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クラッシュ・ワールド   作者: penギンの力
戻らぬ力・チームの結成
18/19

第一八話;戻らぬ力とチームの結成 2

どうも。約1カ月ぶりのリゲルです。

今回は、新たなキャラ登場です!

あまり喋りすぎるのもくどいので、一八話へ!!

いざ、旅立とうと思っても見渡す限り木ばっかりのこの場所を抜けなければ、町も村も見つけられる訳がない。でも、どっちに進めばいいのだろうか?…か、完全に迷った!!


「ねぇ!祐悟ゆうごあっちに行こうよ!」

「え?……。ティーア何言ってんだ。あっちは、崖じゃないか?」

「うん!!そうだよ!いい景色が見れるはず…」

「ま、休憩していくか…。しかし、参ったなー、ここまで来て方位磁石が壊れるとは…」

「大丈夫だよ。ゆっくり行けば、すぐに行けるって!少しくらいなら、うちも知ってるし…」

「そうだな…。それと、『うち』やめて、『わたし』って言った方が可愛いぞ」

「う…。じゃ、うち可愛くないの?」


ティーアは、うるうるした目で祐悟を見ながら言った。


「ぅえ?いや、ティーアはそのままで十分可愛いが、個人的には『わたし』って言って欲しいかなってさ」

「うーん…。別にいいんだけど、違和感があるんだよねー…」


ティーアは、少し顔が落ち込んでいた…。そこまで、喋り方を変えるって難しいのか…。それとも、何かの事情で、あの喋り方なのかも…。やってしまった。


「あぁ…。いや、どうしてもってわけじゃない。無理してるんなら、別にいいよ!」

「あはは、でも私はどっちの呼び方でもいいよ!」

「そっか…。アリガトな!わがまま聞いてもらって…」


祐悟とティーアが、たわいもない会話をしながら、崖の方へ歩んでいく。


「お!いい感じのカップル発見!!」

「ん?誰だ?」

「おいおい。俺を知らないだと!?冗談はよせよ…」

「本当に誰なんだ?」

「ハァ。俺は、悪秦鐘アークパワディスの団長をしている。鏡原かがみはら 脩哉しゅうや。これの名前とチーム名を聞いて、驚かない奴はいないぜ!」

「「…」」


祐悟とティーアは、固まった。そして、祐悟はこう思った。…。悪秦鐘アークパワディスなんて、臭い名前なんだ!!でも、チーム名にしたらカッコいいかも…。


「…。フフフ…ハハハハハハ!!本当に知らないみたいだな!お手合せ願おうか。もちろん、拒否権はない!!」

「チッ!ティーア下がってろ!」


どちらも、武器を取り出す。祐悟ゆうごは、魔法使い。魔法レベルは、ティーアによると計り知れない未知なる力を秘めているらしい。脩哉しゅうやは、戦士のサブスキルを持ち、メインスキルでは盗賊をしているようだ。そのため、装備武器がナイフを装備をしている。

先手を打ったのは、脩哉だ。軽快な動きと切れ味抜群のナイフが祐悟に襲いかかるが、危機一髪の攻撃縮小ミニアタックの発動により、急所攻撃からまぬがれた。


「ぐは!!チッ、刺さったか…」

「急所に当てられなくてよかったな!だが、次で当てる!」

「同じ手を喰らうかよ!!」


脩哉の腹に、バキン。ボキボキメキメキ。っと音をたてるほどの強烈な打撃が綺麗に決まった!修行の成果で、腕力・脚力が上昇している。そんな強烈な打撃を喰らって、立てる奴など居ないだろう…。


「ぐあぁぁ…。がふぅっぅううぅ。な…魔法使いの癖に…、打撃攻撃が強いじゃねーか!こりゃ、手に負えねぇ!!」

「ふっ。俺を鍛えたのは、ティーアだから、この鋼鉄の体に普通の人じゃ。勝てないな!」

「うぅぁあぁああ!!はぁはぁ。そんなに強い奴と戦いたかったから、もっと楽しませてくれよ!!」


脩哉は、臓器破壊されそうな打撃を真正面から受け止めて、気絶しない。しかし、足はガクガク。手も震えている。しかし、やる気だけは満々にある!


バタン


だが、体は限界を迎えて、脩哉は息をするだけで精一杯になり、倒れてしまった。

 

                 戻らぬ力とチームの結成 2 完 

今回の出来は、なかなかじゃないかと自分で思うのですが…。

まだ、足りないものもありますよね…。

頑張って書きたいと思います。

また、見てくださいね。

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