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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

死ね日常

死ね日常 | ご当地マスコット

作者: 後山碧人

『死ね日常』シリーズは、自身のざらついた心をひとまず言葉に具現化して、これらをフエルトに安全ピンで止めたような体裁をとっています。

あくまで、筆者の戯言と考えていただきますと幸いです。

「人ができていますね」

「いい人ですね」


ははは。

そうですか。ありがとう。


会って2回目の後輩たちに言われた。

でもね、嬉しくないのよ。

その言葉は。


きっと、褒められて嬉しい時って褒められることを期待している時なんだと思う。

髪を切って、「ちょっと今日の俺いけてるんじゃねえか?」って思っているときに褒められるから嬉しい。

「ちょっと切りすぎじゃねえか」って時に褒められても「ほんとかよ」って思うでしょ??

だから、自分を「しょうもないやつ」と思っている時にそう言われても嬉しくないんだ。


必死に、一生懸命に、意識的に理想の自分を演じているわけではないのだけれど、

人前に立つと薄ら笑いが顔に張り付くのはなんでだろう。

思ってもないことを言って、それに対して鳥肌が立っている自分ってなんだろう。

今日の私は低予算で作られた、気味の悪い笑顔のご当地マスコットです。


ふと見上げた月に苛立ちを覚えるような日 (月を純粋に綺麗って思える日もあるのに不思議よほんと) にはマスコットの中身が誰かにバレているんじゃないかって思うことが多々あります。


ほぼ段差なんてないのにつまづいたり、

部屋の鍵を開けようとした時に鍵を地面に落としたり、

オムライスのケチャップが白Tに飛び跳ねてたり。


そんなふとした時に、ばれてるよってだれかに囁かれるの。

ああああ、もうやめてよ。

自分がよく知ってるんだよ。それは。


今日もキッチンのゴミ箱にコバエが飛んでいます。

このシリーズは書きたいときに書きます。

読みたいときに読んでいただけますと幸いです。



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