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俺と神様の異世界冒険記  作者: サイトゥー
第一部 始まりに至る物語
55/113

58 彼の潜入任務:01『侵入』

テスト期間なので更新めっちゃ遅れます、すいません…。

人間最高開拓中心都市『フロンティア』


「さてと、任務開始だ。」


今フロンティアに向かう新幹線の男子トイレの大便の部屋に、紅汰や風魔、ウィルのように世界の事などどうでもいいと考え、ただ一人の愛した女性の為に全てを掛ける男がいた。

その名は























『L』






俺はウィルに頼まれ、人間の最高政治権限を握るフロンティアへと向う新幹線の男子トイレの大便の部屋にいた。


フロンティアの警備、セキュリティは高レベルで入るのに時間が掛かる。

そこで通りかかる新幹線に不法乗車し、男子トイレで獲物を待ち伏せる。

すると運良くウホッ、いい男が来たので顔面を壁に何度も叩きつけ、所持品とIDカードを拝借。到着まで待ち続けた。

アナウンスがフロンティア到着を報せる。

『SHOW TIME』(任務 開始)だ!


















俺はあっさりとフロンティア内部に侵入、現在フロンティア東部を歩き回っていた。

そこで、豪邸を発見。


警備員二人。装備は警棒とマカロフ。

楽勝だな。

幸い豪邸の入口の門は開いている。

俺はボソリと呟いた。

「『加速世界(アクセルワールド)』フォース。」

世界が青く染まった。

俺は門に向かって全力で走り出す。

警備員二人は俺に目もくれず、怠そうな態勢で空を見上げた。

「ん?なぁ、さっき何か通んなかった?」

「気のせいだろ。」

俺はその一瞬で豪邸に侵入した。








豪邸に入った後は警備員を片っ端から肉体のぶつけあい(近戦格闘術)で倒し、進む。

だがこの邸、様子がおかしい。

いくら警備員がいるからといって監視カメラを付けていない。

………妙だ。


俺は警戒しながら進んだ。

結局、何もなかった。

現在管理室。この豪邸の電気、セキュリティ等を解除、操作する場所だ。

USBメモリーを差し込んでキーボードをいじり、セキュリティを見てみる。

…やっぱり監視カメラが無い。

…………………………………さらにいじってみる。

パスワード入力画面がでてきた。

即効で解除。この部屋にいたマスターパスワードキーを持ってたおっさんから拝借し入力した所、正解だった。

さらに進む。

次は軍事関係の資料がでてきた。

気を緩めず隅から隅まで差し込んだUSBメモリーに保存する。

どうやら地下に軍事基地があるらしい。

「……どんだけ造ったんだよ…。」

基地の奥部にはICBM(大陸間弾道弾)が十万発製造されているらしい。

ICBMのデータを保存し、兵器関係を調べる。

戦車、輸送爆撃ヘリ、ステルス戦闘機、装甲車そしてAI(人工知能)兵器。

「……!こいつは……。」

AI兵器のデータを探ると、俺が良く知ってる兵器の設計図がでてきた。

「T-0……だと?」

T-0とは最強幻獣テュポーン(T)を兵器化した核搭載四足歩行水陸両用型殺戮戦車、通称『T』。

俺はTと何度も戦い破壊し、データも設計図も全て消した筈だった。

だが、現にT-0と画面には表示されているし設計図もデータもほとんど同じだ。

さらに気になるのは『0』の数字。

今まで戦ったのはT-3やT-2と呼ばれる二足歩行型のはずだった。

『0』という事は何か2や3にないものがある。

俺はさらに調べようとキーボードに指を走らせた瞬間、警報がなった。

「あんれぇ?見つかったか。」

馴れているので動じない。

俺はデータを一括ダウンロードする。

ダウンロード完了まで五分。

おそらく監視カメラがないのはこの為だ。この部屋に誘き寄せ、増援を呼ぶ。侵入者は様子が分からないので逃げる。

「ん、早いな。」

部屋の前のドアに小さな足音。来たようだ。

ダウンロード完了まであと三分。

敵は一向に入って来ない。

俺はPMKを構え、待っている内にダウンロード完了。USBメモリーを抜いて別のUSBメモリーを差し込む。

PKMをしまって、コンピュータに素敵な細工をして俺は都合良く天井にあった脱出通路、軽いジャンプで入る。

そこからせっせと梯子を登って地上に出た。

誰もいない。俺は服に着いたゴミを払い、その場から立ち去った。














何の細工をしたかと言うと、コンピュータにウィルスを流し込んだ。

俺の肉声を感知しないと絶対止まらないウィルス。あと数分で、フロンティア内の軍事データは全世界に流れる。

もう一つは増援達がドアを開けると、セットしたC4爆弾100kgが丸々爆発する。



俺は最後の仕事をしに、地下へと向かった。

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