0話 天使と悪魔
初めての投稿、初めての小説です。
いろいろおかしかったりする点がありますが、お許しください。
目標は、目指せ書籍化!!
はるか昔、天使と悪魔は戦争をしていた。
天使は悪魔を浄化し、悪魔は天使を穢そうと天界、魔界で戦いを繰り広げていた。
そして戦場は人間界となり、人間達は天使と悪魔達に怯える生活を強いられていた。
そしてついに、人間は天使と悪魔に従うようになった。
ある者は天使側につき、ある者は悪魔側につき、ついに人間同士でも争いが起きてしまったのだ。
天使に仕える者は悪魔の心臓に杭を打ち込み、悪魔に仕える者は天使の脳を喰らうというおぞましい戦となった。
人間界は阿鼻叫喚の巷と化した。
天使と悪魔が平和協定を結んだのは、戦争が始まってから3000年後の事である。
人間界はただの焼け野原となり、自然、文化、人間、すべてを滅ぼしていた。
平和協定を結ぶのに、時間がかかりすぎたのだ。
わずかに生き残った人間は互いを支えあい、新しい文化を作り、滅んでしまった自然を長い年月をかけて取り戻した。
だが、天使、悪魔と契約した者はまだ人間界に存在していた。
天使と契約した者は聖職者になり、悪魔と契約した者は、人を襲う怪異となった。
聖職者が怪異を滅ぼす世の中が始まったのである。
天使と悪魔の平和協定を忘れて・・・・・・今もその争いは続いている。