◇110 あなたとわたしの冒険譚【暫定最終話】
まえがき
「よよぼう_~あの世とこの世の冒険譚」は、原則的に毎週月曜日の朝10:00に更新の、連載形式の小説作品です。
2025/1/13より、現在の第八章を掲載してきましたが、本日、2025/4/14をもって、第八章終了となります。
また同時に、いちおう暫定の形ではありますが、連載終了となります。
ご愛読ありがとうございました。
それでは最後のエピソードをお楽しみください。
「よよぼう」第七章までのあらすじ &登場人物
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◇110 あなたとわたしの冒険譚【暫定最終話】
目を閉じたままの樟葉が、早速話を始める。
詩音には大方の内容は予想済みだったが。しかし大事なのはその結論だ。
「佐伯先生曰く、私は太陽、あなたは月、だそうよ? 私には神楽の威光が常に纏わりついているけれど、それを自ら消し去る手段がない、という話ね…」
樟葉が、というか、佐伯先生が言いたいことは何となく理解できる。ぶっちゃけた話、詩音にはそういった類の飛び道具は何もない。庶民が庶民として生きているというだけの存在なのだ。
「そして、あなたは月…。自分では光を出せないけれど、周囲の誰かに照らされて、日々違う表情をみせてくれる。でも、太陽の傍では絶対に輝けない…」
「うーん、わかるような、わからないような…」
詩音のポンコツ極まる頭では、あまりにも抽象的過ぎるその話を理解することができない。
やがて樟葉はぱっと目を開けて、疑問だらけの詩音の顔をまじまじと睨むように見つめる。
「単純な話よ…。太陽は自分の放つ光を止められない。だから自分のすぐ傍でいつも『冴えない』月の姿に苛立つ一方で、太陽の目の届かない真夜中に煌々と輝く月が羨ましくて仕方がない…。だから『神楽樟葉は西原詩音に苛々している』…という話、らしいわね…」
そう流れるように語り続ける樟葉の顔は、美しくも儚げな愁いに満ちた表情を浮かべていた。それが樟葉本人の意図的なものなのか、無意識に何かの感情がそうさせているのか、詩音には判別できなかった。
「うーん、樟葉先輩が神楽の家系の光っていうか、しがらみを止められない、っていうのはわかりますけど、でもそれって、この辺りだけの地域特有の話だと思うんですけど…? もし、先輩が何処かもっと遠い所に行ったとしたら…」
そこまで詩音が言いかけて、はっと息をのんで樟葉を見つめ返す。
恐らくきっと、だからこそ樟葉先輩は試してみたかったのだろう。遥かに遠い異国の地で、神楽という家名に縛られることなく過ごすことで、詩音と同じように普通の何処にでもいる一人の女の子として、心から慕う佐伯先生…いや、佐伯十三という一人の男性を愛し、受け入れてもらおうと願って…。
「そう、私は暫しの間、神楽本家の一人娘という呪縛から逃れたかった。そのための口実に留学の話に乗った…という部分もあるのよ…。でも、佐伯先生は、私に同行して海外に行く事を即断できなかった…」
樟葉先輩は詩音から視線を逸らして、俯きながら語り続ける。
「でも、それで良かったのかもしれない…。神楽の次期当主の座とか、それ相応の資産とか、それに…私自身という目の前の貢ぎ物に惑わされず、佐伯先生は言ってくれたの…。一年考えさせて欲しい、って…。据え膳、っていうのかしら? 目の前にぶら下がったそれに跳びつかない堅実で思慮深い男性だったと、そんな相手を私は選んだんだと、そう胸を張ることができたわ…」
確かにそれはそうかもしれない。樟葉先輩の言うとおり、佐伯先生は軽々しく誘い話に乗ったりはしない。
ビビり勇者の詩音が言うのも何だが、呆れるほど慎重で、呆れるほど鈍感で、呆れるほど小心者の、自身の過去に囚われ続ける哀れな魔王なのだ。
「一年、って…」
詩音は思わず呟きを漏らす。
