表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よよぼう ~あの世とこの世の冒険譚  作者: 真鶴あさみ
波乱の冒険のその先へ
98/112

◇EX ここまでの「よよぼう」

まえがき


「よよぼう_~あの世とこの世の冒険譚」は、原則的に毎週月曜日の朝10:00に更新予定の、連載形式の小説作品です。


2025/1/13より、現在の第八章を掲載中です。今のところ、この章で完結となる予定となっています。


「よよぼう」第七章までのあらすじ


 クラス担任の佐伯十三さえき じゅうぞう先生に憧れを抱く中等部二年の女子生徒、西原詩音にしはら うたねは、自ら立ち上げたRPG同好会の責任者として佐伯先生を迎え、恋と趣味の大冒険とを謳歌していた。

 幼馴染みの香坂夢莉こうさか ゆうり島本涼太しまもと りょうた、クラスメイトの白岡彩乃しらおか あやの、先輩の神楽樟葉かぐら くずはでスタートしたRPG同好会は、紆余曲折の末、後輩の山科美雅やましな みみやとジョナサン・ウェリントンを加え、賑やかさを増していく。


 やがて、互いの想い人を巡る攻防戦が勃発すると、佐伯先生を巡って、詩音は樟葉の挑戦を受けることになる。

 地元の名家の御嬢様で、頭脳明晰、品行方正な樟葉に対して、気合と根性のみを武器に対抗する詩音だったが、周囲の支援と持ち前の強運で、一歩一歩勝利へと前進していく。

 樟葉の海外留学の話が持ち上がり、二人の女子生徒の間で板挟み状態の佐伯先生は、とある決意を固めてクリスマスを迎えようとしていた…。


 勝者がいれば敗者がいる。

 詩音の躍進の影で、夢莉と彩乃、美雅、そして詩音に大胆告白を果たした越谷漣こしがや れんも、夢破れて新たな道を探しはじめる。

 果たして、詩音たちRPG同好会の運命は? そして、恋の行方は?

 空想世界と現実世界を又にかけた、「あの世とこの世の冒険譚」の物語も、いよいよ佳境を迎えるのだった…。




主な登場人物

□女性/■男性


《RPG同好会の面々》

西原にしはら 詩音うたね

 クラス担任の佐伯先生に想いを寄せる中等部二年生。RPG同好会を立ち上げた張本人で、いちおう会長なのだが威厳の欠片もない。

 何故かトラブルに好かれるも、気合と根性で難題に立ち向かう、出たとこ勝負の精神的ハリボテ&チキンハートな自称勇者。

挿絵(By みてみん)


白岡しらおか 彩乃あやの

 詩音のクラスメイトのボクっ娘。ホビーショップ『Colline Blancheコリンブロンシュ』の看板娘で、明るくマイペースなダート大好き人間。

 年下からは人気の姉貴分だが、恋をするには些か色気が足りず、従妹の謙佑に対しても煮え切らない様子。天邪鬼な鉄砲玉トラブルメーカー。

挿絵(By みてみん)


香坂こうさか 夢莉ゆうり

 詩音の幼馴染みで隣のクラス。体操部の期待の星でもあり、男女問わず人気の高いスタイリッシュなカッコイイ系女子。

 その実、クールな見た目に反する毒舌系百合剣士として、詩音の露払いを自ら買って出るほど、詩音にご執心。人情に脆い苦労人。

挿絵(By みてみん)


島本しまもと 涼太りょうた

 詩音と夢莉の幼馴染み。夢莉と同クラスで家もお向かいさん。夢莉にあからさまな挑戦を続ける残念過ぎるトリックスター。

 表向きは夢莉にいいように使われつつ、思慮深く陰ながら支える縁の下の力持ち。自称ジョナサンの兄貴分。


山科やましな 美雅みみや笹嶋ささしま 美雅みみや

 中等部一年の体操部員。夢莉を目標に鍛錬を欠かさぬ努力家。気分屋で周囲から孤立しがちな人見知りツンデレハリネズミ娘。

 複雑な家庭環境ゆえにかなり達観した言動も多い。戸籍上は笹嶋ささしま姓となったが、学校内では山科で通している。彩乃の天敵?

