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はじまる という罪

僕は善悪論になんて興味はない。

僕の行動はそんなもので決まらない。要は損得勘定だ。その行動は自分にとってどんな利益と損失を提供するのか、それだけだ。


だからいじめとか喧嘩とか馬鹿馬鹿しくて見てられない。コストだけ払って見返りは精神的満足だけなんていう無駄の権化に精を出している連中は視界にも留めておきたくない。


だから僕は社会や学校などの輪の中のルールは厳守する。

客観的に見ても糞真面目とかいう言葉がお似合いだなんてわかってる。

ただそれでも自分に損失を背負わせる可能性を、しかも自分から現出させるなんて非効率的で仕方がない。


人でも同様。

僕に損失またはその危険性を危惧させる分子なんか興味ないし、関わりたくない。

僕の話に同意してくれる人がいるなら一度は他人に振り回されて無駄に焦燥感を感じたことがあるんじゃないかな。それが校則違反か犯罪か大小なんて関係ない。美化して言うなら正義感、かな。



さて、そんなことを話してなんだけど、僕はそんな経験一つもない。

体質って言うには生物学の研究者に申し訳ないかな。

単純に僕はそんな馬鹿共と深い関係なんて持ちはしないようにできている。

判断基準は僕の私見などではない。もっと簡単、



具現化してるんだ。

しかも頭の上に見えるんだ。僕にだけ。数字っていうとても分かりやすい形式で。


たとえばそこに見えている女子中学生と思われる少女。

見た目純粋で無垢なように見える彼女の数字は  238




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