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ギルド登録

もう一つの作品のへは目次に一旦移動し、タイトルの上「同じ世界に二つの物語」をクリックしてください。

前世は神に消されましたが、不屈の精神で妹と親友を救うために無双します。

〜その波及で商会が大儲けしてました〜


――― ギルド登録 ―――――


牢獄で時間経過を待っていた。

そろそろ大丈夫だろストーリー使うか。


どんな内容にするかな?

取敢えずは無難に行くか。


こんな時、記憶を無くしたのだろうと金貨500枚返してくれてギルドで登録まで案内してくれる・・・


かわいい子が現れないかな。 

ピコ――――ン  


かわいい子は、後から付け加えた・・・これまで癒しゼロだからな。理解してくれ!


門番が牢までやってきた。

ガチャ

「でろ。これより尋問を行う」

尋問室だろうか、中に入るとシルバーの鎧を着た。

異世界の物語ではよく出てきそうな、かわいい子が立っていた。

「私はシャーロット。衛兵長をしている。君に幾つか質問をしたい。良いかな」

シャーロットは横に何か石のついた道具を見ながら話しだす。

「君は犯罪歴があるか?」

「ありません」

「この金貨500枚はどうした」

「王都で国王にいただきました」

「なにっ」 門番含め動揺している。 

「おいっ直ぐに縄を解いてさし上げろ」

態度が一変した。

察するに国王に金貨をもらうという事は、それだけの功績を上げた人か少なくとも高名な人となるだろう。

多分あの石のついた道具は、嘘をついているか見破るものなのだろう。

「大変失礼をしました。お名前を聴かせていただいてよろしいでしょうか」

「タクヤです」

「タクヤ殿。身分証がないのは、もしかすると盗賊などに襲われたか、記憶を無くされたか。

 国王に褒賞を頂ける様な御仁に大変な無礼を働き本当に申し訳ありません。お許しください。

ここの通行料は無償とさせていただきます。またよければギルドで登録が可能ですが如何なされますか」

「是非お願いします」

「では私、シャーロットが案内しましょう。

ギルドでの血液登録で前に登録した内容が出るかもしれませんよ。

 こちらの門より歩いて10分ほどです。さぁ参りましょう」


「タクヤ殿は、この街にはどんな御用で参られたのですか」

「いえ特に目的といった事は今は無いです」


「褒賞を貰うほどの御方。さぞ激務をやり遂げられたのかも知れませんね。

ゆっくり過ごされるのもいいでしょう」


シャーロットさんは右手を指しながら。

「今日は宿泊されますよね。ここの宿、白猫亭はお薦めですよ。料理がおいしいのです。

ギルドまでもう少しです」


・・・


 ギルドに着いた。結構立派な建物で、冒険者だろうか多くの人がいる。

ガラの悪そうな人も多いが、俺の横のシャーロットさんを見ると皆顔を背けていた。

実はめちゃくちゃ怖い人なのかな・・・



ギルドの受付に着いた

「シャーロットさん、今日はどうされました?」

「この御方のギルド登録をお願いしたいのです。記憶を無くされているようで、もしかすると過去に登録があるかもしれません」

「承知しました。念のため初登録かもしれないので、この申請書に記入をしていただけますか」


申請書・・困ったぞ全く読めない文字だ・・・

すると、日本語に変わった・・・ 

これは何かの特典か?日本語が出来るのも勝手に変換されているのだろうか?


名前と職業だけでいいのか・・・

タクヤ  職業・・・正直に書くか 無職と・・・

「その歳で無職とは。御自分の職業についてもご記憶が無くなっておられるのか」

シャーロットが同情の目でみてくる・・・

そういう事にしておくか。


「では失礼します」 右手をとられ指先にチックっと痛みが走る


下にある道具の水面に落ちた俺の血が青白く光りながら、渦を巻いて消えていく。

その後水晶での確認もあり、ようやく俺のギルド登録が完了した用だった。

「初登録の様ですね。ギルドカードが出来ました」

    

一番驚いたのは、自分の歳だった。15歳若返って23歳になっていた。

そう言えば、肌も若いな

------------------------------------------------------

       GUILD CARD 

         RANK H

         タクヤ 男 23歳

         LV5 

         職業 ノービス 

---------------------------------------------------------


これでギルドカードは登録出来たし、次は宿だな。


シャーロット「あれっ。私は何故持ち場を離れてるんだ」

首を傾げながらシャーロットさんがつぶやいていた。

ストーリーの効果が切れたのだろう。

シャーロット

「タクヤ殿。申し訳ないがこれで失礼する」

「ありがとうございました」

このストーリーのスキルは1時間経過すると、切れるが記憶は残るようだ。

使い方はよく考えないとだめだな。


ギルドでと登録を終えた俺は白猫亭に来ていた。

「すいません宿泊したいのですが、部屋の空きはありますか?」

「1名様ですか。大丈夫ですよ」


やっとベッドで寝れる。

お読みいただいた方、本当にありがとうございます。

少しでも面白かった。続を読みたい。こう思っていただけたらブックマークや評価いただけると嬉しいです。評価はこの下の方にある星です。☆☆☆☆☆  引き続きよろしくお願いいたします。


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