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枯れた世界から  作者: しのの
1/2

終わった後に旅をしよう。

「まだ着かないのー?」


茶髪の少女が言った。


「もうすぐだよ。」


銀髪の少女が言った。


「それさっきも聞いたんだけど…」


「少しは静かになれないのかなぁ。」


「髪も口の中もジャリジャリだよぉ。」


そう、ここは「(ゼロ)」により砂漠となってしまった森だった場所である。


「だいたいこの地図合ってんの?いつの地図?」


ゼロの前の。この丘を抜ければ街があるはず。」


「その街も無くなってんじゃ…って」


「…ん?」


「「おおーー!!」」


2人の声が重なったのもおかしくない。何故なら砂嵐が晴れ、そこには満天の星空が広がっていたのだ。


「もう夜だったんだ。」


「すごい綺麗だね!」


2人が星空に酔いしれているとき、おもむろにユウが言った。


「ねぇ、イル。」


「ん?何?」


「次はどこへ行こうか?」




これは2人の少女が紡ぐ旅の話。

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