街道を進むと
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前世は神に消されましたが、不屈の精神で妹と親友を救うために無双します。
〜その波及で商会が大儲けしてました〜
―― 街道を進むと ―――――
5時間遠いな――
でも俺のストーリースキルで、もしかすると何でもできる?
さっきは思い浮かべただけだったよな。
念を込めて!
空を自由に飛び回れないかな。
・・・何も起こらないな
さすがに現実離れしすぎか。
バイクが出て楽に街道沿いを走れないかなー。
・・・何も起こらないな
いきなり美女が現れて、この世界について教えてくれないかなー
どうせなら、ハーレム暮らしできないかな
・・・これも無理か
だめだ!お腹空いたし何か食べてからだな。
一旦街道沿いに腰を下ろし貰ったパンと干し肉を食べてみた。
なんだよ、このパン、、、
固いうえに不味い、口の水分は全て取られるし・・・
干し肉は・・・ ガリッ 硬いうえに不味い ペッペッ・・・
キツイな―――
日本の食事を自由に取り出せるようにならないかな。
カレーライスが突然出てこないかな。
かつ丼ならどうだ!でてこーーーい。
材料だけでも取り寄せれないかな。
もしかしてストーリーだから、話になっていないとなのか?
この世界の料理人と、この街道沿いで出会って、仲良くなってご馳走を振舞ってくれないかな。
誰でもいいから、出会って食事奢ってくれないかな。
・・・・
誰でもいいから話相手できないかな。
・・・空しくなってきたぞ。
ストーリーが起こらないか試しながらが移動を歩いていた。
目の前に森が見える。
ちょっと警戒しておくか、俺はもらった装備の剣を振ってみる。
2,3回振ったら、腕の筋が痛くなってきた・・・
やばいなこれ
そう考えていたからか、草むらがガサガサしている・・・
ゴブリンだ。
本当に出てきた。片手に木の棒を持っている。
交戦する気満々じゃねーか!
「ギッキー」
ヤバい見つかった!
ゴブリンは持っている木の棒を上に振り上げるとものすごい勢いで走ってくる。
咄嗟に剣を横に振ってみた。
ゴブリンは驚いたように止まったので、必死でお腹を突いてみた。
直ぐに反撃が来た、木の棒で肩の辺を殴られた。 バキッ!
くそーーー。
俺は後退はせずに、そのまま剣を更に押し込んだ。
「ゴブッ・・・」
ゴブリンを倒せたようだった。
『レベルアップしました』
なんだ、何が起こった。ゲームと全く同じ感じか?
凄い。力がみなぎってくる。明らかに前と違うぞ。
確認してみるか。
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名前 タクヤ キジマ
称号 召喚転移者
職業 ノービス
種族 人
LV 2
HP 32
MP 45
攻撃力 22
防御力 19
魔法力 2
俊敏力 12
スキル 剣術1 ストーリー
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あれっ 変わったか・・・
でも俊敏上がってるな、確か10だったのを覚えている。
おおおー 剣術ってあるぞ。
ちょっと振ってみるか。
明らかに振りが変わった。筋肉の筋が痛くならないし、軽い感じだ。
「痛っ!」
叩かれた側の肩は痛いな。手も上がり辛い。
これってピンチのままだよな。
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