挿絵(By みてみん)


神楽かぐら 樟葉くずは

 図書委員の中等部三年生で、地元名家の一人娘。完璧主義で融通の利かない修道女的性格も、詩音たちの影響で丸くなりつつあり。

 実態は、神楽家の次期当主としての境遇と、自らの目標に悩む年相応の少女であり、渾名の「鋼鉄の冷嬢」とは程遠い温和な性格。詩音のライバル?を公言中。

挿絵(By みてみん)


■ジョナサン ウェリントン

 樟葉の遠縁の金髪男子。美雅と同クラスの、明るく陽気な爽やか系男子で、編入早々から男女問わず注目度も高い。涼太とは凸凹コンビの義兄弟的な関係。

 偶然か必然か、詩音の遭遇するトラブルの救世主的存在で、詩音にとって、年下ながら微妙に気になる存在?



《中等部の生徒・教師たち》

佐伯さえき 十三じゅうぞう

 詩音と彩乃のクラス担任の国語教師。RPGの造詣も高く、心理描写重視の演劇スタイルが得意。なし崩しでRPG同好会の責任者となる。

 詩音の憧れの存在であり、生徒からの評判も良好の好青年だが、環との経緯から生徒との距離感に戸惑いを感じる一面も。


水野みずの

 夢莉のクラス担任の体育教師で、体操部の顧問。親身な熱血指導が時に誤解と不評を受ける不運な境遇。

 佐伯先生ら若き教師の叱咤激励役兼教育係。責任感と筋を重んじる、典型的な昔気質の真面目な先生然とした先生。


越谷こしがや れん

 詩音のクラスメイト。突然詩音に大胆告白をした、もう一人の無謀な勇者。

 落ち着いた穏やかな性格だが、詩音に関してはかなりの情熱家で、涼太やジョナサンを仮想敵に考えていた模様。常識人のように見える天然系?

 洞察力に優れ、佐伯先生より早く詩音の長所に気付くなど侮れない存在。


吉川よしかわ ひびき

 詩音のクラスメイトで、越谷の友人。詩音の事になると見境のない越谷の手綱を握る役目。口調は荒いが正義感溢れる善人ではある。

 やんちゃな小学生の妹のおかげで、女子に対する希望的な感情は希薄。風歌とも仲間感覚でのフランクな友人関係にある。


赤木あかぎ 風歌ふうか

 詩音のクラスメイトで。クラスを引っ張るまとめ役的なさっぱり系。詩音と対照的な健康的小麦肌の大胆不敵な姉御。

 お祭りやイベントが大好きで、とことん楽しみ尽くすタイプ。ムードメーカーとして貴重なパリピ娘。

挿絵(By みてみん)


宮津みやづ 綺夏あやか

 美雅のクラスメイトの明朗少女。クラスで孤立しがちな美雅を気にかけ、積極的に関わろうと努め、結果的に無二の親友となる。

 美味しいものと可愛いものに目がない現代っ子で、アクティブな行動派のわりに細部はかなり大雑把な性格。躊躇する人の背中をそっと押すのが得意。

挿絵(By みてみん)



《その他の人物たち》

□メアリー ウェリントン

 樟葉の遠縁の金髪女子。初等部六年生の快活児童。ジョナサンの妹で、かなり偏りまくった日本文化に憧れている。

 次世代RPG同好会の予備軍として、詩音たちに同行することも多い。容姿も年齢以上に早熟可憐で、詩音や彩乃のコンプレックスの源になることも。

挿絵(By みてみん)


鷹取たかとり 謙佑けんすけ

 彩乃の従兄で、ホビーショップ『Colline Blancheコリンブロンシュ』のアルバイト大学生。RPGのほか、様々な玩具に詳しい残念系イケメン。

 いい加減な性格で掴みどころがないが、詩音や彩乃の良き相談相手であり、彩乃と美雅の目下の攻略目標。但し、謙佑本人は環と…。


道脇みちわき たまき

 RPG雑誌『月刊TTMテーブルトーク・マンスリー』のライター兼編集部員。気さくなゴスロリ美女で、本名は「大路おおじ まどか」。

 佐伯先生の教育実習時の教え子。過去の自分に似た境遇の詩音に、あれこれ指南する、半ば世話焼きのお節介お姉さんと化している。

挿絵(By みてみん)


