アレン様と会えない・・・
何とか投稿間に合った~
クロフォードさんの話を聞いたところ、クロフォードさんもアレン様と会えないと言っていた。
しかも、最近アレン様は他の貴族令嬢と頻繁に会っているらしい。
この情報はクロフォードさんが知人の令嬢達から聞いた話らしいから信憑性は高い。
そこでクロフォードさんは、私は未だにアレン様と会えているのかという事を気になったらしく私をお茶会に招待したとのこと。
『そこは手紙で良かったのでは?』と思ったがあえて言う事はしなかった。
「でも、どうして急にアレン様はそのような事に?」
「そう私もそれが分からなくて悩んでるのよ」
そう私が今で接してきたアレン様の感じだと、女の人と頻繁に会うような印象は無かった。
それはクロフォードさんも感じていたそうで、だからクロフォードさんは悩んでいるらしい。
しかし、私は前世でこの世界ゲームをしている。
ゲームで知っているアレン様なら今の状態は納得出来る。
アレン様はヒロインと出会う前は、女遊びをよくやる俺様キャラだったからな。
正直、前までのアレン様は本来ゲームで知っていたアレン様では無かったから。今の状態のアレン様は私が知るアレン様だ。
だから、『前までのアレン様は猫を被っていたのでは?』と思ってしまう。
そう思うと私なら納得がいくが、それをクロフォードさんには伝える事は難しい、と言うか、無理だ。
「クロフォードさんは今のアレン様の事をどう思いますか?」
「そうね。今のアレン様に会ってないので何も言えないですが・・・ですが、もし話が本当なら私はもっと自分自身を磨かなければなりませんね」
以外な答えに私はビックリした。私はてっきり幻滅したとかそういう事を言うと思っていた。
「自分を磨くですか?」
「そう・・・アレン様が他の令嬢方々を見てもアメリアが一番だと思わせるだけの自分でいたいの」
そこまでアレン様の事を思っているのねクロフォードさん。
私にはそこまで思えるだけの想いが無い。
クロフォードさんのように純粋な子を見ていると応援したくなるわね。
「クロフォードさんはアレン様の事が大好きなのですね」
「えぇ大好きよ」
「私、応援します」
「えっ!?貴女はアレン様の事を好きじゃないの?」
えっ!?クロフォードさんて、私の事をそういうふうに見ていたの?驚きだわ・・・。
「違いますよ。私は、アレン様の事は友達としてしかみてませんよ。それに婚約者候補も親が勝手に決めたことですから、私が望んでなったものではありませんし」
「そうなの・・・私はてっきり貴女はアレン様の事が好きだとばかり思っていたわ。でも、いいの?もし私がアレン様と結婚する事になったら貴女の家、ドルトムン家があまりいい顔をするとは思えないのだけど?」
確かにクロフォードさんの言う通り政治的な面で考えるなら、ドルトムン家としてはあまりおもしろいものではない。
クロフォードさんがアレン様と結婚した場合、二大貴族であるクロフォード家が王家とより強い関係を持つ事になる。
そうなるとクロフォード家の国での発言力が強くなり、長年均衡を保ってきたパワーバランスが崩れてしまうことになる。
クロフォードさんはこの事を案じているのだろう。
まだ子供なのにそんな心配をするなんて・・・精神はもう大人なのね。
「私もそう思いますが・・・しかし、好きでもない方と結ばれるのはちょっと抵抗があります」
『て言うか、私が男と付き合うなんて考えられない。考えただけどもゾッとする』、私はまだ男であった事を忘れる事が出来ない為、男性を好きになる事は無理なのだ。
「その気持ちは分からないわけではないけど、貴女もドルトムン家の者なら政略結婚をあるだるだろうから愛のない結婚も覚悟しておくことね。それが貴族として生まれた者の義務なのだから」
「そうですね。心にとどめておきます」
「まぁそうなる前に貴女も素敵な方を見つける事ね」
政略結婚か・・・確かにありえる。もしそうなった場合、私はどうすればいいんだ。
最悪、私は逃げ出すかもしれないわね。貴族としては失格だけど。
「クロフォードさんはアレン様のどこが好きなのですか?」
自分で質問しておいてアレだが、何とも女子トークぽいものになってしまった。
「そうね~キリッとした目やプルッとした唇も素敵で~・・・」
アレン様の素敵なところを語るクロフォードさん話は今5分経過してしまった。
こんな質問をしてしまった自分を殴りたい気持ちになってしまった。
気軽に聞いた質問なのに、まさかこんなに熱く嬉しそうに語るクロフォードさんを見ると話を止める事が出来ない。
『この話あと何分続くんだろう』。
評価&ブクマをよろしくお願いいたします。




