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Vol.3 大人?図書部長・雫と天才?会計部長・光里…生徒会に入ってから様々な妄想を絶してます




・誰?


直孝(今日、ミナに用事が出来て1人で行って生徒会室の扉を開けたら…)

?「…」

直孝(見知らぬ少女が腰掛けて本を読んでいた)

直孝(ここって確か関係者以外立ち入り禁止だよな…って事は生徒会役員…?)

直孝(生徒会役員なら一応挨拶しといた方がいいかなぁ…)

直孝「え、あ、こんにちわ」

?「…」コクリ

直孝「え、あ、はぁ…」

直孝(きっ気まずい…)



・重い空気


直孝(なんか話した方がいいのか…?)

?「…」

直孝「…」

?「…」ペラッ←本めくる音

直孝「…あっあの…」

?「……?」←直孝の方を見る

直孝(うっ、そんな目で見られると…)

直孝「…今日天気イイですよねー…はははー…」

?「…」←何事も無かったかのように読書再開

直孝(……何言ってんだ俺ぇぇぇぇぇぇ!!)



・理由・君が主人公だから


直孝(ミナこないかなぁ~、今更ながらミナのあの性格が羨ましい…)

?「…」

直孝(…ヒマだしHAJIMEでも聴くか…)←ゴソゴソ

?「…」←ペラッ

直孝(HAJIME…某動画投稿サイトに投稿した楽曲がたまたま新人発掘中のプロデューサーの目に留まり高校生ながら歌手デビューを果たした男性歌手…等身大の歌詞と心地よい歌声で若者層を虜にする歌手だ…)

直孝「…」

直孝(…何故俺はわざわざ説明をしたんだ???)



・誰!?


直孝(…なんだか今日調子悪いぞ…)

?「…」

直孝(うぅ、誰か来てくれ…)

ガチャ…

直孝(キターーーー!!)

??「こんにちわー…」

直孝「…」

??「……」

直孝「………」

直孝(誰?)

??「…男!?」

直孝「はいっ!?」



・男の子


??「せっせっ生徒会室になんで男がっ!?」←キョロキョロ

直孝「え、あ、いや、一応役員なんですけど…」

??「せっ生徒会の他の方々はみんな女のはず…部外者!?」←アセアセ

直孝(聞こえてないのかなぁ…)

直孝「あ、あのー!」

??「とっとりあえず用が無いなら出て行って下さいっ!!」←アセアセ

直孝「いやですから!」

??「早くっ!!」←アセアセ

直孝「だからっ!!」

早希「…入り口で何してるの…?」



木林(きばやし)光里(ひかり)


早希「あ、直孝くん早いね」

??「かっかっ会長!せっ生徒会室におっ男がっ!!」

直孝「会長ー、どなたですか?この人。って言うかいつの間に俺にファーストネームで呼ぶように?」

早希「え?あぁ、直孝くんと同じ一年生の会計部長の木林ひk「かいちょぉぉぉぉ!お助けぇぇぇぇ!!」…」



・遅刻だと言いながらパンを咥えて走る女子高校生並み


早希「光里ちゃん、落ち着いて、あの子は赤松直孝くんで副会長やってくれてるんだよ」←光里の頭なでなで

光里「何故、何故男が…!?」←鼻声+早希に抱きつき

直孝(共学なのに女しかいない生徒会の方がおかしいと思うが…それより…)

直孝「…今までを見てたら今の会長ってレアですね」

早希「なんで!?」



・メソメソ


直孝「いや、いつもは立場が逆だったと言うか…」

早希「そっそれは…初対面だったからだもんっ!!」←プイッ

直孝「いや、変に拗ねないで下さい」

光里「ぐすっぐすっ」

直孝「木林さんも泣くなって、ってか泣く要素を教えてください」

早希「直孝くんのバーカッ!!」

直孝「だから変に拗ねないで下さいっ!!」

?(…正直うるさい…)



・あなたとは違うのよ!!