□ヴィスラーン(bi slàn)

 駅前広場に時折出没する謎の占い師。本名は「大路 満(おおじ みちる」で、環(円)の双子の姉。よく似た性格ながら更に謎の多い女性。

 環と対照的な白系のドレスに身を包み、求める者に様々な助言と示唆に富んだ話を語り聞かせる。

挿絵(By みてみん)


神楽かぐら 墨染ぼくせん

 現在の神楽本家の当主で樟葉の父。実業家として堅実に手腕を発揮する一方、一人娘には寛容な子煩悩さも持つ。温厚な性格でありながら、時に鋭く他人の心の内を見抜く切れ者。

 ウェリントン家の事情を憂慮しており、陰ながら力になろうと試みる。


藤堂とうどう

 神楽本家に仕える墨染の若き片腕。主に樟葉付きの運転手を兼ねた世話役を仰せつかっている模様。

 年齢差や出自の違いに臆しているものの、樟葉を陰から兄のように見守りながら、その様子に一喜一憂する複雑な心境の青年。


笹嶋ささしま 武生たけお

 美雅の(戸籍上の)実父。幾つかのホテルやテナントビルを経営する傍ら、美雅と時折面会していた。

 資産家の末子で、実母と別れた後は佳苗と結婚し、順風満帆な生活を送っていたが、佳苗の病をきっかけに、離婚後に実母と暮らしていた美雅を引き取る。


笹嶋ささしま 佳苗かなえ

 武生の妻で病気により子供が望めない身体になる。武生を支えつつ、継娘となる美雅の引き取りを快諾する。

 実母に虐げられてきた美雅にとっては、実母以上に母性を感じる存在で、美雅の理想の大人の女性像となる。 


太秦うずまさ ウェリントン

 樟葉の遠縁の実業家。ジョナサンとメアリーの継父。亡き友人の妻と子供を支えるため、神楽家を離れた決意の人。幼い頃の樟葉の家庭教師役でもあった。

 その信念を貫くがゆえ、神楽本家と折り合いが悪く、多少の肩身の狭さを感じてはいるが、実業家としての手腕は墨染に見劣りしない辣腕。


□リンダ ウェリントン

 国際的な地質学者。ジョナサンとメアリーの実母で太秦の妻。二児の母とは思えぬ若さと美貌の淑女。

 同じ地質学者だった夫の遺志を継ぎ、子育てと併せて、研究に精を出すアメリカンナイスボディ。


幸樹こうき

 『Colline Blancheコリンブロンシュ』の常連客の小学生男子。何かと彩乃を慕って、実の弟のように懐いている。

 ゲームとガンプラに夢中な年相応のやんちゃ坊主だが、一方で転校生のメアリーに一目惚れ中らしい。



《名前のない人々たち》

□詩音の母

 ごく普通の主婦。一男一女の母だったが、昨年の事故で息子を亡くしている。悲しみから立ち上がり、気丈に振舞う心優しい女性。


◆詩音の兄

 故人。昨年の事故で亡くなった。彩乃の初恋の人。小学校の先生を目指す優秀な高校一年生だった。RPGや物語の創作に興味を持ち、遺品が詩音に影響を与えた。


■彩乃の父

 ホビーショップ『Colline Blancheコリンブロンシュ』の店主。人の良さげな典型的趣味人。先代から引き継いだ寂れた玩具店を見事に復活させた。


■夢莉の父

 海外貿易船の船員で海外を忙しなく飛び回る。家を空けがちな生活のため、隣家の島本家とも親しく接している。幼少の夢莉たち三人組に大きな影響を与えた。


□樟葉の母

 神楽本家に若くして嫁いだ気品のある女性。古風な日本の奥方という雰囲気で、夫であり当主の墨染に寄り添う。娘の樟葉にも厳しく躾ける厳格な母。


□佐伯先生の母

 現役の小学校教師だが、腰を痛めて休職して入院中。環(円)と佐伯先生の関係を知る希少な人物。詩音が将来、息子の嫁になるのでは?と考えて応援している。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