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大地の仮面

大丈夫ですか? しっかりしてくださいメアリー!



はっ!


ちょっと ショックで気絶していたよ


はぁ 気が重いなぁ…


あのヘンタイには2度と会いたくなーーーい!



どうするのです 限界突破は諦めますか?



うぅぅぅぅぅ 頭を抱えるメアリー



まだ そうではないかと 可能性の話なので


あの石の仮面が 陸の石板と決まったわけではありませんよ



そ そうだな 違う可能性もあるもんな


うん 絶対に違うだろう そうでなくては困る!



なら今から帝都の大図書館に行って仮面について調べてみましょう










大丈夫ですか? しっかりしてくださいメアリー!


はっ!


かなり ショックで死ぬ寸前だったよ



私たちは帝都の大図書館にて 世界仮面の不思議を読んでいた


すると絵付きで石の仮面の事が書かれていた


間違いなく あの全身緑色の方がつけていた仮面です



説明にはこう書かれています


遥か古より存在している石の仮面


自然を愛する者に代々受け継がれている


仮面をつけると大地の息吹を感じられる事から



大地の仮面と呼ばれる



1000年程前に神の代弁者と呼ばれた者が 大地の仮面について語った事がある


大地の仮面とは神の分体に会う為の道標


そして真の呼び名は大地の仮面ではなく 陸の石板と呼ぶ



しっかりと陸の石板と書かれていましたね



あぁぁぁぁぁ メアリーは頭を抱えている



これから どうしますか?



ちょっと しばらくの間お時間をくださいませ ネネ様



これは 相当まいっていますね…






メアリーはそれから1週間


宿屋で大好きなお酒を一滴も飲む事なく ベッドの上でゴロゴロしていた


1週間経ったその日 突然メアリーはムクッと起き上がり何かをするようにみえた が


何かを思い出したのか あぁぁぁぁぁ と唸り


またベッドに入って寝込んでしまった…






特に何をする事なく さらに1週間過ぎた


メアリーはベッドでネネの太ももに頭をのっけて天井を見つめている


ネネはそんなメアリーの髪の毛を優しく撫でている



やっぱりネネの太ももは最高だな♪



もぅ この先どうするのですか? 2週間経ちましたよ



限界突破は絶対にしたい! だがしかし あの全身緑色のヘンタイには会いたくない!


私はどうしたら良いのだ!?



とりあえず 全身緑色の方を探してみるのはどうでしょう?


見つけた時に限界突破か全身緑色の方に会いたくない気持ち


どちらが強いのかで決めてみては?



うーん そうだね いつまでもこうしちゃいられないし


出たとこ勝負でいくか


ネネがいてくれて助かるよ ありがとう!



いえいえ それに全身緑色の方に会ったからといって


大地の仮面を譲っていただけるとは限りませんからね



そうだよなー 取引でとんでもない要求されたら困るな



何か条件があれば何とかなるかもしれませんが


大地の仮面を絶対に手放したくないのであれば どうしようもありませんからね



そうなったら 諦めるしかないなー




それから 全身緑色のヘンタイについて調べてみた


その容姿からもわかりやすくて 特に悪い噂も無く 割と有名人らしい


ソロの冒険者でランク5 名前はベゲト


今どこにいるかは わからなかった



ここからは大変そうですね



そうだな 流石にトノ温泉には もういないだろう


足取りは港湾都市フネから 陸路でトノ温泉に行ったで間違いないと思うが


トノ温泉から どこに向かったかだよなー



現在帝都にいる可能性もありますしね


帝都で待ち続けるか それともどこかに探しに行くか


迷いますね



よし 決めた!


とりあえず1年間 帝都で待ち続けよう


どこかに探しに行って実はあの時 帝都にいましたってのが1番イヤな気がする



なら これからは毎日ギルドに様子を見にいきましょう






そう決めた その日の夕方 2人で野菜料理とワインが評判のレストランに来ていた


今夜は久しぶりに酒を飲むぞー


ふふ もう2週間もお酒を飲んでいなかったですものね



ワインが評判とのことなので2人でワインを頼んだ


そして最初の一口を勢いよく飲んだ時



ベイビー 久しぶりじゃないかーい♪



ぶーーーーーーーーーー! 私は盛大にワインを吹き出した



メアリーは固まっている


大丈夫ですかメアリー?



か かぼぉ… ちょっと いや かなり驚いただけだ



これは大チャンスと思い ネネが話かける


ベゲトさん 実はお話があるのです



おや 僕の名前を知っているのかい 嬉しいね



ネネ 私から話すよ



おやおや 何かなカボチャちゃん



私の名前はメアリー冒険者だ ベゲトさんにお願いがあるんだ


ベゲトさんがつけている その仮面 私に譲ってはもらえないだろうか?



良いよ♪



えっ!?



・・・



本当に?



もちろんだよ


君のような可愛いカボチャちゃんの頼みを断るわけが無いじゃないか♪


はい どうぞ♪♪♪



ベゲトは仮面を外してメアリーに渡した



あ ありがとう  ございます…


仮面を譲る条件とかは何かありますか?



何も無いよ カボチャちゃんが幸せなら僕も幸せさ♪



流石にタダで貰うわけにはいかないよ 何か欲しい物はないかな?


ダメ元で良いから何でも言ってください



1番欲しいのはカボチャちゃんだけど それ以外なら


そうだねー 広い土地かな 沢山野菜を育てたいかな



私は却下として 広い土地か メアリー国なら肥沃な土地が死ぬ程余ってるな


この西の大陸じゃなくても良いですか?



場所はどこでも構わないよ



私はレストランの店員から紙とペンを借りて


メアリー国への地図と紹介状を書いてベゲトさんに渡した


気が向いたら いつでもそこに行って下さい


その紹介状があれば土地が貰えるはずですから



そうかい なら いただいておくよ ありがとうカボチャちゃん♪


僕は紳士なのでね この辺で失礼するよ それではお2人素敵な夜を☆


そう言ってベゲトさんはお店を出て行った


(10年後メアリー国周辺においてベゲトは野菜の神と呼ばれるようになる)



良い人でしたね それと仮面を外した お顔中々のイケメンさんでしたね



そうだな 弟と良い勝負だ


ヘンタイだと思い込んでいたが 見た目に惑わされすぎたかな






その後 食事をさっと済ませて宿屋に戻ってきた



部屋に入り直ぐに テーブルの上に融合した石板を置いて その上に大地の仮面をのせた



すると 融合した石板と大地の仮面は光り輝き さらに融合して1枚の石板になった



その瞬間 私とネネは神秘的な眩い光に包まれた!









ここは!?


辺りを見まわすと 馬鹿でかい大樹だらけだ 森林か まさか…



どうやら 私たちはエルフの大森林に転移したようですね



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