7/11
道鏡 観音様の怒りで膝が3つに
道鏡は若い頃、僧としての学問に励むかたわら、観音様に出世を願った。
だが、一向にその兆しがない。腹を立てた道鏡は、観音様の像に小便をひっかけるという暴挙を行う。そのバチかなんだかわからないが、気がつくと彼の一物が膨れ上がってしまったのだ。
その後、孝謙上皇の看護禅師となった彼は上皇の寵愛をほしいままにする。それを咎めた淳仁天皇を廃止、上皇は再び皇位につき、称徳女帝となります。
彼の一物が女帝を虜にしたというのは、おそらく俗説だと思われます。
第一、男の天皇には何人もの女性を侍らすことが許されながら、女帝には許さないというのはどうなんでしょうか。