第十話;ユンの野望 3
どうも、リゲルです。
今日も見てくださっている方。
ありがとうございます。
今回は、ユン視点です。こういうのって、たまにあると面白いかな?っと思って入れてみました!!
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「ふぅ。やっと行ったか!しかし、町には知られているのか…。クソ!!《女王の首飾り》だけは奪わなくては!!!」
あの祐悟とかいう少年……いや、青年に近かったあの者。ティーアとか言っていたな!これは、そいつに報告してから、さっさと盗んで帰るか!!
そうして、ユンは樹海を颯爽と切り抜け、屋敷に飛び込む勢いでティーアの部屋へ向かった。
「ティーア嬢。お知らせがあります。樹海に見知らぬ者が……」
「!!……樹海!?もしかして、祐悟?」
「はい。そうですが、なぜ……名前を?」
「そのお方のおかげで今ここに生きていられるのに……どこにいるの??」
「うぅ。それが………」
ユンは、自分のしたこと全てをバラした。ティーアは、唖然とする。
その内容はこうだ。
まず、祐悟に出会う。それから、噂の凶暴死龍が現れたこと、祐悟とユンで討伐に成功したこと。最後に面白半分で樹海全体を魔法で覆ったこと。
「呆れたわ。もう、執事長になろうというのに、なんてザマなの?」
「申し訳ございませんでした。まさか、そんな者とはつい知らずに……」
「まぁ、いいわ。私が、その魔法を解くわ!!」
「無駄ですよ。あの者が、とかない限り……」
ククク。食いついてこいお嬢。「無理」「無駄」という言葉に敏感なのは十分わかっているんだ。さぁ、来い!!!
「夢……駄……ですって?……そんなものウチが解く!!!」
「聞いてませんでしたか??……絶対に無・理なんです!!!」
「もう、頭にきた。アンタなんかお屋敷の留守番でもしてなさい!!”レクシオン”!!」
「お気をつけて行ってらっしゃいませ!!」
ニヤリ。ここまでは、順調。それでは、行動実行!!!
まず、部屋を出て左手にある頑丈な警戒をされている無魔法トラップを魔法で対抗してみるか………。
「制御在りし、罠よ。我の言いなりになるがいい!!強制制御!!!」
まず、トラップの電源を落す。次々と首飾りの床の感電トラップ、ガラスケースに接触するとなる警報など簡単に回避した。
完璧に罠を破壊し尽くした所で闇の魔力を使う!!
「魔力を闇の力とし、首飾りに完全なる肉体を与えるため。この身を捧げる!!!」
「さぁ、早くおいで!!」
すると、首飾りは自分から歩くようにユンの首に自分から掛かりに行った。
黒い邪悪な気配と同時にユンはその場を去った。向かう方向は樹海だった。
「アハハハハハハ!!!!今ならなんでもできる。あの強そうな男と戦いたい!!!
殺してやりたい!!!アヒャヒャヒャヒャ!!!!」
ユンの野望 3 完
どうでしたか?
意外と文構成しっかりしてるじゃん!!
って、自己満足しています。
ニヤニヤってな感じで、作った作品なので作者自身テンション上がってました。
それで、今、体調がすぐれません!!!