺は声にならない程の痛みを感じた。

猛烈に左足が、痛いのである。左足を何とか元の位置に戻し、動かないようにすると、ようやく、痛みが落ち着いてきた。

「何とか....なったのか?」


そう思い、やはりゆっくりこの布団?の上にいる方がいいだろうと思った。



そして、先程の痛みが無くなったあと、すぐに、

先程、侍女さんが入ってこようとした襖が「ドン!!」と音をたてて開いた。


そこには先程の侍女さんではなく....巨漢の男が3人いたのである。

のそのそと歩いてくる姿はまさに鬼そのもの。

俺は咄嗟(とっさ)に立ち上がろうとしたが、先程、立ち上がろうとして、激痛が走ったのを思い出した。

俺は顔だけは守ろうと手を前に出した。がその手を巨漢の男に掴まれてしまった。

あぁ、俺このままどこかに連れていかれてしまうのか....

と、思っていると、巨漢の男は泣き崩れ、

「松法師丸様ぁぁぁぁぁぁぁぁ........良かった、良かったですぞぉぉぉぉぉぉぉぉ」

と、言いながら。後ろの2人も涙を流していた.....。

これは....一体どう言うことなんだ...??

と、思っていると、巨漢の男が俺に喋りかけてきた。

「松法師丸様.....私のことを覚えておりませぬか...??」


やはりここは素直に答えた方がいいのだろうか...

....少しの間考え俺の方から巨漢の男に話しかける。

「すいません、俺はあなたの事を知りませんし、覚えてもいません、誰ですか?」

そう(たず)ねると、巨漢の男はハッと驚き、また泣きそうになる

後ろの2人の巨漢が小さな声で「やはり、あの落雷のせいで.......」「おそらくは....記憶が.....」

(つぶや)いた。


そして少し間が空いて、また巨漢の男は話し始めた。


「わしの名は龍造寺 家兼、松法師丸様のお父上、少弐 資元様の家臣じゃ」





初めてなろうにて小説を書いてみました。

まだまだ、小説家になろうでも新米ですが、これからよろしくお願いします。

不定期に投稿していくので、かなり間が空いてしまうかもしれないのでご了承ください。

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