第二話;大親友よ、永遠に・・・
今回は、大親友と本格的ミッションをはじめたが、まさかの敵に発見?
それのキッカケは、謎。
リゲルの小説を見ていってください。
2
潜入捜査をして、しばらく時間が経った。今は、見つからないように道路の脇にある森に入って、身を隠している。もちろん、見つかってしまえばこの先どうなるか?なんて考えない。
「ほら、早く!!急げ!!……!!敵だ、隠れるぞ!」
「わかってる。…!!あれって銃なのか、かっけー!!」
「いや、関心してる暇はない。実銃だから撃たれたら…」
「…game over…か……」
見張り兵みたいなこの人達。計5人近く…見つかったら…即死!!……。
ーガサッー
「「!!」」
やばい!!音が…誰だ?俺じゃないよな…。……ってか、隣に女の子が!!…ん?この子…服に枝と葉っぱが引っかかって……!?コイツかー。
「誰だ!そこに居るのは!!姿を表せ!!!でないと………打つ!!2分で出て来い!!!」
ヤバ……イ!!?…って、鈴?なんで…行け……って?…おいおい…冗談はやめろよ!!!
それなら、俺も大親友を!!
と心で叫んでいると鈴は耳元に来てこう言った。
「大丈夫。そこの女の子を頼む!……お前との旅楽しかったよ……ありがとう。大親友!!」
それに思わず泣きそうになったが、俺も言い返した。強がったような一言を…
「こっちこそ。サンキューな大親友!!じゃ、生きて戻ってこい!!俺は、こいつを…!!!」
鈴は笑っていた。何が起こるかわからないこの状況で……。そんだけ、余裕があんのか……
そして、カウントダウン残り2秒前になった。
鈴は立ち、俺たちは逃げる。鈴は絶対に大丈夫だ!助かる!っと思っていた矢先。
ーバン!バン!ー
後ろで銃声!隠れてその様子を確認する。もちろん嫌な予感がしていた……
「ぐはっ!ごぼっ!!」
「もっと撃っちまえ!!死ぬまでな……」
『…なんでだよ…鈴…お前。最後の俺の言葉に笑って返したじゃん…なのに、なんで死んじまうんだよ…。
お前は、本当に大馬鹿野郎だよ!
でも、ごめんな。あの時、お前も怖かったんだろ?……それに気付かなかった俺なんて最低だな。大親友のくせに、こりゃ、ダチ失格だよな……ごめん。本当にごめん!!お前の死!決して忘れないし無駄にしない!!』
なんて、鈴に心からお詫びし、また逃げ続ける。森の奥へ行ったところで一晩を越すことにした。
その夜は、鈴との思い出がいっぱい溢れてきて、涙も止まらなかった。
2章 END
はい、リゲルです。いやー、夏もいよいよ最後ですねー。
今年は、暑かったですねー。でも、晴れ晴れしていて旅なんて方。多かったでしょうねww