「いわゆる、延長戦…かしらね。どうやら佐伯先生は、危なっかしくて放っておけない、一時も目の離せない問題生徒を、卒業するまで見届けたいらしいわ…。だから、その後は私のターン。必ずあの人に私のことを迎えに来て貰うわ…」
心の何処かにつかえていた何かが吹っ切れたように、樟葉先輩は詩音を真剣な眼差しで見据えて、そう言い放った。
さらに、右手の人差し指をびしっと突き出して、樟葉は自信満々に胸を張る。
「そういうわけだから、佐伯先生に言わせれば、これから当面は極夜が続くことになるわね…。だから、詩音さん、私という太陽のいないところでも、精一杯輝いてみせなさい! もしそれができなかったら…、恨みっこなしよ?」
「はぁ…」
目の前で柄にもなく樟葉に凄まれても、詩音は今ひとつピンと来ていない。果たして、今までと何がどう違うというのだろうか。詩音の貧弱な思考回路では、思いつくようなことは何もない。
「もうっ! しゃんとしなさい、西原詩音! それでもあなた、私のライバルのつもりなの?」
「いやぁ…何なんでしょうねぇ…。うーん、ライバルっていうより…、そう、仲間…っていうか、同志! 同じ人を好きになっちゃった、互いに想いを共有しあう同志、みたいな…?」
それはある意味、詩音の本音でもあった。
詩音と楠葉が互いに権謀術策を弄する気があるのなら、こんな所でこうして腹を割って話すような真似をする必要はない。単に相手よりも一歩先んじて、攻撃の手を緩めず突き進めばいいだけの話なのだから。
「本当に、あなたと話していると、こちらまで毒気を抜かれるわね…。せっかく気合を入れてライバル宣言をしたというのに、これでは台無しよ、全く…」
樟葉はようやく表情を緩めて、詩音に微笑みかけた。
「でもね、私のほうが先に十八歳になる、って事は覚えておいて頂戴ね…」
「えっ…?」
そう言って、微笑んだままの樟葉の瞳が、僅かに悪戯っぽい輝きを覗かせる。
「もっとも、海外で未成年…つまり、十八歳未満の扱いがどうなるのか、私も詳しくは知らないのだけれど…。そもそもの話、一年後に再会する時は、お互い教師でも生徒でもないのだし、だったら、その…、ねぇ…」
「え、だ、ダメですよぅ…! そんな私の手の届かないところで…、絶対ダメですよぅ!」
何となく樟葉の言いたいことの意味を察して、詩音は大慌てて両手と頭を左右に振って、全身で何とか樟葉を思い留まらせようと試みる。
「だから、一年間の猶予のうちに、せいぜいしっかりと繋ぎ止めなさいな…。折角この私が、詩音さんに先攻を譲って差し上げるのですから、感謝して貰いたいくらいなのよ…?」
「あ、あははは…」
いったい何処まで樟葉が本気なのかの判断ができず、詩音は間抜けでぎこちない笑顔を浮かべながら、思わず奇妙な笑い声をあげてしまうのだった。
夕暮れの中等部の校門前に、詩音は久々に佇んでいた。正直言って、この季節の風は冷たいことこの上ないが、とりあえず今は我慢である。
「どうした、西原…。こんなに寒いのに、風邪ひくじゃないか…。誰かを待っているのか?」
かれこれ待つこと一時間弱、すっかり遭難少女になりかかっていた詩音の前に現れたのは、無自覚すぎる待ち人の佐伯先生であった。
「うーん、そうですねぇ…。自覚のない困った浮気者を待ってる、ってとこですかねぇ…」
「浮気者とか、お前なぁ…。そもそも誰が本命だって話なんだ…?」
詩音が自分の事を待っていたのだと悟った佐伯先生は、その場の気恥ずかしさを紛らわすように頭を掻いた。
「ほら、冷凍ミカンにならないうちに、さっさと帰るぞ!」
「はいっ!」
いつもの最寄り駅に向かう通学路を、先に立って歩き始めた佐伯先生の後を、詩音は明るい返事をしながら追いかける。
「慌てて走ってコケるなよ? お前は毎度毎度、危なっかしくてなぁ…」
僅かに立ち止まって詩音の様子を振り返る佐伯先生の顔は、何処か嬉しそうに綻んでいた。
憧れの先生の隣に追いついた詩音が、上目遣いの視線で見上げながら、慎重に言葉を選んで話しはじめる。
「あの、佐伯先生…。樟葉先輩から、話、聞きました…」
