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俺と神様の異世界冒険記  作者: サイトゥー
第一部 始まりに至る物語
79/113

85 事後整理

今回から新章始まりますよー。

ペンドラゴン王国


さてと、紅汰は今眠っているので今回の事後整理は俺、風魔十六夜がまとめるよ。


まず今回の事件を簡単にまとめるよ。


1 帰ってきたらルーシャ誘拐

2 犯人バビロニア王国

3 救出に出陣

4 到着、門破壊

5 王様とのゲーム

6 シーゼ、修羅参戦

7 シーゼ、修羅圧勝

8 ガウェイン、ランスロット負傷しながらも勝利

9 全員最上階に集合

10 紅汰、王と戦う

11 風魔、エルキドゥと戦い勝利

12 ガウェイン、ランスロット老人に敗北

13 紅汰、王を泣くまで殴った

14 風魔、老人に勝利

15 戦闘機が突っ込んできた

16 L、ギルガメッシュ、青騎士参上

17 ギルガメッシュと王は兄弟

18 王の名前はウトメルシュ、だが女だ

19 王の言葉で皆跪く

20 ルーシャ救出成功

21 ダルガメを無力化し、勝利


こんな感じかな。分かりにくかったらごめんな。

あの後、紅汰はシーゼさんの医療魔法、かな?傷口が塞がっていったんだよね。でも血を流し過ぎたから魔界神さんから輸血。いつも通り事件が終わったら眠ってるというお決まりの展開になっているよ。


えーと、後は『ギルガメッシュ』について説明しておこう。

ギルガメッシュはメソポタミア文明の王様。あの「目には目を、歯には歯を」という名言で有名な文明の王様。

詳しい事は自分で調べてみてください。


あとは…………あ、そうだ。その後のバビロニア王国について説明しておこう。


バビロニア王国はあの後、突然やってきたペンドラゴン王国の騎士達によって制圧された。ウトメルシュも特に抵抗せず、謝罪してきたよ。一方、Lさん達によって連れ去られたダルガメは何処かで拷問…じゃなくて事情聴取を受けているらしい。ま、事件が終わった今動機なんて俺達には必要ねぇし知る必要も無い。

元々、ルーシャの救出が目的だったし。ルーシャも怪我なく救出できたしめでたしめでたしだ。


そして、俺の元に一本の電話が入ってきた。相手はウィルさん。

俺はすぐに出た。するといきなり


「旅行行かないかい?」


と言われた。俺はさっぱり言っている事が分からず説明を求めた。

するとウィルさんは、


「刹那も忌羅も修羅も龍崎もミカエルも皆誘って、明日ペンドラゴン王国で待っててくれ。じゃあね。」


と、一方的に言われて切られた。

旅行と言われても何処に行くのか分からないのに準備のしようがない。と思った矢先、メールが来て


『南の島海行くから水着の準備忘れないでくれ。』


海かよ。








と、現在に至る訳だ。


風魔はペンドラゴン王国の病院で眠る紅汰の見舞いに行った。紅汰は体に三発の弾丸を撃ち込まれたにも関わらず生きていた。まさに奇跡である。

見舞いの花束とフルーツ等を持って紅汰の病室のドアを開けた。

そこには長方形に切られた林檎をルーシャと紅汰が両端から食べていた。つまり食べ終わると二人の唇はくっつくという事だ。ルーシャの顔が真っ赤になるのに半比例して紅汰の顔は青ざめていく。


