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国譲りは相撲で
天照大神が大国主大神に地上の支配権を譲るように次々と使者を派遣して、その使者がオオクニヌシに取り込まれていったあと、最後に派遣された使者が建御雷神でした。
大国主命はの子・建御名方命は力競べで事を決めようと申し出ました。出雲国のイナサの小浜で力競べをした結果、軍配は建御雷神にあがります。よって平和的に国譲りがなされました。
大国主は八上姫に求婚すべく兄と一緒に旅をしたときに皮を剥がれたうさぎに出会います。兄たちはうさぎに嘘の治療法を教えますが、大国主は正しい処置を教えます。うさぎに感謝され、八上姫にも選ばれますが、兄たちに何度も殺されそうになり、黄泉の国に逃れます。
黄泉の国でスセリヒメと結婚した大国主ですが、スセリヒメの父・スサノオにいろいろな試練を与えられます。最終的に、スサノオに認められた大国主は地上で国を作ることになります。
苦労して作り上げた国を譲る条件は立派な社をつくって祀ってもらうことでした。