詩音はちらりと視界の端に佐伯先生の横顔を捉えながら、時折、前方の通学路をぼんやりと眺める。
「あぁ、例の、海外に行く事になるかも…って話な…。とりあえず、お前がこの学校を卒業するまでは保留する、という事になった。まぁ、あれだ…。お前たちの面倒は最後までしっかり見てやるから、ちゃんと心しておくんだぞ?」
佐伯先生はそう言いながら、こちらもちらりと詩音の顔色を窺う。
「その代わり、といっては何だが…、お前の卒業後、先生は暫く神楽と一緒に海外で過ごす事になる…」
「それも、聞きました…」
「とはいえ、何もお前が心配するような状況にはならないと思う…。保証はできないが、まぁ安心しておけ…」
「はい…。でも、正直、いろいろ不安です…」
先刻の樟葉とのやり取りが思い出される。
確かに先の事など誰にもわからない。しかし、わからないからこそ不安になることもあるのだ。
佐伯先生が果たして太陽と月のどちらを選ぶのか、それとも予想外の金星やシリウスに目移りしてしまうのか、全ては運命の赴くままだ。
気がつくと、詩音の視界は涙で揺らいで、ある意味本物の異世界を見ているような気分になっていく。
「おい、どうした、西原…。こんな通学路の途中で泣くな、誤解を…、いや、誤解じゃないのか…」
誰がどう見ても、制服姿の少女が年上の彼氏から別れ話を切り出されているようにしか見えない構図である。もっとも、始まってすらいない恋なのだから、別れるも何もないわけだが。
「先生は、西原も神楽も二人とも、その想いが真剣なものだと理解している。だから、二人には悪いが、片方に一方的な肩入れをするわけにはいかない。これからの一年間、神楽には寂しい思いをさせる事になると思う。だから次は、西原に少し我慢してもらうしかない…」
「それはわかるけど…、わかりたくないよぅ…」
一年後、中等部を卒業した詩音が高校生となった頃、樟葉先輩はすっかり大人びた高二になっているのだ。どれだけ詩音が頑張っても、恨んでも祈っても、この差ばかりはどうやっても追いつくことは叶わない。
ただでさえ、恋敵の詩音からみても十分すぎるほど魅力的な樟葉なのだ。それは神楽の家柄は何も関係のない、樟葉本人が放つ圧倒的な存在感である。美しく整ったその容姿だけではなく、立ち振る舞いや言動の隅々に至るまで凡庸な、ありふれた少女の詩音より遥か彼方の上を行っていた。
「まぁ、何だ…。これは夏合宿の帰りに白岡が話していた事なんだがな、神楽の正義は常に影を産む…、つまり、正しいと信じる輝きが眩しすぎて、神楽が頑張って闇を照らそうとすればするほど、そこにはより大きな影ができてしまう、という感じかもしれないな…」
「彩乃がそんな難しい話…」
思わず詩音の口を突いて出てしまった、そのあまりにも失礼な言葉は、まさに最初に詩音の脳裏に浮かんだ感想だった。
「眩しいから、照らせば影ができちゃう、ってことですか…」
「そうだな…。神楽は頑なに正義というか、常識というか、そういったものを曲げようとしないから、何処かに皺寄せが来るんだろうな…」
思い返せば、何度もRPGのシナリオを共にプレイしてきたが、樟葉が自ら所謂ロウフルグッド路線を逸脱した行動をとった記憶はない。
ロウフルとは法秩序を意味する。つまり順法精神のようなものだ。対義となるのはカオティック、俗にいう「混沌」というやつである。
グッドは文字通りの善行を意味する言葉だ。これの対義はイビル、悪行である。
要はロウフルグッドというのは、厳格な秩序に基づいた正義である。単純に言えば、擁護や情状酌量の余地なく、粛々と「法を侵すものには鉄槌を」という考え方である。
たとえそれが悪法であろうとも、正しさというものを貫くのなら、侵してはならぬ掟があるという理屈だ。わかりやすく言えば、秩序は全てに優先するという理屈である。それはつまり、正義より法が上位にある、法によって正義が実現される、という話になる。
