52 少女の想い
投稿がこの頃遅れるし、
感想もこない………。
まぁいいけど。
ロンドの街
レーヴァテインが武霊の力を感知し、紅汰は一人の政治家の家に向かう武霊の方に向かった。
結果当たった。
噂の人斬りとついに対面した。
だが、人斬りは紅汰が最も望まなかった人物だった。
佐々木白音
紅汰がバーで会った長刀を帯刀する東方系美少女。
「佐々木、お前が人斬りだったのか……?」
「………………。」
白音は黙っている。
「答えろ!」
紅汰の声で一瞬肩をビクッと震わせ、白音は紅汰の目を見た。
「…………貴方の目はあの人と似ている。」
「何?」
「私はあの人ように、あの人みたいになりたい。あの人の隣にいたい。あの人に私の全ての捧げたい。だから、悪を斬る。それがあの人が貫くあの人が戦う目的。」
つまり白音は憧れた人のようになりたいらしい。
「それで、良いのかよ?」
「!」
「お前の人生だろ。あの人の隣にいたい、それは分かる。でもな全てを捧げる必要はないんじゃないのか?隣にいてその人を支えるだけで良いんじゃないか?」
紅汰の言葉に白音の肩が微かに震える。
「私は……………私は…………………私は………………私は………………
」
白音の右手が腰の刀の柄にゆっくりと触れる。
一瞬瞬きをした瞬間、
白音の長刀が紅汰の目の前に迫っていた。
「なっ!?」
反応できない。が、右手に握っていたレーヴァテインが勝手に動き、長刀を受け止めた。
「………………。」
白音は黙って長刀を振るう。
あまりに速すぎて目に捉えられない。
だがレーヴァテインが動いてくれてその剣撃を受け止めてくれる。
「私は…………………………………………………………………………………………………………………………………………正義の味方になりたい。」
「え?」
長刀が一閃する。
レーヴァテインが弧を書いて、地面に突き刺さる。
「レーヴァ!!」
その時、気を緩めたのが失敗だ。
長刀が紅汰の首に迫った。
「遅いな。」
黄金の光が一閃。
白音の長刀が弾かれ、白音の左肩から微量の血が吹き出した。
「えっ?」
驚く白音。
さらに黄金の光が一閃する。
が、黄金の光と突然の現れた碧の光とぶつかった。そして、
「フ、殺しがいのある奴が来たか。」
「………………貴様、何者だ。」
金色の武神と碧剣の軍神がいた。