光里「…」←じとー

直孝(うっ、なんか敵意感じる…)

光里「…あんた、前回のテスト何位?」

直孝「…え、あ、入学直後の?確か…50位くらい…?」

光里「ふんっ、その程度?」

直孝「そっその程度って…」

光里「私は一位よ!!」

直孝「…へっ、へー」

光里「なっ何よ…もっと取るべき反応あるんじゃない!?」

直孝「…いやだってかなり距離おいて言われても…迫力が…」

※直孝と光里の間…4m



・いたの!?


沙季「えーっと…光里ちゃんは…確か、小中学校と女子校だったみたいで…」

直孝「つまり男性恐怖症ですか…マンガの世界の話かと思ってた…」

光里「きょきょ恐怖症ってほほどじゃ、ななないけど…」

沙季「うーん…でも生徒会なら男の人と触れ合うのくらい慣れないと…そうだ!」

直光「「…?」」

沙季「ショック療法ってあるし、直孝くんで男の人に慣れたらどう?光里ちゃん!」

・・・

直孝「…えーっと、俺はいいんですが…」

光里「え、えええええ!?むっムリです!!」

沙季「ダメ!それ治さなきゃ、生徒会としてヤバいよ!!」

?「………じゃ、沙季の上がり症も人見知りもショック療法で治さないとね?」

沙直光「「「…!?」」」



・直孝の起こし方


沙直光「「「・・・」」」←固

未来「よーっす、お前ら…何扉の前で固まってるんだ?」

ミナ「直孝、大丈夫?」

沙直光「「「・・・」」」

ミナ「…反応無いですね~」

未来「ふむ…これじゃ中に入れないな…」

ミナ「…あ、そだ、私に任せて下さい…」

未来「…?」

・・・

ミナ「…直孝起きろぉぉぉぉぉぉ!!」←右足飛び蹴り

直孝「ぐふぁぁぁぁぁっ!?」←背中に直撃

光里「はっ!?」

沙季「きゃっ!?」

ドンガラガッシャン!!

直孝「…ッテテテテ…オイ、ミナ!!お前な…」

未来「ふむ、素晴らしい運動神経だな!」

ミナ「てへっ☆」

直孝「『てへっ☆』じゃねぇよぉぉぉぉぉぉ!!」



日下部(くさかべ) (しずく)

?「ふふっ…新しく入った役員達は賑やかね…」

沙季「あ、そっか、まだ会ってなかったっけ?彼女が図書部長の日下部 雫ちゃん!えーっと、こっちが美化部長の東ミナちゃんで、こっちが副会長の…」

雫「赤松直孝くん…ね…2人ともよろしくね」

ミナ「よろしくお願いします!」

直孝「よろしくお願いします…ってなんで俺の名前を?」

雫「…沙季ちゃんが嬉しそうに『男の子が生徒会に入ってくれたよ!』…って言ってたからね…」

直孝「なるほど…ってかそれが嬉しい事なんですか…?」

沙季「だってここ三年男子学生が生徒会に入ってなかったらしいんだもん…」

直孝「やっぱりいろいろとおかしいぞ、この高校」



・悪寒


沙季「でもま、今年は直孝くんが入ってくれたし!これで渚沙高校生徒会もより活気が増えるよ!!」

未来「そうだな!行事とかでも色々役立ってくれそうだし」

雫「…力仕事任せられるし…」

直孝(…なんか嫌な予感がする…



あ、入った時からか)



沙季「それじゃ、全員揃ったところで…」

未来「いっちょ気合いれますか!」

沙季「渚沙高校生徒会役員!みんなで頑張るぞー!」

未ミ光「「「おー!!」」

直孝「お、おー…」

雫「……おー…」



沙季「…そして、何としてでも高見くんを入れるぞー!」

未来「おー!」

直孝(………高見先輩、頑張れ)



~~~その頃、カフェくりぃむ


大智「!?」ゾクゾク

麻依「どうしたの?大智」

大智「い、いや…急に悪寒が…」

海斗(…ははは…生徒会長様…かな?)

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