公私問わず、常に公明正大であろうと願い、些か融通の利かない「悪の断罪者」という立場になる事が少なくない樟葉は、まさにそんな、法の番人、正義の守護者、といった感じなのである。
だからこそ、樟葉は周囲から「鋼鉄の冷嬢」などと呼ばれてしまうのだろう。
「だから、本当なら、神楽に必要なのは、先生なんかじゃなくて、お前みたいな友達なんだ…」
「え、私、ですか…?」
唐突の佐伯先生の発言は、詩音にとって意外過ぎたのだろう。詩音はきょとんとした表情でじっと佐伯先生の顔を見上げる。
「西原、お前、レフ版って知っているか?」
唐突にそう話を振られて、詩音は戸惑いながら必死に脳内検索を繰り返す。
「あー、前に写真撮ったときに、涼ちゃんが持ってた、あの変な板ですか?」
春の終わり、まだ詩音たちのRPG同好会が産声を上げて間もない頃、河川敷のポスター撮影会で、嬉し恥ずかし詩音がミミリン姿を初披露した時、確かに涼太が太陽光を反射する謎の大きな板を持っていた。
あの時の詩音は、慣れないコスプレ撮影で気が気ではない状況だったが、今にして思えば、たぶんきっと、あれも何かの役に立つ代物だったのだろう。
「そう、あれだ。西原は常に神楽の光の影になりながら、その影を和らげていく天然の素質…、何ていうんだろうな、そういうの…。まぁとにかく、西原にはそういう特別な力があるんじゃないか、と思う。先生も随分、それで助けられてきたわけだしな…。ありがとうな…」
「あ、いえ…」
佐伯先生から突然の感謝の言葉を伝えられると、意表を突かれた詩音は喜ぶことさえできずに慌てるばかりだ。
「だからな…、二人がお互いに相手の立場を羨んでも、憎んでも、それはそれで構わない事なんだろうが…。もし二人が別々にいたとしたら、その恩恵は無くなってしまう…、少なくとも半減してしまう、って事になるはずだ…」
「うーん、でも、いくら何でも永遠に一緒にいるわけにはいかないですよ…」
時間は無慈悲に流れていく。詩音の気持ちも、樟葉の気持ちも、何処かに置き去りにしたままで。だから詩音も樟葉も大人になれるのだし、それは寂しいとか悲しいとかではない、もっと違った言葉にできない感覚なのだろうと、詩音は漠然にそう考える。
「きっと神楽も、心の何処かでそれを理解したうえで、自分一人で何かを見つめ直したいんじゃないかと思う。だから先生はそれを見届けに行く事にした、ってわけだ。それまでの一年間は、お前のほうをじっくりと面倒見てやるから、覚悟をよろしくな!」
「覚悟は…うん、大丈夫、です…。先生となら私、きっと何だってできます、頑張れます!」
早速、何か良からぬ誤解をしでかしたのだろうか。詩音は恥ずかしそうな表情を浮かべて、真っ赤な顔で急にそんな事を言い出す。
「覚悟はいつだって…、私…」
詩音はそっと目を閉じて爪先立ちの背伸びの姿勢になる。恐らくそれは詩音なりの覚悟の証なのだろうが、こんな通学路の真ん中で急に覚悟を決められても、佐伯先生は戸惑うばかりだ。
思えば樟葉も同じような反応をしていたな、と佐伯先生は思い出す。この年頃の女子は皆、似たような反応を示すものなのだろうか。
じっと黙って目を閉じたままの詩音の頬は、真っ赤な夕陽を浴びながら、さらに赤みを増して朱色に輝きだす。
どれほどの時間が経っただろうか…。恐らく僅か数秒、長くても数十秒、どう考えても分単位の出来事ではない。
痺れを切らせた詩音がゆっくりと、佐伯先生に悟られないように薄目を開け始めた瞬間、佐伯先生の大きな手が、詩音のほうに向かって伸びてくるのを認識する。
―つ、ついに、私…佐伯先生と…?―
次の瞬間、詩音のおでこに言いようのない激痛が走る。何が起きたのか事態を把握できない詩音は、驚きのあまり涙目で額に両手を当てた。
「ったぁ! な、何するんですか、いきなり! せ、生徒に…教え子の女子生徒に暴力とか…」
目の前の佐伯先生は、デコピンの次発装填を完了して、再び詩音のほうに手を伸ばしつつあった。
「何だ、西原、覚悟は出来ているんじゃなかったのか?」
