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エイベル・ドルトムンの閑話

最近、筆の進みが悪い気が・・・


 私はガブリエーレ王国の公爵、エイベル・ドルトムンである。

 私には、愛する妻と愛する子供たちがいる。

 私の娘は、私によく似て可愛い娘なのだが。どうやら最近、屋敷の使用人達がソフィアの態様に困っていると報告を受けた。

 最初は5歳になったばかりの子供がする事だ、人に構ってもらいたいが為に我儘なことをしているだけだと、使用人達に言いしばらく我慢してほしいと頼んだ。

 それから、しばらくは娘についての報告は無かったから私は安心していた。

 しかし、本当はソフィアは度々問題を起こしていたらしく、その報告のすべてが私ではなく妻の元へ行っていたらしい。

 私は、その事を妻から聞きショックした。

 ドルトムント家の当主である私ではなく、何故妻に報告したのかとメイド長に聞いたところ妻からの指示だったらしい。

 なんでも、最近の私の仕事量が多いと心配していた妻が、私の負担を少しでも無くす為にした事だったらしい。

 妻には悪いが、私にも当主としての責任がある。ましてや、私の子供の話なのだから見て見ぬふりは出来ない。

 私は、改めて使用人達からソフィアについて話を聞いた。

 話を聞いた結果、最近のソフィアの行動が子供の我儘としての度が過ぎている事がわかった。

 この状態のソフィアが他の貴族の子と会った場合、トラブルが起きてしまうかもしれない。

 これは一度、ソフィアと話し合った方がいいな。

 その後、私はソフィアと話し合い。私の話をソフィアは理解しているようだった。

 それからのソフィアは大人しく日々を送っていた。

 しかし、ソフィアが6歳を迎えた頃。また、ソフィアが問題行動をとるよになった。

 今回もまた、私はソフィアと話した。だが、今回は前回の言い方よりもキツイ言い方になってしまった。本当は、私もこのよう事はしたくはないのだが、愛する娘の事を思えばここは心を鬼にしてでも教えなくてはならなかった。

 だが、それでもソフィアは変わらなかった。

 私は、考え方を変え。しばらくソフィアの様子を見る事にした。

 それからの私は、また仕事に追われる日々が続いた。

 私が王宮で仕事をしていると、私の愛娘であるソフィアが倒れたとソフィア付きのメイドのエマから報告を受けた。

 私は急いで屋敷に戻った。

 私が屋敷に戻った時には、ソフィアは医者に診てもらった後でベッドで眠っていた。

 エマからソフィアが倒れるまでの経緯を、聞いた。

 なんでも、ソフィアが朝目覚めてから化粧台の椅子に腰を掛けた後、突然倒れたらしい。

 もしかしたら、私が原因かもしれないと思ってしまった。

 私がソフィアにキツイ事を言ってしまったから、それがソフィアの中でストレスになり倒れてしまったんじゃないかと。

 改めて、子育てとは難しいと痛感してしまう。ソフィアの兄はあまり手のかからない子だっただけに、子育てを軽視していたのかもしれない。


 その後、医者からの診断の報告を受けた。恐らくストレスによるものが原因だろうと聞かされた。

 やはり、私のせいかもしれない。

 私は後悔してしまった。

 翌朝、ソフィアが目覚めたらしく私はすぐに会いにいった。

 ソフィアを見た瞬間に私は泣きそうになってしまい。これからは、もっと優しく接しようと思った。

 医者の勧めでしばらくは様子を見る事になり、ソフィアは自室で休養するはこびとなった。

 それから元気になったソフィアは人が変わったと、使用人達が噂していた。

 今まで、サボっていた勉強も真面目に受けるようになったと言っていた。

 私もソフィアが最近、変わったと思うようになっていた。

 今まであった傲慢な態度が無くなり、こう言ってはアレかもしれないが、ソフィアが大人に見える時がある。

 そして、何よりも私が驚いたのがソフィアの頭の良さだ。

 私が知る分にはソフィアは全く勉強をしていなかったはずなのだが、ソフィアに勉強を教えていた教師がソフィアの頭の良さに驚かされているらしい。

 教師が知らない知識をソフィアは持っていたらしい。

 今度ソフィアと殿下を会わせるのも、面白いかもしれないな。

 案外、殿下がソフィアを気に入るかもしれないな。


 

 ソフィアの事を陛下にお話ししたら、一度会ってみる事になった。

 王宮にソフィアを連れて行き、殿下に会わせることに。

 私と陛下で、ソフィアと殿下を二人っきりにさせることにした。

 

 「陛下、どうでした?うちのソフィア?」

 「そうだな・・・聡明な子のよいうに感じた。そしてなにより、お前が言っていた通り可愛い子だ。あの子ならアレンの婚約者候補になるな」

 「婚約者候補ですか?まだ少し早い気もしますが・・・」

 「いや、そうでもあるまい。他の貴族からは「うちの娘はどうですか?」と、もう言われ始めておるわ」

 「そうだったのですね。それは初耳でした」

 「お前くらいなもんだ、うちの娘が可愛いから一度会ってみないかと言ってくるのは。ただの親バカではないか」

 「ハハッハ。耳が痛いですな」

 「ま、アレンがどう思うかはわからんがな」

 「そうですね。それは私達では分からない事ですから」


 後で、コッソリと殿下とソフィアの事を見ていた使用人から話を聞くにとても仲良く話していたと報告を受けた。

 案外、ソフィアはお姫様になるかもしれんな。


 いや、これは流石に親バカか・・・。

  

 

とにかく、頑張って投稿します。

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