「…失礼。」


謝罪と共にドアを即効で閉める。

見てはいけないモノを見てしまった気分だ。

どうやら俺は今必要ないみたいだぜ。


「出直すか…風魔十六夜はクールに去るぜ。」


踵を返して帰ろうとした瞬間、ドアが少しだけ開いた。


「風魔…?」


ドアから覗くのはダークなオーラを纏ったルーシャ。その表情は殺気に満ちている。


「さっきの事、誰にも言わないでくださいね…………?」

「俺が友人の秘密バラす人間に見えるか?言わねーよ、ていうかさ。結婚式呼んでくれ、祝辞読んでやるから。」

「は、はい……ありがとうございます。」


俺の淡々とした返答にルーシャが言葉詰まった。そしてドアを閉める。

おそらく、ドアの向こうには再び桃色の世界があるのだろう。

風魔十六夜にはけっして辿り着けない、辿り着きたくない世界が。


風魔は旅行の事で刹那や忌羅を誘おうと忌羅に電話を掛けたのだった。




妖怪の山


「あぁ……海?………よかろう。代わるぞ。」


忌羅は掛かってきた電話の内容を聞いて刹那に電話を渡す。相手は風魔だ。


「十六夜か!久しいな!」

「えぇ、刹那さんもお元気そうでなによりですよ。」

「フフッ、お前からの連絡だ。嬉しいぞ。」

「ははは…ありがとうございます。ところで刹那さんは今週中仕事ありますか?」

「なんだ?でーととやらの誘いか?今週どこか私は一年中暇だが。」

「よかった。実はウィルさんから南の島に旅行に行こうと言われまして。刹那さんもどうかな~と。」

「別に構わんぞ。私もお前に会いたいからな。」

「分かりました、では明日迎えに行くので準備してまっていてください。」

「分かった。悪いな、手間を掛けて。」

「いえいえ、皆で行った方が楽しいですし。それでは、天魔さんや師匠によろしくと伝えてください。」

「あぁ、分かった。じゃあな。」

「はい、では。」


電話を切って携帯電話を忌羅に返す刹那。その表情は天使のように明るい笑顔で輝いていた。

忌羅が右手で自らの目を遮る。


「ま、眩しい!?姉上がこんなに嬉しそうに笑いなど……明日は剣が降るな。」

「忌羅、準備しておけよ♪明日だからな♪」

「なっ!?語尾に♪を付ける、だと……!?十六夜恐るべし……。」


忌羅が驚く姿を無視して刹那は上機嫌にその場から去っていった。









魔界


「君も呆れたね、神様がこんな世界までくるなんて。」

「いいのよ、昨夜貴方の夢を見たの。」

「あっそ。で?」

「具体的には写らなかったのだけれど、目覚めたら頭の上に文字が浮かんだのよ。貴方の死期がね。」

「はァ?」

「月光が舞ったあの戦再びの時、72を重ねし魔王、その死期、紫炎の檻見守る六つの大罪と魔王が愛す者。眼中に、因縁深き大罪。そして鳳凰の焔と共に魔王と大罪は朽ち果て………死を迎える。だが、鳳凰は復活する。誓いある限り。とね。」

「君ババァ、いや超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超ババァの年で中二病とはお気の毒に。良い精神科医を紹介しようか?きっと廃人決定だよ。」

「悪いわね、私の知り合いにも凄い精神科医がいるの。でも私は神、予言ぐらい見てもおかしくないわ。」

「きっとそれは二次元に逃れたい人間と同じ思考になってしまったんだよ。君は二次元に魅せられついには自らを運命と破滅の女神とか呼び始めるね。」

「と、とにかく気を付けなさい。せっかく私が遙々警告に来たのだから。」

「はいはい、気をつけますよ。中二病ババァさん。」

「ババァって言った!今こいつ私の事ババァ言ったわね!?殺すわよ!?性欲悪魔!」

「さて?性欲を司る悪魔はアスモデウスだけだよ。僕は事実を言っただけ。でしょう?だって君、百兆歳ぐらいの歳なんでしょ?長寿の悪魔から見てもババァだよ。」

「そ、そういう貴方も悪魔から見れば随分長寿じゃない?やーい!ジジィ!ジジィ!」

「うん、僕孫いるし。お爺さんだね。別に僕がジジィ歳なのは認めるよ。だって気にしないに。何処かの愛の神様とは違ってね。」

「~~~っ!!覚えてなさいよ!ミカエル!いつか言い負かしてやるんだから!!」

「その時君はもうしわしわの超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超超ババァだね。」

「死ねっ!!!」


暴言を吐いて魔界神の話しの女性は相手は光となって消えた。


半笑いだった魔界神も女性の言葉を気にしていた。彼女が残した予言の意味も完全に理解していた。


「ルシファー、遂に君との因縁に終止符を打つときかな。僕は絶対君を殺してルシュを守る。絶対に。」

感想が来ないぃぃぃぃぃぃぃ!!!

今回はバビロニア王国事件のまとめでした。分かりにくかったら感想等でメッセージください。お願いします

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