「酷いですぅ! まだヒリヒリしますぅ…。先生、責任取ってくださいよぉ…」
涙目のまま睨んでくる小動物のような詩音の視線が可愛らしくて、佐伯先生は何となく更に詩音を虐め倒したくなってくる。
「まぁ、そのうち気が向いたらな…。お前はずっと見ていても、全然飽きの来ないやつだからな、いつまでも眺めていられたら、それはそれで幸せな人生なのかも知れないな…」
佐伯先生はそう言って、詩音に向けて伸ばした掌で、ぽんぽんぐりぐりと詩音の頭を叩いたり撫でたりと、気の向くままに弄り始める。
「もうっ! くすぐったいですぅ…、子供扱いはいいですぅ…、もっと大人のレディに扱って欲しいですぅ…」
詩音の抵抗も虚しく、佐伯先生は触り心地の良い詩音の頭をひたすらに弄り回しながら、優しく語りかける。
「とりあえず、後一年よろしくな、会長さん! …あ、いや、違うか? そうじゃないよな…。よろしく頼むな、詩音…」
「ふぁ、ふぁい! 先生と一緒に、精一杯頑張りまふ!」
にっこりと微笑んだつもりの詩音だったが、涙の滲んだその表情は相当に不気味な仕上がりだ。
「ほら、これで涙を拭け! まったく世話の焼ける…、先の思いやられるやつだな、お前は…」
きっとこれからの一年間、こんな感じの取るに足りない、ありふれた日常が続いていくのだろう。それはきっと、詩音にとってかけがえのない、幸福な日々になることだろう。
詩音は佐伯先生の差し出したハンカチを受け取りながら、もう一度にっこりと精一杯の笑顔を浮かべてみせた。
大切な人に向けた精一杯の想いをこめた笑顔を…。
第八章終了/暫定最終話終了
但し、将来的に続編の可能性あり
ここまでのご愛読ありがとうございました
ご意見ご感想イラスト等もぜひお寄せください
あとがき
初めまして&こんにちは、真鶴あさみです。
行き当たりばったりで始めたこの「よよぼう」の週刊連載も、ようやく最終第八章の終了となりました。
定期的に読んでいただいた皆様、長い間ありがとうございます。
個人的趣味である、TRPGは些かマニアックでニッチな趣味なので、取っ掛かりが難しいと敬遠している方も多いと思いますが、実は予想以上に簡単で、寧ろ問題は「己の羞恥心との闘い」だったりします。
役者や声優を目指している人ならともかく、一般の…いえ、多少その手のオタク初心者からすれば、カッコいいけど小恥ずかしい台詞を「さぁ言ってみろ」とばかりに促されても、躊躇してしまうのは良くわかります。
ですが、一度そこを乗り越えれてしまえば、後は爽快感溢れる夢の世界が待っているという寸法です。
皆様も是非、一度は挑戦してみてください。
いつも校正チェックでお世話になっている鳥ことトットさん、アイディアを頂くことも多い蛹ことハセベさん、諸々感謝しています。長丁場でしたが、ありがとうございました。
いちおうの終了を迎えたとはいえ、構成的にいくらでも続きの書きようがある状態ですので、いずれそのうち気が向いたら、忘れた頃に再開するかもしれません。
それまでは是非、皆さんの自由な発想で、詩音たちRPG同好会のお話を紡いでいってください。
もうひとつの世界である「あの世」は、きっと様々な表情でプレイヤーとゲームマスターを歓迎してくれると思います。
それでは、また別の作品でお目にかかれたら幸いです。
ありがとうございました。
ご意見ご感想やイラスト等も、お寄せいただけると嬉しいです。
■「ちちぷい」(https://www.chichi-pui.com/users/user_uX43mFCS2n/)にてAIイラストを公開中。「よよぼう」関連以外も沢山あります。
■個人HPサイト「かれいどすこーぷ」(https://asami-m.jimdofree.com/)を運営…というより絶賛放置中です。
■TINAMI(http://www.tinami.com/)にも、いずれ掲載予定…と言いつつも…。
■X(旧Twitter)もあります(@manazuru7)。




