15 皆!!この作品の残念なところ言ってみよー!!
テストが意外に楽だったので更新します。
「ん……ん?」
窓から差し込む光と腹部に異様な違和感を感じた紅汰は目覚める。
起き上がろうとしたが腹が重い。
自分の腹部に目を向ける。
「んぅぅぅ……ムニャムニャ……お兄様。」
「落ち着け…………よし、落ち着いた。状況を確認しよう。」
紅汰の腹に抱き付いて枕にして、レーヴァが寝ているのだ。
「まずいな。この状況でルーシャが来たらエクスカリバーで斬られかねん。」
昨日、ルーシャの下着姿を見てエクスカリバーに斬られかけた恐怖は忘れない。
とりあえずレーヴァを引き剥がそうとするが、剥がれない。
この小さい身体の何処にそんな力があるのだろうか。最近の幼女……美少女は恐ろしい。
「紅汰、ノックもせずに入るぞー」
「……お邪魔します。」
「少年、昨日は大丈夫だったか?」
紅汰の部屋のドアを開けて風魔、グングニル、エクスカリバーが入ってきた。
そして幼女に抱き付かれている高校生がいた。
風魔が即座にグングニルの目を両手で覆う。
「ま、マスター!?大変です!突然部屋が真っ暗に!?」
「Oh…………」
「Oh…………」
可愛らしい反応をするグングニルを無視して風魔とエクスカリバーは英語っぽい驚き方をした。
「すまん……邪魔した。」
「そうか、少年はついに大人になったか……邪魔した、すまない。」
エクスカリバーと風魔が部屋を即効で出ていった。もちろんグングニルの視界は真っ暗のままだ。
「ちょっ、マッテ!!これにはあんま深くないけど訳があるんだ!!」
必死の弁解。しかし無駄だった。
「前回までのあらすじだ!!
ルーシャの黄金の剣が突然光出したと思えば現れたのは私こと、この聖剣の武霊エクスカリバーだ!【ドヤぁ】
そして少年、つまり紅汰と風魔は城に泊まることになった。しかも風魔はしかも街内の先生に任命されてしまった!そして次の日の朝、私達が来てみればなんと少年は幼女ことレーヴァテインと一緒に寝ていたのだ!!
私が何を言っているかよく分からないかもしれないが、残念ながら私が語ったあらすじの場面は作者の都合上によりカットさせていただきました。申し訳ありません。」
「と言う訳だ。紅汰、俺はこれからルーシャの脅迫……じゃなくて命令でペンドラゴン学園に行かなくちゃいけないから精々ルーシャとイチャイチャしてろ!グングニル行くぞ!」
「は、はい!マスター。」
「風魔!これは誤解だ!!俺は決して幼女と、「幼女と、なんですか?紅汰。」
紅汰の部屋に入ってきた金髪をなびかせた女性。明らかに殺気が紅汰に向けられている。
「じゃあな!」
「ぐっとらっく!」
走ってその場から逃げて行く二人。
「う、裏切り者~~!!」
「紅汰、今こそペンドラゴン家に伝わる聖王拳の素晴らしさを貴方に身を持って教えましょう!!」
「なぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
一年A組十六夜先生!!
「えーと今日からこの国の王様に脅迫されてこのA組の担任になりました。風魔十六夜です。よろしく!!」
次回 一年A組十六夜先生 始まるよ☆